アドラー心理学と仏教に学ぶ幸せになれない理由と解決法「幸せのつくり方」

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更新日:2026/02/17

「どうして私は幸せになれないんだろう…」

そんな気持ちを抱えたまま、毎日を過ごしていませんか。

仕事、人間関係、結婚、家族のこと、お金、健康…。

原因はたくさんあるように見えて、どれも自分では変えられないように思えてしまうものです。

でも「アドラー心理学」では、幸せになれない理由は“外側”ではなく、自分の考え方や選び方にあると考えます。

アルフレッド・アドラー(1870〜1937)は、オーストリア出身の心理学者で、フロイトユングと並ぶ「心理学の三大巨頭」の一人といわれています。

彼の考え方は「人は過去ではなく、これからの目的によって変われる」という、とても前向きなものです。

そのため、アドラー心理学は難しい理論というより、日常の悩みや人間関係にすぐ役立つ“実践の心理学”として世界中で支持されています。

本記事では、アドラー心理学と仏教の視点から「幸せになれない理由」と「今日からできる解決法」をやさしく紹介します。

毎日の生活の中で参考になれば幸いです。

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アドラー心理学の全体像

アドラー心理学には「5つの基本前提」があります。

「共同体感覚」は、自分を「社会や他者の一部」と捉え、他者を敵ではなく仲間(Mitmenschen)と見なし、貢献しようとする意識・姿勢です。

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幸せは「自分の選択」でつくれるという考え方

「親ガチャ」という言葉が示すように、私たちはつい「もっと環境が良ければ…」「周りの人が変わってくれれば…」と考えがちです。

しかしアドラー心理学では、幸せは外側の条件ではなく、自分がどんな生き方を選ぶかで決まると考えます。

アドラーはこう語ります。

「人は、原因ではなく“目的”によって行動する」

つまり、過去や環境に縛られる必要はなく、これからの選択次第で、誰でも幸せに近づけるという考え方です。

ここからは、アドラー心理学が大切にする“幸せの3つの要素”を紹介します。

幸せの要素内容
自己受容ありのままの自分を受け入れる
他者信頼人を信じる勇気を持つ
他者貢献誰かの役に立つ感覚を持つ

1. 自己受容 ― ありのままの自分を受け入れる

アドラー心理学の出発点は、「今の自分をそのまま受け入れる」ことです。

完璧でなくていい、弱さがあってもいい。

できない部分があるからこそ、人は成長できます。

自己受容のポイント

  • 他人と比べない
  • できている部分に目を向ける
  • 「今の自分」を否定しない

自分を責め続けると、どれだけ環境が整っても幸せを感じにくくなります。

まずは「これが今の私」と認めることが、幸せへの第一歩です。

無条件で自分はOKだと思えるということです。
つまり存在そのものの肯定。

2. 他者信頼 ― 人を信じる勇気を持つ

アドラーは「人生の悩みはすべて対人関係の悩み」と言いました。

だからこそ、他者を敵ではなく“仲間”として信じる姿勢が大切になります。

他者信頼のポイント

  • 相手をコントロールしようとしない
  • 相手の善意を前提にする
  • 裏切られる可能性があっても、信じる勇気を持つ

信頼は「相手が信頼に値するからする」のではなく、「自分が信頼するという選択をする」ところから始まります。

3. 他者貢献 ― 誰かの役に立つ感覚が幸せをつくる

アドラー心理学の核心ともいえる考え方が「他者貢献」です。

人は誰かの役に立っていると感じたとき、深い幸福感を得ます

他者貢献のポイント

  • 見返りを求めない
  • 小さな貢献でいい(挨拶、笑顔、気遣い)
  • 「ありがとう」を期待しない

大きなことをしなくても、日常の中でできる小さな貢献が心の満足感につながります。

仏教では「幸せ」をどう考えるのか

仏教の「幸せ」の考え方は、アドラー心理学と驚くほど相性が良い部分があります。

ただし、アドラーが“心理学”として体系化したのに対し、仏教は“生き方の哲学”としてもっと広く深い視点を持っています。

仏教では、幸せは外側の条件ではなく、心の状態によって決まると考えます。

これはアドラーの「幸せは自分の選択で決まる」という考え方と非常に近いです。

ただし仏教は、さらに深く次の3つの視点を示します。

一. 苦しみの原因

仏教では、私たちが苦しむ理由を「三毒(さんどく)」として説明します。

  • 貪(とん)=欲しがりすぎること
  • 瞋(しん)=怒り・不満
  • 痴(ち)=思い込み・執着

無尽蔵の欲望は、私たちに多きな問題をもたらします。

特に「比較」は苦しみの大きな原因とされます。

仏教の考え方

他人と比べるから苦しくなる。

比べるなら“昨日の自分”でよい。

これはアドラーの「比べるなら他人ではなく過去の自分」という考え方と完全に重なります。

二. 幸せは“今ここ”にある

仏教では、幸せは未来にあるものではなく「今この瞬間の心のあり方」で決まると説きます。

  • 過去を悔やまない
  • 未来を不安に思いすぎない
  • 今できることに集中する

これはアドラーの「目的論」とも響き合います。

過去に原因を求めず、これからどう生きるかを選ぶ姿勢です。

仏教のまとめ

過去でも未来でもなく、“今できる一歩”に心を向けることで、幸せを感じる力が戻ってくる。

アドラーも仏教も、どちらも「今ここ」に意識を戻すことが、心を軽くする第一歩だと教えてくれます。

三. 他者への思いやり(慈悲)が幸せを生む

仏教では、幸せの本質は「慈悲(じひ)」にあるとされます。

  • 慈=相手の幸せを願う
  • 悲=相手の苦しみを取り除こうとする心

これはアドラーの「他者貢献」とほぼ同じ考え方です。

仏教の結論

自分だけが幸せになることはできない。

他者を思いやることで心が満たされる。

アドラーと仏教の“幸せ”

視点アドラー心理学仏教
幸せの源自分の選択・生き方心の状態
比較について他人と比べない。
比べるなら過去の自分
比較は苦しみの原因。
過去の自分と向き合う
他者との関係他者貢献が幸せを生む慈悲の心が幸せを生む
過去と未来過去に原因を求めない今ここに集中する

仏教では「因果応報」という言葉がよく知られていますが、本来の意味は“悪いことをしたら罰が当たる”という道徳的な話ではありません。

仏教が説く因果応報は、「原因があれば結果が生まれる」という、心の働きに関するシンプルな法則です。

たとえば、不安な考えを繰り返せば不安が強くなり、優しい行動を続ければ心が穏やかになる。

その“心の流れ”を指して因果応報と言っています。

つまり、自分の心の状態や行動が、未来の自分をつくるという考え方です。

これはアドラー心理学の「比べるなら他人ではなく過去の自分」という姿勢ともつながります。

どんな心で、どんな選択を積み重ねるかが、未来の自分を形づくるからです。

つまり、今のあなたは、過去の自分の選択の積み重ねです。

アドラー心理学と仏教は、時代も背景も違いますが、どちらも“自分の内側の選択が幸せをつくる”という点で共通しています。

おすすめの本

『嫌われる勇気』岸見一郎・古賀史健

アドラー心理学の入門書として最適。

読みやすく、アドラーの核心がつかめます。

『幸せになる勇気』岸見一郎・古賀史健

実生活でアドラー心理学をどう活かすかを丁寧に解説。

「他者貢献」や「共同体感覚」を深く理解したい人におすすめ。

『人生の意味の心理学』アルフレッド・アドラー

なぜ人生についての意味づけ(ライフスタイル)を変えれば、世界は驚くほどシンプルになるのか?

心理学の巨匠アドラーが、平易な言葉で雄弁に語りかける幸福論!

まとめ:幸せは「選び方」で変わる

幸せになれない理由は、環境や他人のせいに見えてしまいがちです。

幸せは、特別な出来事や大きな成功から生まれるものではありません。

アドラー心理学が教えてくれるのは、幸せは環境や他人によって決まるものではなく、自分がどんな生き方を選ぶかで変わるということです。

そして仏教でも、比較や執着が苦しみを生むとされ、比べるなら他人ではなく「過去の自分」という姿勢が大切だと説かれています。

この点はアドラー心理学と驚くほど共通しています。

  • 今の自分を受け入れる(自己受容)
  • 人を信じる勇気を持つ(他者信頼)
  • 誰かの役に立つ感覚を大切にする(他者貢献)

この3つがそろうと、人は「共同体感覚」を持ち、より豊かな人生を歩めるとされています。

アドラー心理学も仏教も、こんなふうに教えてくれます。

幸せは“外側にはないけれど、内側にはちゃんとある”。

ただ、心が曇って見えなくなることがあるだけ。

「昨日より少しだけ心が軽い自分」を選び続けることが、幸せへの一番確かな道です。

記事を書いた人 文貴(fumitaka)
文貴プロフィール画像

・投資家:日本株投資歴41年 インデックス投資継続中

・フリーランス:2021年早期退職しサイドFIRE


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