
更新日:2026/01/02
2026年の株式相場はどう動くのか——。
今年は干支でいう「午年」にあたり、相場格言では“午尻下がり”と呼ばれる年です。
前半は堅調でも、後半にかけて勢いが落ちやすいとされるこのサイクルは、過去の相場でもたびたび意識されてきました。
とはいえ、格言は占いではなくあくまで「市場が動きやすいリズム」を表した経験則。
そこで本記事では、午年の特徴と2026年相場の見通しを初心者にもわかりやすく整理していきます。
相場がどうなるかは誰にも分かりませんが、一つのシナリオとして参考になれば幸いです。

2026年の株式相場はどうなるの?

午尻下がりで調整の可能性。
午年は本当に「尻下がり」なのか?

株式市場には、昔から次のような「相場格言」があります。
「辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぎ、戌(いぬ)笑い、亥(い)固まる。子(ね)は繁盛、丑(うし)つまずき、寅(とら)千里を走り、卯(うさぎ)跳ねる」
「午尻下がり」=前半は良くても、後半にかけて勢いが落ちやすい
実際に戦後の午年相場(1954 / 1966 / 1978 / 1990 / 2002 / 2014年)を振り返ると、
- 上昇:3回
- 下落:3回
と勝率は五分です。
ただし特徴的なのは、“下げた年の下げ幅が大きい” こと。
- 1990年:バブル崩壊で大幅下落(日経平均株価:-38.7%)
- 2002年:金融不安で大きく調整(日経平均株価:-19.3%)
このように午年は「必ず下がる年」ではないものの、“大きな調整が起きやすい年” として意識されてきました。
2026年は「丙午(ひのえうま)」という特別な午年
2026年は、60年に一度の 丙午(ひのえうま) にあたります。
- 丙(ひのえ)=火の性質
- 午(うま)=火の性質
火×火で、「変化が強まりやすい年」「物事が極端に振れやすい年」とされるのが丙午です。
前回の丙午は1966年。
この年は大きな景気循環の転換点に位置しており「指数は大きく動かないが、中身が入れ替わる年」という特徴がありました。
2026年も、同じように “地殻変動の年” になる可能性があります。
2026年前半:まだ強さが残る可能性
2024〜2025年にかけては、AIや半導体関連を中心に株式市場が盛り上がりました。
2024年11月4日、日経平均は史上最高値52,636円まで買われました。
その勢いが2026年前半まで続く可能性は十分あります。
前半の相場イメージは、
- インデックスは堅調
- 個人投資家の楽観が強まる
- テーマ株に資金が集まりやすい
- 「まだ上がる」と思わせる雰囲気が出る
いわば、“お祭りの残り香”のような相場になりやすいでしょう。
2026年後半:格言どおりの「尻下がり」に注意
後半にかけては、格言どおりの“尻すぼみ”が意識されやすい局面です。
さらに2026年はアメリカの中間選挙の年で、米株市場では「4年周期で最もパフォーマンスが落ちやすい年」とされるタイミングでもあります。
そのため、
- 高値圏の銘柄が調整しやすい
- テーマ株の勢いが弱まる
- 個別株は値動きが荒くなる
- インデックスは大崩れしないが、銘柄ごとの差が広がる
といった “選別相場” になりやすいでしょう。
投資を考えるうえでのヒント
- 前半の強さに乗りすぎない
- 後半の調整を想定しておく
- テーマ株の勢いに頼りすぎない
- 調整局面は“仕込み場”にもなり得る
2026年は「どれだけ上がるか」より「どれだけ守れるか」が大切になる一年です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 午年は本当に下がりやすいのですか?
午年は「必ず下がる年」ではありませんが、過去の相場を見ると 大きな調整が起きやすい傾向 があります。
Q2. 丙午は相場に関係ありますか?
占いではありませんが、変化が出やすい年 として投資家が意識することがあります。
Q3. 2026年は投資しないほうがいいのでしょうか?
投資は可能です。
ただし、前半と後半で相場のリズムが変わりやすい ため、無理な集中投資は避けたほうが安心です。
Q4. 2026年に注目すべきポイントは?
- 米国の中間選挙
- AI・半導体関連の勢い
- 高PER銘柄の調整リスク
この3つはチェックしましょう。
Q5. 初心者でも2026年に投資できますか?
もちろん可能です。
ただし、分散投資・無理のない資金管理 を心がけることが大切です。
2026年株式相場まとめ
2026年の株式相場の見通しをご紹介しました。
午年の格言「午尻下がり」は、“当たる・当たらない”ではなく「後半に向けてリスクが高まりやすい」という経験則として捉えるのがポイント。
2026年は「前半は強さが残り、後半は慎重さが必要」という流れになると予想します。
丙午という特別な年でもあるため、指数よりも “銘柄ごとの明暗” が大きく分かれる一年になるでしょう。
・何のために投資するのか
・どれくらいの期間で増やしたいのか
・どれくらいのリスクなら許容できるのか
自分の目的をはっきりさせて淡々と投資を続ければ、相場の上げ下げにかかわらず、長期投資はほぼ成功します。
投資は「続けられる人」が勝つ世界なので、生き残ること(リスク管理)を最優先に。





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