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【日経平均急落】世界同時株安S&P500やオルカンは損切りすべき?

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更新日:2025/04/07

2025年4月7日東京株式市場は、全面安の展開で日経平均株価は一時2900円以上急落。

一時3万1000円を割り込み、結局、先週末より2644円安い、3万1136円で取引を終えました。

2024年8月の暴落時、1987年のブラックマンデーに次ぐ過去3番目の下げ幅となっています。

米国が4月2日決定した相互関税に対して、中国政府は4日夜に米国からの全ての輸入品に34%の追加関税をかけると発表。

関税の応酬が世界経済の急激な減速につながるとの警戒で、市場心理が大幅に悪化している。

今回の暴落で、含み損を抱えている人も多いと思ます。

投資を止めた方がよいのか、損切りをすべきなのか迷っている人もいるかも知れません。

投資歴40年の私の考え方(方針)をご紹介します。

今後の投資の参考になれば幸いです。

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含み損

S&P500が2日間で10%超の急落…!

米国株の急落だけでなく、日経平均も4月7日2644円急落。

原因は言うまでもなくトランプ大統領の関税政策です。

2025年4月2日のS&P500は、終値で5670.97ポイント。

それがトランプ関税公表後、急落に転じ、4月4日時点の終値では5074.08ポイント。

この2日間で10.52%の下落

ちなみに、直近の高値は2月19日の6144.15ポイント、この高値から見ると下落率は17.4%。

「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」の基準価額は、直近高値が1月24日の3万4638円で、4月4日が2万8603円。

17.42%のマイナスです。

また、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」の直近高値は1月24日の2万8060円で、4月4日が2万4293円なので、13.42%のマイナスでした。

仮に2024年1月から毎月月初に1万円積立投資をしていることを前提に、2025年4月4日時点でどの程度の損失が生じたのかを見てみましょう。

積み立てた総額は2025年4月までで16万円。

急落が生じる直前、4月2日時点の基準価額は3万632円で、この時点での評価額は16万4632円。

4632円の含み益がありました。

しかし、4月4日時点の基準価額は2万8603円で、評価額は15万3727円まで目減りしています。

積立総額である16万円から見ると、評価損は6273円

・毎月1万円積立の損失率・・・・・・▲3.92%

「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」の基準価額は、株価だけでなく、為替相場の影響も受けます。
円高が進めば、それも基準価額の下落につながります。

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自分の許容度を確認

今後、株価がどこまで下がるのかはだれにも分かりません。

ただ、これまでの米国株式市場の下落率は調べる事ができるので、どの程度まで株価が下がるかをおおまかに見当づけることができます。

ここではショックによって株価が急落する直前の高値(終値ベース)から大底までの下落率、そして大底から、株価が急落する直前の高値(終値ベース)まで戻す期間を調べてみました。

・ブラックマンデー 1987年10月19日・・・・・・・・・・・・▲33.25%(約1年9カ月)

特にアメリカのダウ平均株価は、なんと… 1日で22.6%の下落!

・ITバブル崩壊&同時多発テロ 2001年9月11日・・・・・・・・▲49.14%(約4年7カ月)

ITバブル崩壊が進行中だったところに、同時多発テロが追い打ちをかける形で世界経済がさらに冷え込み、株価が下落。

・リーマンショック(2008 financial crisis)2008年9月15日・・・▲51.92%(約4年4カ月)

・コロナショック 2020年3月9日・・・・・・・・・・・・・・・▲29.39%(約5カ月)

過去、一番ひどかったのがリーマンショックの▲51.92%でした。

これを今のマーケットに当てはめて考えると、どれくらい下落するか目安になります。

単純に50%減と考えれば、積立総額である16万円が半分の評価額8万円になったとき、8万円の含み損になります。

そして、ここで大事なのは、あなたが8万円の含み損を許容できるかどうか、ということです。

許容できない人はリスクの取り過ぎなので、投資額を抑えましょう。

「自分が持っている資産は投資信託だけではないし、預貯金や他の金融資産もあるので大丈夫」と割り切れる人やすぐに実生活に問題が生じない人はそのまま積立投資を継続しましょう。

何しろ、「100年に1度」と言われたリーマンショックでさえ、S&P500は約4年4カ月で、暴落前の高値を抜いてきました。

世界同時株安まとめ

日経やS&P500の急落を受けて積立NISAをやめようか損切りしようか迷う人もいるかも知れません。

今回のトランプ暴落を目の当たりにして「夜も寝られない」という気持ちになっている人は、投資額を抑えましょう。

私自身は、急落や暴落は相場に付きもので今後も世界経済は成長を続けると判断しています。

こういうバーゲンセールの時こそ、長期積立投資を続けるべきであり、余裕のある人はボーナス時に積み増しも検討しましょう。

但し、底だと思ってもさらにそこから下げるのが相場であり、日経平均株価3万円割れはもちろん2万8000円ぐらいまでの下げはありそう。

投資は自己責任です。最終判断は自分で。

記事を書いた人 文貴(fumitaka)


・投資家:日本株投資歴40年
     NISA、iDeCoにてインデックス積立中

・フリーランス:2021年退職し、バリスタ(サイド)FIRE

・取引証券会社: SBI証券   松井証券 マネックス証券 楽天証券 野村證券


 


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