【2026年版】世界の軍事力ランキングTOP20と東アジア4カ国の比較

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出典:海上自衛隊ホームページ

更新日:2026/02/05

2026年1月27日、米国の軍事力評価専門メディア「Global Firepower(GFP)」が最新の世界軍事力ランキング2026を公表しました。

GFPは、兵力規模・国防予算・主要装備数・産業基盤など60以上の公開指標を総合して軍事力を数値化するデータベースで、毎年大きな注目を集めています。

この記事では、

  • 世界TOP20の軍事力ランキング(2026年版)
  • 日本・中国・韓国・北朝鮮の軍事力を比較

この2点を中心に分かりやすく紹介します。

日本の安全保障を考える上で参考になれば幸いです。

日本の軍事力ランキングは?

管理人
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2026年のランキングでは7位。

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世界の軍事力ランキングTOP20(2026年版)

GFPの軍事力指数「PowerIndex(PwrIndx)」は 0に近いほど軍事力が高い

順位国名PowerIndex
1位アメリカ0.0741
2位ロシア0.0791
3位中国0.0919
4位インド0.1346
5位韓国0.1642
6位フランス0.1798
7位日本0.1876
8位イギリス0.1881
9位トルコ0.1975
10位イタリア0.2211
11位ブラジル0.2374
12位ドイツ0.2463
13位インドネシア0.2582
14位パキスタン0.2626
15位イスラエル0.2707
16位イラン0.3199
17位オーストラリア0.3208
18位スペイン0.3247
19位エジプト0.3651
20位ウクライナ0.3691
31位北朝鮮0.5933

(出典:Global Firepower 2026)

今年のランキングでは、米国・ロシア・中国・インドがトップ4を維持し、韓国が3年連続で世界5位を記録。

日本は前年から順位を上げて世界7位となり、北朝鮮は31位と2年連続で順位が上昇しました。

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ランキングの評価基準

GFPは以下のような公開データを総合してスコア化しています。

  • 国防予算
  • 現役兵力・予備役
  • 主要装備数(戦闘機・艦艇・戦車など)
  • 地理的条件
  • 同盟・安全保障体制
  • 産業基盤(自国生産能力)

なお、核兵器などの非対称戦力は評価に含まれません

非対称戦力とは?

GFP(Global Firepower)の軍事力ランキングでは、核兵器などの“非対称戦力(Asymmetric Warfare Capability)”は評価対象外となっています。

非対称戦力とは、簡単に言えば 「通常戦力では劣る国が、相手の弱点を突くために使う特殊な戦力・戦術」 のこと。

通常戦力(戦車・戦闘機・艦艇など)とは性質が異なり、数値化が難しいため、GFPはランキングに含めていません。

非対称戦力に含まれる主なもの

1. 核兵器(Nuclear Weapons)

  • 核弾頭の数
  • 核ミサイルの射程
  • 核抑止力

    GFPでは評価対象外

2. サイバー戦能力(Cyber Warfare)

  • 国家レベルのハッキング能力
  • 電力網・通信網への攻撃能力

    数値化が困難

3. 特殊部隊の能力(Special Forces)

  • 特殊作戦部隊の質
  • 対テロ作戦能力

    質的評価が難しい

4. 戦略ミサイル・極超音速兵器

  • 核搭載可能な長距離弾道ミサイル

    通常戦力とは別枠

5. ゲリラ戦・非正規戦能力

  • 民兵組織の戦術
  • 地下トンネル網

    定量化が難しい

なぜ非対称戦力はランキングに含まれないのか?

理由は明確で「客観的な数値で比較できないため」

GFPは

  • 兵力数
  • 装備数
  • 予算
  • 産業基盤

    など、“数字で比較できる通常戦力” を中心に評価しています。

そのため、核戦力やサイバー戦力のような“質的・戦略的要素”は除外されます。

非対称戦力を除外すると何が起きる?

北朝鮮

核戦力を持つが、GFPでは評価されない

通常戦力の“量”で31位

日本

核なし

海空戦力の質と産業基盤で7位

韓国

核なし

砲兵・予備役の強さで5位

中国

核戦力は評価外

通常戦力の量と質で3位

つまり、GFPランキングは“通常戦力の比較”であり、核戦力を含めた“総合的な軍事力”とは別物です。

準軍事(Paramilitary)とは何か

「軍隊ではないが、軍事的な役割を担う組織」 を指す。

もっと具体的に言うと、武装していて、軍事訓練を受け、国家の指揮下で動く“軍に準ずる組織” のこと。

GFPは、各国の軍事力を評価する際に、現役兵力+予備役+準軍事組織を総合的に扱うため、準軍事の人数もスコアに影響します。

準軍事に含まれる典型的な組織

国によって名称は違いますが、一般的には以下が該当します。

1. 国境警備隊(Border Guards)

  • 国境警備
  • 密輸・不法越境の取り締まり
  • 軍事訓練を受けている場合が多い

2. 治安部隊・内務省部隊(Internal Security Forces)

  • 暴動鎮圧
  • 国内治安維持
  • 軍に近い装備を持つこともある

3. 民兵組織(Militia)

  • 国家が組織した武装民兵
  • 非常時に軍の補完を行う

4. 予備軍に準ずる組織

  • 軍の指揮下に入る訓練済みの民間組織
  • 動員計画に組み込まれている

北朝鮮の「準軍事」が極端に多い理由

北朝鮮の準軍事が 約570万人 と突出しているのは、以下のような国家組織が含まれるため。

労働赤衛軍(Worker-Peasant Red Guards)

  • 成人男女を対象とした大規模な民兵組織
  • 非常時には軍の補完戦力として動員される
  • 訓練・武装が国家管理下にある

青年赤衛軍

  • 若年層の民兵組織
  • 軍事訓練を受ける

治安部隊・国境警備隊

  • 軍に準ずる装備と訓練を持つ

これらがすべて “Paramilitary(準軍事)” としてカウントされるため、北朝鮮の総兵力は 約750万人 という世界最大級の規模になります。

  • 北朝鮮:民兵組織が巨大 → 570万人
  • 中国:武装警察が大規模
  • 韓国:準軍事は少ないが予備役が多い
  • 日本:準軍事は最小規模

GFPのランキングでは、準軍事の人数も軍事力スコアに影響するため、北朝鮮の順位が一定の高さを維持する理由のひとつになっています。

東アジア4カ国の兵力・装備比較(GFP 2026)

● 兵力規模

国名現役兵力予備役準軍事総兵力
中国約200万人約51万人約66万人約317万人
韓国約55.5万人約275万人約0.3万人約330万人
日本約24.7万人約5.5万人約1.3万人約31.5万人
北朝鮮約120万人約60万人約570万人約750万人

● 主要装備数(戦車・戦闘機・艦艇)

日本の最新式戦車「10式(ヒトマルシキ)」
日本の最新式戦車「10式(ヒトマルシキ)」
国名戦車装甲車戦闘機艦艇総数
中国約4,950両約35,000両約1,300機約370隻
韓国約2,500両約14,000両約740機約160隻
日本約1,000両約5,500両約300機約155隻
北朝鮮約6,000両約3,500両約400機約430隻

日本の戦車は約1,000両とされるが、その多くは旧式の74式で、実際に主力として運用されているのは10式と90式の約450両前後。

※GFPは「艦艇総数」に小型艇・哨戒艇なども含む
(北朝鮮の艦艇数が多いのはこのため)
どの国もそうですが、数字は“保有総数”であり、実働戦力とは異なる

4カ国の特徴

中国:量と質を兼ね備えた世界最大級の通常戦力

  • 兵力・装備・産業基盤が世界トップクラス
  • 海軍は世界最多の艦艇数
  • 空軍の近代化が急速
  • 国防産業の自国生産能力が非常に高い

韓国:砲兵戦力・予備役・国産化が突出

  • 自走砲・牽引砲の保有数が世界トップクラス
  • 予備役は約275万人で世界最大級
  • K2戦車・FA-50など国産兵器の開発が進む
  • 3年連続で世界5位を維持

日本:海空戦力の質と近代化が評価

護衛艦「もがみ」
護衛艦「もがみ」出典:海上自衛隊ホームページ
  • 海上自衛隊は世界有数の対潜能力
  • F-35導入で空自の近代化が加速
  • 新型護衛艦(もがみ型)FFMが就役
  • 造船・航空機・ミサイルなど自国生産能力が高い
  • 2026年は8位→7位へ上昇

FFMとは、対潜・防空能力を持ち、揚陸部隊や補給部隊などの護衛を任務とする艦艇フリゲートのFF(Frigate)に多目的(Multi-Purpose)と機雷(Mine)のMを足した多機能護衛艦。

北朝鮮:圧倒的な兵力規模と大量の装備数

  • 総兵力は約750万人で世界最大級
  • 戦車約6,000両、艦艇約430隻と“量”が突出
  • 装備は旧式が多い
  • 労働赤衛軍など大規模民兵組織(準軍事)が特徴

日本の順位が上がった理由

  • 防衛費の増加
  • 海空戦力の近代化(F-35・新型護衛艦など)
  • 産業基盤の強さ(自国生産能力)
  • 相対評価による順位変動

これらの要素が重なり、2026年の日本は世界7位にランキング。

出典・参考資料

本記事で使用している兵力規模・装備数などのデータは、Global Firepower(2026年版)が参照する以下の公開資料に基づく推定値です。

● 国連(UN)https://www.un.org

● UNIDIR(国連軍縮研究所)https://unidir.org

● SIPRI(ストックホルム国際平和研究所)https://sipri.org

● 日本:防衛省「防衛白書」https://www.mod.go.jp/j/press/wp/index.html

● 韓国:国防部「国防白書」https://www.mnd.go.kr

● 中国:国務院「中国の国防」白書 The State Council of the People’s Republic of China

● 米国防総省(DoD)https://www.defense.gov

● 米議会調査局(CRS)https://crsreports.congress.gov

● Global Firepower(公式)https://www.globalfirepower.com

軍事力ランキング2026まとめ

防衛費
防衛費

2026年のGFP軍事力ランキングを紹介しました。

東アジア4カ国の特徴は、

  • 中国:量と質の両面で最大級
  • 韓国:砲兵・予備役・国産化が強み
  • 日本:海空戦力の質と近代化が評価
  • 北朝鮮:兵力と装備数が圧倒的に多い

GFPは通常戦力を中心に評価するため、各国の政策・装備更新・産業基盤の変化が今後の順位にも影響していきます。

日本の防衛費は、税収だけでなく国債(赤字国債)にも依存しており、近年はおおむね25%前後が国債で賄われています。

日本の防衛を考える上で、予算をどう使うかは、国民の選択にかかっています。

記事を書いた人 文貴(fumitaka)
文貴プロフィール画像

・投資家:日本株投資歴42年

・フリーランス:2021年早期退職しサイドFIRE


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