家に本が何冊あるかで子供の学力が変わる?「家庭の蔵書数」と学力の深い関係

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子どもの学力
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更新日:2026/01/10

「子どもの学力」は、家庭の収入や親の学歴だけで決まるわけではありません。

子どもの学力を伸ばすために、家庭でできることは何でしょうか。

「勉強時間を増やす」「塾に通わせる」といった方法が思い浮かびますが、国内外の調査を見ていくと、もっとシンプルで、誰でも今日から始められる“環境づくり”が存在します。

それは「家に本があること」 です。

文部科学省の全国学力調査や国立教育政策研究所(NIER)、OECDの国際調査(PIAAC)などの調査が示しているのは、家庭の蔵書数が多いほど、子どもの学力や学習態度が良い傾向がある という事実。

もちろん、蔵書数が多ければ自動的に成績が上がるわけではありません。

しかし、本が身近にある家庭環境が子どもの学びを支える“土台”になっていることは確かです。

この記事では、「本がある家がなぜ子どもの学力を支えるのか」を整理しつつ、家庭で蔵書を増やし、子どもの学びの環境を整えるための具体的な方法 を紹介します。

お子様のいる家庭はぜひご一読ください。

子どもの学力を伸ばすにはどうしたら良いの?

管理人
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まず本が身近にある環境を作りましょう。

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資料まとめ(蔵書数と学力・学歴の関係)

① 文部科学省「全国学力・学習状況調査」

家庭の蔵書数が多いほど、国語・算数(数学)・理科の平均正答率が高い傾向が確認されている。

  • 毎年の調査で安定して見られる相関。

② 国立教育政策研究所(NIER)調査報告書

文科省調査の詳細分析を行う機関。

  • 教科別の傾向がより細かく確認できる。

③ OECD「PIAAC(国際成人力調査)」

OECDの国際成人力調査(PIAAC)では、子ども時代の蔵書数と成人後の最終学歴(教育達成度)に相関があることが報告されています。

  • 日本だけでなく、国際比較でも同様の傾向が確認されている。
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なぜ“本がある家”が子どもの学びを支えるのか

教育社会学では、家庭の文化的環境を示す概念として「文化資本(cultural capital)」が用いられます。

近年は資本を「価値を生む蓄積物」として広く捉える傾向が強い。

フランスの社会学者ピエール・ブルデューが提唱した概念で、お金(経済資本)とは別に、学力や進学に影響する“文化的な力”を指します。

文化資本は次の3つに分類されます。

① 物的文化資本(客体化された文化資本)

本・辞書・図鑑・楽器・絵画など、物として所有できる、家庭にある“学びの道具”。

👉 蔵書数はここに該当する。

② 身体化された文化資本

  • 親が読書する
  • 家でニュースやドキュメンタリーを見る
  • 語彙が豊かな会話、言葉遣いや立居振る舞い

読書習慣、語彙の豊かさ、学習に向かう態度など。

👉 “学びが当たり前の空気”が子どもに伝わる。

③ 制度化された文化資本

社会から公的な承認を得た資本。

  • 親の学歴
  • 資格
  • 専門職としての経験

👉 これは“家庭の教育観”に影響する。

蔵書数は①に該当し、家庭の文化的環境の一部として学力と相関するという説明がされています。

今日からできる「家庭で蔵書を増やす」実践ステップ

では、本が少ない家庭はどうすればいいのか?

「いきなり100冊は無理…」という家庭でも問題ありません。

今日からできる事をまとめてみました。

① 図書館を“第二の本棚”にする

蔵書数は「所有数」だけでなく、本に触れる頻度が重要です。

図書館を定期的に利用するだけで、家庭の読書環境は一気に豊かになります。

  • 毎週1回行く
  • 子どもが選んだ本を必ず1冊借りる
  • 親も1冊借りる(本を読む姿を見せる)

② 子どもが興味を持つ“入口の1冊”を置く

つかめ!理科ダマン 1 「科学のキホン」が身につく編

いきなり100冊そろえる必要はありません。

まずは 子どもが自分から手に取る1冊 を置くことが大切です。

「好き」が入口になると、読書は自然に広がります。

■おすすめの本

1話5分! 小学生のうちに読んでおきたい名作101 

③ 親が“読む姿”を見せる

子どもは親の行動をよく見ています。

スマホを置いて、5分だけ本を開く。

これだけで「家では本を読むのが普通」という空気が生まれます。

④ 本棚を“見える場所”に置く

本棚がリビングにある家庭は、子どもが本に触れる機会が自然に増えます。

  • 子どもの目線の高さ
  • 手に取りやすい位置
  • 表紙が見える置き方(フェイスアウト)

こうした小さな工夫が、読書のハードルを下げます。

⑤ 少しずつ増やす(10冊 → 30冊 → 50冊)

蔵書数は「一気に増やす」必要はありません。

むしろ、生活に溶け込むように少しずつ増やすほうが自然です。

  • 誕生日に1冊
  • 月に1冊
  • 図書館で気に入った本を買う

気づけば「本がある家」になっています。

まとめ:本棚は“子どもの未来への投資”

「家庭の蔵書数」と学力の深い関係を紹介しました。

調査結果が示すのは、本が身近にある家庭環境は、子どもの学びを支える重要な要素だということ。

  • 文科省・NIER:蔵書数と学力に相関
  • OECD:蔵書数と教育達成に相関
  • 教育社会学:文化資本としての蔵書数

これらはすべて、「本がある家は、子どもの学びの土台になりやすい」という方向性で一致しています。

家庭にある本の数は、子どもの未来への最もコスパの高い投資であり、本棚は子どもの未来を支える“環境要因”

今日からできる小さな一歩で、家庭の学びの環境は確実に変わります。

記事を書いた人 文貴(fumitaka)
文貴プロフィール画像

・ブロガー:2021年9月〜

・趣味:旅行・食べ歩き・写真撮影・映画鑑賞


 
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