更新日:2024/08/20
いよいよお盆ですね。
9月1日は“防災の日”。
特に今年は、南海トラフ地震情報(巨大地震注意)がだされているので、日頃から備えておくことが重要です。
我が家では、地震や災害時は「在宅避難」を考えています。
在宅避難が可能かどうかは、フローチャートで確認することができます。
また、在宅避難を行う場合には、生活必需品の備蓄が必要不可欠となってきます。
大地震発生時は、断水や配水管の破損により、トイレが使えない可能性が高くなります。
そこで今回は防災用のトイレを始め、必要な「防災グッズ」を厳選して紹介します。
今一度防災バッグ(リュック)の中身を確認し、不足しているものがあれば追加して万全の備えを。
災害は毎年やってきます。
在宅避難の時は何を準備すれば良いの?
まずトイレ処理用凝固剤を準備しよう。
トイレ処理用凝固剤
トイレ処理用凝固剤防災用トイレもいろいろありますが、一番現実的な対応は「トイレ処理用凝固剤」でしょう。
この商品は、約20秒で固まり、可燃ごみで簡単処理ができます。
約10年長期保存が可能なのもポイント。
使用状況は個人差があると思いますが、トイレに1日5回行くとして、1日5回×7日間=35回分、4人家族なら140回分が目安とされています。
5回分、30回分、50回分、100回分セットがあるので、人数に応じて準備しましょう。
使用方法
①便座を上げ、便器カバー用として便器に汚物袋を1枚かぶせます。
②排泄用袋として便座の上に汚物袋をもう1枚かぶせます。
③排泄後、凝固剤(1回分)をふりかけます。
④排泄用袋を取り出し、開口部を結び、可燃ごみとして廃棄します。
長期保存パックごはん
長期保存パックごはんお米は日本人の主食として欠かせないので、最初に準備しておきましょう。
約18分湯煎することで調理可能。
12食パック。1日3食を目安にして、4日分を備えている。
保存期間は常温で約5年。
レスキューフーズ
もちろん白ご飯だけでは味気ないので、現実的なものは、牛丼やカレーでしょう。
おすすめは、火も水も使わずに、温かい本格的な牛丼が食べれるレスキューフーズ「牛丼」。
平時に食べても普通においしいw
毎食「牛丼」だと飽きるので「カレーライス」や「中華丼」もいろいろ揃えておきましょう。
最低3日分が必要です。
水
保存水飲料用と調理用だけで1人当たり1日3Lの水が必要になります。
保存水は5年ほど持ちますが、保存水とミネラルウォーターは中身の水は同じなので、味に大きな違いはありません。
容器の厚さが違うだけです。
水は熱中症予防にも必須なので、ローリングストックで備蓄を。
水道水のくみ置き
水道水のくみ置きでも対応できます。
ポイント① 蓋のできる容器に口元まで
清潔で蓋のできる容器に、できるだけ空気に触れないよう、口元まで一杯に水道水を入れてください。
ポイント② 常温で3日間、冷蔵庫では10日間
塩素の消毒効果は、直射日光を避けて常温で保存すれば3日程度、冷蔵庫で保存すれば10日程度持続します。
日付をメモしておくと便利です。
保存期間が過ぎたら、トイレなどの生活用水にお使いください。
ポイント③ 洗濯・掃除・トイレなどに使う生活用水の確保
飲料水とともに生活用水の備えも必要です。
日頃から、水道水を入れたポリタンクを用意したり、お風呂の水をいつも張っておくなどの備えをしておきましょう。
※私が購入したのはこちら。
水10Lは10Kgなので、購入する際は、「重さ」をご検討ください。
家具転倒防止伸縮棒
家具転倒防止棒地震の際に家具の転倒を防止する突っ張りタイプの家具転倒防止棒です。
最初のゆれで家具が転倒し、ケガをするのは防ぎたい。
もし本棚が倒れて頭部を直撃すれば、頭蓋骨骨折もしくは脳出血(脳挫傷)で命に関わるでしょう。
倒れそうな背の高い家具は処分するか、今のうちに固定しておきましょう。
地震に強い建物へ
南海トラフ地震から身を守るための最優先課題は、地震に耐える建物に住むこと。
家屋がどれくらいの被害を受けるかは、建物の建築時期に左右されます。
耐震基準は大地震が起こる度に強化され、「新耐震基準(1981年5月31日)」の後、2000年5月31日に改正された2000年基準が最新の基準です。
わかりやすく言えば、2000年5月31日以前の木造建築は、耐震診断を受け必要があれば耐震改修した方が安心です。
自治体によっては改修費用に対する助成措置があるので、お住まいの自治体の担当部署へご相談ください。
防災グッズまとめ
「在宅避難」を念頭に必要な防災グッズを厳選して3つ紹介しました。
災害はいつか必ず起こります。
備えあれば憂いなし。
大地震を予測することは困難ですが、「減災」への取り組みは今からでも可能です。
災害に備え、今からできることを準備しておきましょう。
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