更新日:2024/12/12
あなたはデートの時、支払はどうしてますか?
これまでも白熱したバトルが繰り広げられてきた「デート代論争」。
男性が払うべきという意見や割り勘にすべきという意見等、いろいろあると思います。
そんな中、内閣府・男女共同参画局が《デート費用を全く払わない》行為は「デートDV」だと認定しているという件が話題になっています。
デート代をおごってもらうのはデートDVなの?
相手が嫌なのに言えなかったら「デートDV」になるよ。
事の発端“デート代論争“勃発!
え、待って!?
— すもも (@sumomodane) December 10, 2024
デート代出してもらうのって内閣府認定のデートDVだったの? pic.twitter.com/5NXCoXsM3Y
2024年12月11日、X上で「デート代」というワードがトレンド入りしました。
あるユーザーが「え、待って!? デート代出してもらうのって内閣府認定のデートDVだったの?」と驚きの声とともに、画像を投稿。
その画像は内閣府・男女共同参画局の公式サイトより「デートDV」の例を挙げたページを切り抜き引用したもの。
精神的、身体的、経済的、性的な暴力
切り抜かれた画像では4つの暴力を紹介し、「精神的な暴力・身体的な暴力・性的な暴力・経済的な暴力」と分類し、それぞれ5つの具体例が挙げられている。
その「経済的な暴力」の中で、《デート費用を全く払わない》が「デートDV」に認定されているとして、大きな議論に発展。
それぞれの意見
そこから男性がデート代をおごるべきか、割り勘にすべきか、稼ぎが多い方が支払うべきかなどを巡り、老若男女それぞれの立場で意見が分かれた。
これまでもたびたび「デート代論争」は起こってきたが、男女や世代間の価値観の違いにより決着はついていません。
私の意見
昭和の時代は「男性が稼ぎ、女性が家庭を守る」という考え方が主流で、女性は結婚すれば専業主婦になることが多かった。
当然デート代は全て男性持ちだった。
令和の時代は共働きが当たり前で、男性が主夫している家庭だってある。
だったら、デート代は割り勘でいいんじゃないの。
内閣府男女共同参画局の担当者の話
- Q《デート費用を全く払わない》は、男女問わず「デートDV」に当たりますか?
- A
性別にかかわらず「デートDV」に当たると考えております。
男性に支払わせる場合だけを指しているわけではありません。
結局はご本人同士の関係性かと思います。
ご本人たちが本当にそれでいいと思っているのであれば、それが当人同士の関係性なので、例えば男性側がデート代を支払いたいと思い、女性側もそれに相応の感謝をしていれば良いのかと思います。
一方的に支払っているのが本当は嫌なのに、相手に言えないでいるということは「デートDV」またはDVにあたるということです。
DVまとめ
DVは、一般的に「殴る」「蹴る」といった身体的暴力というイメージが強く、「殴ったり蹴ったりしていないからこれはDVではない」と思っている方も多いと思います。
そういう身体的なものだけでなく、精神的なもの、例えば「罵(ののし)る」や「バカにする」「束縛する」もDVですし、性的なものや経済的なものもDVにあたるということを周知したいという考えから内閣府男女共同参画局のサイトが作られたようです。
男女問わず、相手の意に反し「デート費用を全く払わない」ことは「経済的な暴力」であり、「デートDV」にあたるという。
価値観は人それぞれであり、強制されるものではないことは当たり前の話。
ただ価値観は時代とともに変化するし、自分の中でも様々な経験を通して変わっていくのもまた必然。
DVと言われない為には、少なくとも相手とよく話し合う必要がありそうですね。
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