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【初盆・新盆(にいぼん)とは?】故人を迎えるお盆行事をわかりやすく解説

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盆提灯
盆提灯

更新日:2025/07/27

お盆は、日本で古くから続く祖先供養の行事です。

その中でも「初盆(はつぼん)新盆(にいぼん)」は、故人が亡くなってから初めて迎える特別なお盆です。

この記事では、初盆の意味や行われること、マナーや準備について初心者にもわかりやすくご紹介します。

初盆を迎える人の参考になれば幸いです。

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初盆とは?

「初盆(はつぼん)」とは、故人が亡くなってから初めて迎えるお盆のことです。

亡くなった翌年のお盆ではなく、故人の四十九日(忌明け)以降に初めて迎えるお盆を指します。

たとえば、2025年3月に亡くなった方であれば、同年7月または8月のお盆が初盆になります。

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お盆いつ行うの?

お盆は地域によって異なりますが、多くの地域では 8月13日〜16日 に行われます。

東京や一部地域では 7月13日〜16日 に行われます。

2025年(令和7年)のお盆は、8月13日(水)から16日(土)

初盆はなぜ特別なのか?

初盆は、故人の霊が初めて家に戻ってくる大切な行事です。

通常のお盆よりも丁寧に供養を行い、親族や知人、僧侶を招いて読経をしてもらい、法要を営むことが一般的です。

また、親族を招いて法要を行なった後に、会食の席を設けるケースも多いです。

初盆で行うこと

行うこと初盆お盆
①法要執り行う行わない
②お墓参り行く行く
③会食行うことが多い会食という形で行うことは少ない
  • 僧侶を招いての法要
  • 盆提灯の飾りつけ(特に「白提灯」を使うのが初盆の特徴)
  • 祭壇やお供えの準備
  • 親族・知人への案内と返礼品の用意

初盆スケジュール

※スケジュールは宗旨宗派、地域によって異なるので参考程度に

8月初め

○法要の手配
・法要を行う場合、菩提寺のご住職と早めの相談し、日時や参加者の確定を
・お参りの方への返礼品は8月の初めにご自宅へ届くように手配を済ませましょう

○お飾り
・精霊棚(祭壇)、提灯の組み立てなど、できるところから少しずつ飾り始めても問題ありません。
 遅くとも前日の12日までには済ませておくようにしましょう。

○お墓、仏壇のお掃除
・具足、ろうそく、線香などの準備

8月13日

■墓参り

13日午前中に家族揃って墓参りをして、ご先祖様をお迎えに行きます。
お菓子や果物などのお供え物も。

■迎え火

夕方頃、玄関先や庭などで迎え火を焚き、ご先祖の霊を迎えます。

■提灯に灯りをつける

白紋天と盆提灯に灯りをつけます。

迎え火は、ご先祖様の霊が迷わずご自宅に帰ってくるための目印になるとされています。

博多では、お盆の3日間は精進料理で過ごし、ご先祖様にも同じ物をお供えする風習があります。
できればお盆期間中は、毎日三食(朝昼晩)にお供えしましょう。

お盆の初日、「迎え盆」にお供えするお団子は「迎え団子」と呼ばれます。
ご先祖様の長旅の疲れを労う意味があるといわれています。

8月14日(中日)

お盆の時期に菩提寺の僧侶が自宅に来て読経することを「棚経(たなぎょう)」といいます。

これに併せて、法要を行ったり、法要後会食を行ったりします。

お盆の真ん中の日(8月14~15日)は「お供え団子」と呼ばれ、おもてなしとして「おはぎ」をお供えする場合もあります。

8月15日(中日)

■精霊流し・灯籠流し

8月16日

■送り火

迎え火と同様の場所で、お見送りします。

お盆最終日、「送り盆」にはご先祖様へのお土産としてお団子をお供えします。
何もつけない白団子が一般的です。

■お盆飾りの片付け

お見送りが終わったら、飾っていたお盆飾りや提灯、祭壇(盆棚)などを片付けます。

初盆・新盆用の白提灯(白紋天)の処分方法

新盆用の白紋天は、お寺でお焚き上げ供養、送り火で一緒に燃やす、または自治体のルールに従って一般ごみとして処分します。

初盆の準備とマナー

精霊棚(盆棚)

精霊棚(しょうりょうだな)は先祖の霊を迎えるための棚のことです。

盆棚(ぼんだな)とも呼ばれ、お盆の期間中先祖の霊はこの棚に滞在するといわれています。

その年の作物や精霊馬を供えたりする地方もあります。

盆提灯

盆提灯(ぼんぢょうちん)とは、先祖の霊が迷わずに家にたどり着けるように灯しておく提灯のことです。

盆提灯には白提灯と絵柄の入った提灯の2種類がありますが、初盆(新盆)では白提灯を使います。

●白提灯を用意:初盆専用の白い提灯は一度きりの使用が基本です。

初盆に参加する場合は?

お線香を持参するか、お供え物や「御仏前(ごぶつぜん)」として現金を包むのが一般的です。

金額の相場は3,000円〜10,000円ほど。

初盆まとめ

初盆は、故人への感謝と哀悼の気持ちを込めて迎える大切な行事です。

地域によって習慣や風習が異なる場合もあるため、事前に親族や菩提寺に相談しておくと安心です。

故人を偲ぶ気持ちを大切に、心を込めたお盆をお迎えしましょう。

記事を書いた人 文貴(fumitaka)


・ブロガー:2021年ブログ開設

・フリーランス:2021年退職し、サイドFIRE
 


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