【イオン・イオン九州・イオン北海道】優待・配当・利回りの違いを解説

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イオンイメージ
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更新日:2026/04/23

あなたはイオンでお買い物しますか。

九州にお住まいの方なら、気付いている人もいるかも知れませんが、電子レシートには「イオン九州株式会社」と記載されています。

同様に北海道では「イオン北海道株式会社」と記載されているはず。

つまり本家の「イオン(8267)」とは別に「イオン九州(2653)」「イオン北海道(7512)」が証券取引所に上場しています。

この3社は、それぞれ独立した上場企業で、優待内容・配当・ラウンジ利用条件がすべて異なります。

そのためネット上では、

  • 「イオン九州もキャッシュバックがあるのか?」
  • 「イオン北海道でもイオンラウンジが使えるのか?」
  • 「どれが一番お得なのか?」

といった疑問の声が多く、どれを選べば良いのか迷っている人も多いはずです。

本記事では 3社の優待・配当・総合利回り・ラウンジ利用条件を整理してまとめました。

”イオン”に株式投資したい人、イオンラウンジを利用してみたい人等の参考になれば幸いです。

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1. 市場区分の違い

企業市場区分
イオン(8267)東証プライム
イオン九州(2653)東証スタンダード
イオン北海道(7512)東証スタンダード

イオン本体(8267)がプライム、イオン九州(2653)・イオン北海道(7512)がスタンダードなのは、企業規模と上場基準の違いによるもの です。

項目プライムスタンダード
流通株式時価総額100億円以上10億円以上
流動性(売買代金など)高い基準一定基準
ガバナンス最も厳しい中間レベル
情報開示英語開示が推奨日本語中心でOK
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2. 優待方式

企業優待方式回数年間優待額(100株)
イオン(8267)キャッシュバック(1%)年2回年間買い物額 × 1%
イオン九州(2653)優待券(100円券)年2回10,000円
イオン北海道(7512)優待券(100円券)年1回2,500円

3社は「優待の仕組み」そのものが違います。

●イオン本体:「オーナーズカード」でのキャッシュバック方式 ※2月と8月の「年2回」

●イオン九州:100円券の優待券方式(株数で枚数が決まる)※2月と8月の「年2回」

保有株式数株主様ご優待券
100~199株優待券100円券×50枚: 5,000円相当 ※年間10,000円相当
200~299株優待券100円券×75枚: 7,500円相当 ※年間15,000円相当
300~499株優待券100円券×100枚:10,000円相当 ※年間20,000円相当
500~999株優待券100円券×150枚:15,000円相当 ※年間30,000円相当
1,000~2,999株優待券100円券×200枚:20,000円相当 ※年間40,000円相当
3,000株以上優待券100円券×250枚:25,000円相当 ※年間50,000円相当

※1,000円以上の買物につき1,000円ごとに1枚利用可。
有効期間:1年間

●イオン北海道:100円券の優待券方式(株数で枚数が決まる)※2月末の権利確定分のみ

保有株式数優待内容(優待金額)
100~199株25枚(2,500円分)
200~499株50枚(5,000円分)
500~999株100枚(10,000円分)
1,000~1,999株150枚(15,000円分)
2,000株以上200枚(20,000円分)

※1,000円以上の買物につき1,000円ごとに1枚利用可。
有効期間:1年間

オーナーズカード、優待券は、全国のイオングループ各社が運営する直営売場(イオン、マックスバリュ、スーパーセンター、まいばすけっと、ザ・ビッグなど)で利用できます。

3. 配当金

企業1株配当(目安)年間配当(100株)
イオン(8267)15円1,500円
イオン九州(2653)50円5,000円
イオン北海道(7512)16円1,600円

※イオンは、2025年9月1日に1株→3株の株式分割を実施したため、配当は予想(目安)ぐらいに考えてください。
これまでの実績とは異なります。

4. 必要投資額(100株)

企業株価必要投資額
イオン(8267)1,665.5円166,550円
イオン九州(2653)2,792円279,200円
イオン北海道(7512)860円86,000円

※株価は、2026/04/22終値

5. 総合利回り比較(優待+配当)

それぞれの銘柄を100株保有し、年間10万円買い物をした場合の、優待+配当の総合利回り を比較します。

計算前提

  • 年間買い物額:10万円
  • イオン本体のキャッシュバック率:1%(100株)
  • 九州・北海道は優待券額固定

※本記事は 3社の株価が変動しない との仮定で計算しています。
実際の株価は変動するのであくまで参考程度としてお考えください。

総合利回り比較表

企業名優待額配当額予想合計(年間)必要投資額総合利回り
イオン(8267)優待カード
1,000円
1,500円2,500円166,550円1.50%
イオン九州(2653)優待券(100円)
10,000円
5,000円15,000円279,200円5.37%
イオン北海道(7512)優待券(100円)
2,500円
1,600円4,100円86,000円4.76%

・イオン本体:オーナーズカードの優待特典は、WAON POINTでの受け取り+配当1,500円

・イオン九州:優待券1万円+配当5,000円

・イオン北海道:優待券2,500円+配当1,600円

100株保有・年間10万円の買い物額のケースでは、

総合利回りは「イオン九州 > イオン北海道 > イオン本体」となります。

6. イオン本体が九州・北海道の総合利回りを超えるライン

イオン北海道(4.76%)を超えるライン

イオン本体の総合利回りが北海道(4.76%)を上回る条件:

計算すると、約64万5,000円分の買い物額で逆転

イオン九州(5.37%)を超えるライン

イオン本体の総合利回りが九州(5.37%)を上回る条件:

計算すると、年間買い物額 74万5,120円で、ようやくイオン本体がイオン九州の総合利回りを上回る水準になります。

あくまで3社の株価が変動しない前提。

7. イオンラウンジ利用条件

イオンラウンジ
イオンラウンジ
企業必要株数月間利用回数備考
イオン(8267)100株〜4〜16回
(株数で増加)
2026年5月以降の新制度
イオン九州(2653)100株8回本人・同伴者1名まで
イオン北海道(7512)500株8回毎年2月末日時点の対象株主に
利用カードが発行されます。

イオンラウンジは「どの会社の株を何株持っているか」で条件が変わります。

  • 100株でラウンジを使えるのは イオン本体と「イオン九州」

  • 「イオン北海道」は 500株以上 が条件のため、100株保有では対象外

イオンラウンジではアイスコーヒー等ドリンクと小菓子が頂けます。

8. イオンの映画株主優待(オーナーズカードのみ)

イオンシネマ

イオン(8267)の株主優待「オーナーズカード」をイオンシネマの窓口や券売機で提示すると、本人と家族(同伴者)最大4名まで映画が1,000円(高校生以下800円)で鑑賞可能。

さらに、売店で使えるポップコーンSまたはドリンクSの無料引換券がカード1枚につき1つ付与されます。

イオンまとめ

「イオン」、「イオン九州」、「イオン北海道」の配当、優待、イオンラウンジ利用条件等解説しました。

  • 利回り重視なら:イオン九州(2653)
    優待+配当の総合利回りが最も高い。
  • 少額から優待を取りたいなら:イオン北海道(7512)
    必要投資額が8万6,000円と小さく、利回りも高い。
  • ラウンジ重視なら:イオン本体(8267)またはイオン九州(2653)
    100株でラウンジ利用が可能。
    イオン本体は株数に応じて利用回数が増える制度設計。

そして、最も大事な事は、株価が下落すれば、優待や配当で得られる金額より損失が大きくなります。

本当に見るべきは、その企業が長期的に価値を伸ばせるかどうか。

企業価値の成長こそが株式投資の本質であり、優待や配当は、その成長を応援する楽しみのひとつ。

ぜひ余裕資金で長期投資を心掛けてください。

✅ 免責事項
本記事は情報提供を目的としたもので、投資判断を推奨するものではありません。
株式投資には元本割れのリスクがあります。
最終的な判断はご自身の責任でお願いいたします。

記事を書いた人 文貴(fumitaka)
文貴プロフィール画像

・投資家:日本株投資歴42年、インデックス投資おすすめ

・フリーランス:2021年早期退職しサイドFIRE

・ブロガー:2021年9月~


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