更新日:2024/11/19
先日、私の父親が亡くなりました。
親が亡くなってすぐは悲しみに暮れている暇もなく、さまざまな手続きをこなさなくてはなりません。
親が亡くなった際の当日に行うべき手続き、流れを紹介します。
人はいつか亡くなります。
この記事が何かの参考になれば幸いです。
死亡診断書の発行
「死亡診断書」は、市区町村に死亡届を出す際や死亡保険の請求に必要な書類です。
一般的には亡くなった病院の医師が作成し、病院が発行します。
病気にかかっていて自宅で死亡した場合はかかりつけ医などに連絡し、自宅に訪問してもらって死亡診断書を発行してもらうことになります。
死亡診断書の発行は保険適用外です。
発行手数料はおおむね5,000円程度のようです。
退院精算は後日請求となり、後日請求書が郵送されます。
死亡診断書は、以後の手続きで必要になるので、コピーを複数とっておきましょう。
近親者への連絡
家族や親戚などの近親者に「訃報(ふほう)」の連絡をします。
訃報は電話で伝えるのが正式なやり方らしく、必要な人に連絡を入れます。
まずは親が亡くなった事実だけを簡潔に伝え、通夜や葬儀の日時は詳細が決まったら改めて連絡すると伝えるとスムーズです。
親族以外の知人への連絡は、葬儀の日取りや式場が決まってから、訃報とあわせて連絡しても良いようです。
私の場合は、まず兄弟に電話しました。
※住所だけ判って連絡が取れない親族には電報を使いました。
① 亡くなった直後にすぐにお知らせする
② 葬儀日程が決まってからお知らせする
葬儀社の選定・打ち合わせ
次に葬儀社を決定します。
中には病院が特定の葬儀社と提携していて紹介してくれる場合もありますが、親が亡くなってから慌てて探すのではなく、前もって決めておくと安心です。
私の場合、父親が入院した時点で悪性腫瘍の診断が下り、生前に決めていました。
近親者への連絡が終わった後で、葬儀社へ連絡をいれます。
遺体の搬送
遺体を病院の霊安室に安置できるのは数時間程度である場合がほとんどで、速やかに搬出する必要があります。
葬儀社へ連絡して病院にお迎えが来るまで、1時間30分程度かかります。
自宅に遺体を安置するスペースがない、自宅マンションにエレベーターがなく搬入が困難といった場合は、斎場や葬儀社の安置場へ搬送することになりますので、どうするか相談しましょう。
私の場合は、葬儀社の霊安室に安置しました。
親が亡くなったらすることは?まとめ
親が亡くなったときに必要な当日の手続き、流れをご紹介しました。
いつか親は亡くなります。
初めて喪主の立場になりましたが、まずどうするかいろいろなことを決めなければなりません。
なかなか具体的にイメージすることは難しいと思いますが、避けては通れないことです。
この記事が手続きを進める手助けになれば幸いです。
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