
訪問日:2026年9月中旬 初回 更新日:2026/09/23
評価:2026年9月16日(水)に「とんかつ丸七」が岩田屋本店地下2階にオープン。
「焼きカツ丼」を提供する「とんかつ丸七」は、2021年8月に東京・門前仲町で誕生した“卵でとじないカツ丼”の専門店。
最初に明言しておくと、 とんかつ丸七の「焼きカツ丼」は、普通のカツ丼とは別物。
- 卵でとじない
- カツが卵の上に乗る
- 肉厚なのにやわらかい
この3点で、従来のカツ丼のイメージを覆す。
岩田屋本館地下2階フロアマップ

岩田屋本館は、地下鉄空港線「天神駅」より徒歩約5分。
お店は、岩田屋本館地下2F食品フロア中央付近にある。
イートインスペース(カウンター席)

お店はイートインスタイルで、カウンター7席。
午後1時過ぎで、先客3名。
親子連れと思われる小学生ぐらいの女の子が居た。
とんかつ専門店で小学生の女の子を見かけるのは珍しい。
とんかつ丸七福岡店 メニュー

メニューをみると、まず、150gか300gの選択。
さすがに300gは食べれないので、150gの「焼きカツ丼(並)1,700円」を注文。
焼きカツ丼(並)

ロースカツ
丼が目の前に置かれた瞬間、 ロースカツの存在感に驚かされる。
卵は“とじる”のではなく下で“支える”役割なので、肉の存在感が前面に出る。
さらに、丼の蓋が立てた状態で提供されるので、視覚的なインパクトがさらに強まる。
タレ

とんかつにはあらかじめ、甘辛いタレが掛けられている。
一口食べると、かつは厚いのにやわらかく、スッと噛み切れる。
但し、肉汁が出ないので一般的なカツ丼とはまったく別物だ。
食べすすめると、タレの味がくどくて少し食べ飽きる。
わさびを付けると味変にはなるけど、もともとタレがかかっている部分はどうしようもない。
玉子
玉子は、火を入れすぎでとろとろ感がなく、残念。
ホームページを見ると、分厚いカツをサクサクで食べてもらうために“卵でとじない仕上げ”を選んだようなので、玉子のうまさ(半熟感)よりもとんかつ優先という考え方なのだろう。
ご飯
お米もあまり旨みがなく、とんかつ、玉子、ご飯 とそれぞれが分離していて、いわば“セパレート型のカツ丼”と言う印象。
ホームページを見ると、米に関する記載はなく、分厚いカツを主役にする方針が前面に出ているため、どんな米が合うかまでは考慮されていないのだろう。
みそ汁

アオサ入りのみそ汁は塩分やや強めで、後味がちょっと跳ねる。
カツ丼が“とんかつを主役にする”仕立てになっていることを考えると、みそ汁はもう少し控えめの味付けのほうが良さそう。
総評
焼きカツ丼は、ロースカツの存在感と“厚いのにやわらかい”食感が魅力。
一方で、タレのくどさ、玉子の火入れ、ご飯との一体感の弱さなど、丼としてのバランスは好みが分かれる。
「とんかつの存在感を楽しむ丼」と割り切れば良いが、一般的な“カツ丼らしさ”を求める人には向かない。
とんかつ丸七まとめ

1,700円(税込)
九州初出店の「とんかつ丸七福岡店」を紹介しました。
福岡は「甘口の醤油」が主流で、出汁(ダシ)の旨味や優しさを重視する文化があります。
そのため関東特有のガツンとした濃い醤油ダレは、筆者の舌には「味が強すぎる」。
丸七の焼きカツ丼は、300gの特大ロースカツによる見た目のインパクトが最大の特徴です。
通常のロースカツは 150g前後で十分満足できるため、300gは “味の必然”というより 写真映えを狙ったサイズに見える。
一方で、米や卵に特別なこだわりがなく、味付けも濃いめのタレ一本なので丼としての完成度は低い。
「写真を撮って一度体験すれば満足」となりやすく、何度も通う動機(リピート率)に繋がらないのでは。
むしろ、とんかつ自体は美味しいので、肉の旨さが素直に出る「お土産カツサンド」としてテイクアウトする方が合う。
店名:とんかつ丸七 福岡店
住所:福岡市中央区天神2-5-35 岩田屋本店 本館地下2階
電話番号:
営業時間:10:00〜20:00(L.O. 19:30)
店休日:岩田屋本店に準ずる
駐車場:無し
ホームページ:とんかつ「丸七」 | 卵でとじない分厚いかつ丼





コメント