
更新日:2026/09/03
福岡の秋の風物詩「筥崎宮放生会(ほうじょうや)」が、2026年も9月12日(土)〜18日(金)の七日七夜にわたって斎行されます。
博多どんたく・博多祇園山笠と並ぶ「博多三大祭り」のひとつで、期間中のべ100万人が訪れる一大イベントです。
本記事では、日程・屋台・名物・展示・見世物小屋の楽しみ方に加え、混雑を避ける時間帯を踏まえた最適なモデルコースをまとめています。
昼と夜で雰囲気が大きく変わる放生会を、無理なく、最大限楽しむための実践的なガイドです。
初めて訪れる方は、この記事を読んでから出かけましょう。

筥崎宮放生会はいつから?

毎年9月12日~18日。
放生会2026の基本情報

開催期間: 2026年9月12日(土)〜18日(金)
時間目安: 10:00〜21:00(露店は店ごとに前後あり)
会場: 筥崎宮(福岡市東区箱崎1-22-1)
参拝・入場: 無料
御神幸(ごじんこう): 2026年は「御神幸(御神輿行列)」なし(奇数年のみ実施)
筥崎宮放生会とは?読み方と由来
読み方:福岡・筥崎宮では「ほうじょうや」(一般的には「ほうじょうえ」)
祭りの意味:「万物の生命をいつくしみ、殺生を戒め、秋の実りに感謝する」仲秋大祭。
起源: 筥崎宮の放生会は平安時代に始まったとされ、「合戦の間多く殺生すよろしく放生会を修すべし」という御神託に由来し、千年以上続く筥崎宮最重要の祭典。
参道の賑わいだけでなく、本殿での参拝や供養祈願など「生命を思う祭り」であることを押さえておくと、過ごし方の深みが変わります。
アクセス|地下鉄・JR・バス・車
公共交通機関推奨
- 地下鉄箱崎線:「箱崎宮前駅」1番出口から徒歩約3分
- JR鹿児島本線:「箱崎駅」から徒歩約8分
- 西鉄バス:「箱崎」バス停から徒歩約3分
- JR九州バス:「箱崎1丁目」バス停から徒歩約2分
アクセスは福岡市地下鉄をおすすめ。
車で行く場合の注意点

- 周辺道路は駐車禁止で混雑します。
- 駐車場への出入りは国道3号線側から。横断時は必ず横断歩道・歩道橋を利用。
放生会2026の神事・神賑わいスケジュール

9月12日(土)初日
| 時刻 | 神事(祭典) | 神賑わい(奉納・演芸・イベント) |
|---|---|---|
| 10:00 | 初日祭 | ― |
| 10:30 | ― | 和太鼓演奏(博多美信太鼓・夢来咲輝組) |
| 12:00 | 琴の奉奏(坂本玉会)/拝殿 | ハコフェス2026 (ハコのわダンスbyゼルプスト パピマシェ・♯SSSG・レチェルチェ CHERRi♡POP 第23回放生会特別企画実行委員会) |
| 13:00 | ― | 武術演武(日本空手協会) |
| 14:00 | ― | フラダンス(ハウオリ・レイ) |
| 15:00 | 博多町人文化連盟(幕出し) | 和太鼓演奏(野和太鼓) |
| 16:00 | ― | 武術演武(不二流体術) |
| 17:00 | ― | 武術演武(開武館拳法会) |
| 19:00 | ― | 博多独楽会 |
| 20:00 | ― | 和太鼓演奏(博多錦子太鼓) |
9月13日(日)二日祭
| 時刻 | 神事 | 神賑わい |
|---|---|---|
| 10:00 | 二日祭 | 武術演武(護身術空手道流水会) |
| 11:00 | ― | フラダンス(Milimili) |
| 12:00 | ― | 演芸奉納 (和太鼓表現師池脇晋輔~和文化芸能一期一会~) |
| 14:00 | ― | 折居神楽(折居神楽保存会) |
| 18:00 | ― | 豊前神楽(山内神楽講) |
9月14日(月)三日祭・能楽奉納
| 時刻 | 神事 | 神賑わい |
|---|---|---|
| 10:00 | 三日祭 | ― |
| 11:00 | 久原本家 奉供養祈願祭(感謝祭) | ― |
| 13:00 | ― | 演芸奉納(藤桜華の会) |
| 14:00 | 能楽奉納(筥崎宮能舞台)発表会/拝殿 | ― |
| 16:00 | ― | 中川正浩ジャズソロギター |
| 17:00 | ― | 博多にわか(博多にわか道場) |
| 19:00 | ― | アコースティックライブ (専門学校福岡ビジュアルアーツ・アカデミー) |
9月15日(火)放生会祭(例祭)
| 時刻 | 神事 | 神賑わい |
|---|---|---|
| 10:00 | 放生会祭(例祭) | ― |
| 15:00 | 献花祭(お花を供える神事) | ― |
| 16:00 | ― | 演芸奉納(博多古謡保存会) |
| 17:00 | ― | 演芸奉納(花柳寿女奈会) |
| 19:00 | ― | バンドライブ(RaspberryDream) |
9月16日(水)五日祭・献茶式
| 時刻 | 神事 | 神賑わい |
|---|---|---|
| 9:00 | 五日祭 | ― |
| 10:00 | 献茶式(お茶を供える神事) | ― |
| 15:00 | ― | 武術演武(柳河藩景流居合保存会) |
| 16:00 | ― | 演芸奉納(博多那能津会) |
| 19:00 | ― | 演歌奉納(小島よしき) |
9月17日(木)六日祭・供養祈願祭
| 時刻 | 神事 | 神賑わい |
|---|---|---|
| 10:00 | 六日祭 | ― |
| 11:30 | ふくや供養祈願祭(感謝祭) | ― |
| 11:00 | ― | |
| ~ | 大道芸大会(九州大道芸劇団) | |
| 21:00 | ― |
9月18日(金)納祭・放生神事

| 時刻 | 神事 | 神賑わい |
|---|---|---|
| 10:00 | 納祭 | ― |
| 14:00 | 放生神事(推児列行・童児育成祈願祭) | ― |
| 17:00 | ― | ベンチャーズ・GSカヴァー演奏 (ブルーインズ) |
| 19:00 | ― | 書道パフォーマンス (現代書道アーティスト劔朧) |
放生会の名物・見どころ
葉付き新生姜(縁起物)

箱崎周辺の生姜栽培の歴史と結びついた風物詩。
季節の変わり目の無病息災を願う縁起物として人気。
■放生会で新生姜が売られる理由
- 地域の歴史: 昔、箱崎の周辺には生姜畑が多く広がっていました。
- 季節の縁起物: 旬の時期に採れる生姜は「身体を清め、邪気を払う」縁起物とされ、「これを食べると風邪をひかない」という言い伝えがあります。
- お土産の定番: 江戸時代頃から、参拝客が秋の訪れを告げる土産として買って帰る習慣が定着しました。
社日餅(やきもち)

白餅・よもぎ餅に粒あんを包んだ素朴な焼き餅。
食べ歩きにもお土産にもおすすめ。
放生会ちゃんぽん・おはじき展示

放生会の風物詩として多くの人に親しまれているガラス玩具の「放生会ちゃんぽん」。
「おはじき展示」をはじめ、「池坊いけばな展」など廻廊内にて自由に閲覧できます。
約500軒の屋台と参道の賑わい
筥崎宮放生会の約500軒という規模は「日本最大級(トップクラス)」。
多くの大規模露店市は2〜3日間で終わりますが、放生会は7日七夜にわたって開催されます。
- 定番グルメ: たこ焼き、焼き鳥、かき氷など祭り屋台
- 縁日: 金魚すくい、ヨーヨー釣り、射的、レトロなお化け屋敷、見世物小屋など
子どもはもちろん大人も見て回るだけで楽しい。
放生会の会場マップ(境内・参道・屋台の位置)

おすすめの回り方モデルコース(初めての人向け)
初めての出かける人向けにモデルコースを作って見ました。
1.参拝
放生会は“生命をいつくしむ祭り”なので、最初に本殿で参拝 → 心を整えるのが一番しっくりくる。
2.展示(廻廊内)
放生会は屋台のイメージが強いですが、神事や文化展示も大切な見どころです。
境内の展示(福博知名士のぼんぼり献灯・池坊いけばな展・放生会ちゃんぽん・おはじき)をゆっくり見ましょう。
※人が増える前に見ておくと写真が撮りやすい。
3.屋台散策

どの屋台が気になるかチェック。
射的や型抜き、ウナギ釣りやヨーヨーすくいも子どもに大人気です。
9月12日にはTV撮影(取材)も多いです。
4.奉納演芸
神賑わい(奉納演芸)を観るのもおすすめ。
太鼓・神楽・武術演武など、日によって内容が違うので、時間、演目をチェック。
5.夕暮れの参道食べ歩き
昼の暑さを考えるなら、ここからが本番。
・灯りがつき始める
・空の色が変わる
・写真が最も美しい時間帯
食べ歩きを目的に放生会を訪れる人も多い。
屋台グルメを満喫しましょう。
6.見世物小屋・おばけ屋敷へ
レトロな看板、呼び込みの声、照明の雰囲気が一気に増して、放生会らしい“昭和の縁日感”が一気に立ち上がります。
7.地下鉄で帰宅
お腹が満足し、歩き疲れたら、放生会名物「葉付き新生姜」をお土産に帰路へ。
令和8年放生会混雑予想

2026年は9月12,13日が週末のため、非常に混雑する予想です。
混雑を避けるおすすめの時間帯
●平日の午前中(10:00〜12:00)
屋台は昼前から営業を始めており、参拝や屋台の買い物をほとんど待ち時間なしで楽しめます。
人通りが比較的少なく、自分のペースでゆっくり歩けます。
●平日の昼下がり(12:00〜15:00)
夕方以降に比べて通路や境内が空いており、快適に過ごせます。
向いている人: 落ち着いて参拝・展示を見たい人、子ども連れ
注意点: 9月でも暑い日があるので、帽子・水筒(水分補給)は必須
※水筒を選ぶポイントはこちらの記事を
>>【水筒サーモス 500ml】お気に入りの水筒を持ち歩こう
混雑しやすい時間帯
●土曜日・日曜日(特に15:00以降)
週末は一日中混雑しますが、夕方から夜にかけては身動きが取りづらいほど混み合います。
●毎日18:00以降(夜間)
屋台に明かりが灯る夜は非常に雰囲気が良いものの、学校や仕事帰りの人、観光客が殺到し、最も混雑するピークタイムとなります。
周辺の道路や駐車場、駅も激しく渋滞します。
向いている人: 屋台の灯りと「祭りらしい賑わい」を味わいたい人
混雑回避のコツ
- 優先順位を決める: 「参拝」「名物購入」「屋台グルメ」「見物小屋や射的・型抜き」のどれを最優先にするか決めておく。
- 待ち合わせ場所を事前に共有: 駅改札・境内の目印など、はぐれたときの集合場所を決めておく。
救護所

境内でのマナー・撮影ルール
- 歩きスマホを避ける: 立ち止まるときは参道の流れを妨げない場所へ。
- 子どもから目を離さない: 特に夜間は迷子になりやすいので注意。
- ごみは購入店の案内に従う: 境内に残さない。
- 参拝優先: 神事の進行や他の参拝者を遮らない。
筥崎宮では、本殿内の御祈願中撮影、ドローン、ライブ配信に準じる動画撮影、収益化を含む商用撮影を禁止しています。
記念撮影レベルなら事前連絡不要ですが、カメラマン同行などの撮影は社務所へ相談が必要です。
2026年放生会まとめ
2026年の筥崎宮放生会について、日程・名物・屋台・混雑回避のポイントを整理して解説しました。
今年は御神幸がない分、境内でゆっくりと放生会らしさを味わえる年です。
- 本殿で祭りの意味に心を寄せる参拝
- 葉付き新生姜・社日餅などの名物
- 数百軒の屋台と昔ながらの縁日の雰囲気
これらを落ち着いて楽しめるのが、2026年の放生会の魅力です
今年も放生会を満喫しましょう。





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