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【分断睡眠】夜中に目が覚めるのは異常じゃない?実は人に自然な眠りかも

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更新日:2025/06/23

既に真夏並みの暑さと湿気でクーラーをつけっぱなしという家庭も多いかも知れません。

「夜中に何度も目が覚めてしまう」

「睡眠が細切れでぐっすり眠れない…」

そんな悩みを抱えていませんか?

実は、夜中に一度起きてしまうのは、あなたの体が「自然な眠り方」に戻っているだけかもしれません。

今日は「分断睡眠」をご紹介します。

夜中目が覚めてもゆったりとした気持ちで過ごしましょう。

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🌙 分断睡眠とは?

「分断睡眠(二相性睡眠)」とは、一晩の睡眠を2つに分けて取るスタイルのこと。

たとえばこんな流れです:

  1. 第1睡眠(21時〜0時)
  2. 中間覚醒(1〜2時間ほど起きて静かに過ごす)
  3. 第2睡眠(2時〜5時頃まで再び眠る)

現代人にはあまりなじみがありませんが、実はこれ、かつて多くの人にとって当たり前の睡眠パターンだったのです。

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📚 歴史的には「普通」だった

中世ヨーロッパの人々は、日没後に眠りにつき、夜中に1〜2時間ほど目を覚まし、祈ったり、読書したり、静かに会話したりしていたと言われています。

文献には「first sleep」「second sleep」や「watch(覚醒時間)」という言葉がたくさん登場します。

電気がなかった時代、日没とともに早めに就寝→夜中に1度目覚めるのが自然だったというわけです。

🧪 科学的にも裏付けあり

現代の睡眠実験でも、暗い環境に長時間置かれると、人間は自然と分断睡眠に戻ることがわかっています。

1990年代に精神科医であるトーマス・ウェアが行った実験によると、毎日14時間、暗闇の部屋に入れられた被験者は、約4週間目で、眠ってから4時間で目を覚まし、1、2時間起きた後で再び4時間寝るという睡眠パターンとなったとのこと。

私たちが夜中に目が覚めてしまうのは自然なことなのかもしれません。

💡 なぜ私たちは一晩中寝続けるようになったの?

その背景には、電気の普及と産業社会の誕生があります。

  • 夜遅くまで仕事をする社会
  • 朝早くから通勤する生活
  • 人工照明による「夜ふかし」

産業革命以降の人工照明と社会構造の変化によって、活動時間が延長し、「昼は働き、夜はまとめて眠る」という比較的新しいスタイルが定着するようになりました。

言わば「社会的に整えられた睡眠様式」です。

こうした要素によって、「一晩で7〜8時間連続で眠る」ことが“普通”とされるようになったのです。

産業革命は、18世紀半ばから19世紀にかけて起こった一連の産業の変革と石炭利用によるエネルギー革命、それにともなう社会構造の変革を指します。

夜中に起きても心配しなくていい

夜中にふと目が覚めたとき、「眠れない…」と焦るのではなく「これは自然なことかも」と受け入れてみましょう。

その時間に:

  • 温かい飲み物を飲む(カフェインなし)
  • 読書する
  • 日記をつける
  • 静かに過ごす

…など、リラックスした「watch time」を過ごすことで、再び眠りに戻るのが楽になります。

分断睡眠まとめ

ポイント内容
夜中に目が覚めるのは異常?❌ いいえ、むしろ自然な睡眠スタイルのひとつです
昔の人の睡眠スタイルは?✅ 分断睡眠(二相性睡眠)が一般的でした
現代社会の睡眠文化は?💡 産業化に伴う「一相性睡眠」が定着しただけ
夜中に起きたらどうすれば?✅ 静かに過ごして、眠気が戻ったら再び眠る

分断睡眠についてご紹介しました。

「夜中に起きてしまう=不眠」という思い込みが、逆にあなたの眠りを浅くしているかもしれません。

また、夜中に1回だけトイレに起きるのも正常で、何も心配することはありません。

夜中にふと目が覚めたとき、「眠れない…」と焦るのではなく「これは自然なことかも」と受け入れてみましょう。

今日も一日お疲れさまでした。

ゆっくりおやすみください。

記事を書いた人 文貴(fumitaka)


・ブロガー:2021年9月ブログ開設

・趣味:旅行(国内・海外)、食べ歩き、写真撮影
 


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