
更新日:2024/10/07
あなたはiPhoneお使いですか?
2024年7月30日、iPhoneの「衛星経由の緊急SOS」を日本でも利用出来るようになりました。
この機能は、携帯電話やWi-Fiの圏外でも、人工衛星を経由して緊急通報サービスに連絡できるものです。
今回は、「衛星経由の緊急SOS」の使い方をご紹介します。
対応しているiPhoneをお持ちの方はぜひ使い方をチェックしておきましょう。

対応しているiPhoneは?

iPhone 14、iPhone 15、iPhone 16が対応しているよ。
すでに米国とカナダでは2022年11月15日からサービスを開始していたが、その後、フランスやドイツ、英国、アイルランドなどにもサービス提供エリアを広げ、16カ国で人命救助に役立ってきた実績があります。
衛星経由の緊急SOS概要

衛星経由の緊急SOS | |
---|---|
対応機種 | iPhone 14シリーズ以降の全モデル |
利用料金 | 2024年7月30日から2年間 ※iPhoneをアクティベートしてから2年間は無料 |
利用条件 | iOS 17.6以降が必要 |
特徴 | 視界が開けた条件下では15秒程度でメッセージを送受信できる |
本サービスは、iPhone 14/15/16シリーズのユーザーであれば、万が一電波の届かないエリアで事故に遭ったり遭難しても、緊急対応専門スタッフがいる衛星中継センターと連絡が可能。
つまり、圏外でも緊急SOSや自分の位置情報を家族に知らせたりすることができる機能。
自分のiPhoneが「衛星経由の緊急SOS」に対応しているかは、「設定」アプリを開いて「一般」→「情報」とタップし、「機種名」と「iOSバージョン」で確認しましょう。
緊急SOS使い方(デモ)

衛星通信に接続するには、上空の衛星につながりやすい視界の開けた屋外にいる必要があります。
使い方は簡単。
「設定」からの「緊急SOS」をタップ。
最下部にある「衛星経由の緊急SOS」の項目から、「デモを試す」をタップ。
「衛生通信接続をテストする」をタップ。
テスト時はモバイル通信を一時的にオフする必要があり、「オフにする」をタップ。
実際の衛星の位置を検索する画面や、緊急連絡サービスのチャット例が表示されます。
デモの内容が確認できたら「終了」をタップ。
衛星経由の緊急SOSまとめ
iPhoneの新機能「衛星経由の緊急SOS」をご紹介しました。
2024年7月30日から日本でも利用可能になりました。
おそらく街中では問題無いですが、旅行やお出かけ時、特に山登りや冬のスキーなど、スマートフォンが圏外になることはままあります。
思わぬ事故に巻き込まれたり、遭難してしまうリスクはゼロではありません。
例え街中であっても、地震などの災害でスマホが使えなくなる経験をした方も多いでしょう。
今回紹介した衛星経由での緊急通報が、もしかしたらあなたやあなたの大事な人の命を救うかも知れません。
対応しているiPhoneをお持ちの方は、もしもの時に備えて、ぜひチェックしておきましょう。
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・ブロガー:2021年9月ブログ開設
・趣味:旅行(国内・海外)、食べ歩き、写真撮影
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