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日経平均株価過去最大の下げ幅”植田ショック”によるパニック売りが原因

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更新日:2024/08/10

いよいよ夏本番!

ちょっと歩いただけで汗が噴き出す。

日本株が急落し、もしかしたら冷や汗をかいている人も多いかも^^;

そこで今回は、株価下落の要因今後どうすれば良いのか、初心者向けに私の考えを書いてみました。

今後の参考になれば幸いです。

NISA始めた人
NISA始めた人

投資を続けても大丈夫?

管理人
管理人

積み立て投資はそのまま続けましょう。

相場が下げたときほどいっぱい買えるよ(^^)

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2024年8月5日(月)現況

日経平均株価チャート
日経平均株価チャート

週明け2024年8月5日(月)の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落し、終値は前週末終値比4451円28銭安(-12.40%)の3万1458円42銭。

下げ幅は過去最大となり、先週1日からの3営業日の下げ幅は7600円を超え、8000円に迫った。

7月31日(水)に日銀の植田和男総裁が年内の追加利上げを示唆したことが引き金となった「植田ショック」に歯止めがかからない状況。

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株価下落の要因

株価下落の原因はいろいろ言われていますが、私が考える要因は主に3つ。

米景気減速

5日の東京株式市場は、海外の機関投資家やヘッジファンド、個人投資家といった市場参加者の全員が売りに動くという「パニック売り」の様相となった。

きっかけは、日本時間2日夜に発表された米雇用統計の結果を受け、米景気減速への警戒感が高まり米国株が大幅安となったこと。

景気の先行き不安から、東京市場でも投資家のリスク回避姿勢が強まり、輸出関連株や半導体、金融など幅広い業界の株が売られた。

東京株式市場は先週8月1日(木)に終値は前日比975円安と大きく落ち込み、2日(金)には前日比2216円安で取引を終えて、1987年の米株式相場の大暴落「ブラックマンデー」の翌日に次ぐ史上2番目の下げ幅を記録したばかり。

この際も米製造業購買担当者景況指数(PMI)などの米国の経済指標が総じて景気減速を示唆する内容だったため、東京市場にも影響が波及した。

Purchasing Manager’s Index」の略。
PMIは、「50」を景況感の分岐点としており、これを下回れば景況感が悪く、これを上回れば景況感が良いとされ、景気の先行指標として注目される。

日本の利上げによる円高

ただ、大幅続落は外国為替市場で急速に円高・ドル安が進んだことも一因とされており、7月31日に日銀が金融政策決定会合で政策金利を0.25%程度に引き上げる追加の利上げを決定したことを主要因とみる向きは強い。

利上げを実施した後にさらに金利を引き上げる「追加の利上げ」は福井総裁時代の2007年2月以来。

私を含め、たぶん8割ぐらいの人は利上げ見送りを予想していたのではないかと推測する。

しかも今後のデータ次第で引き続き金利を上げていくとのリップサービス付き。

日銀の政策金利決定会合は、年4回(通常1月、4月、7月、10月)。

日銀が利上げを決定した直後に、米国では9月の連邦公開市場委員会(FOMC)でパウエルFRB議長が利下げを検討する可能性を示唆したこともあり、今後の金利差縮小が意識され、円買い・ドル売りの動きが鮮明になった。

今後アメリカは金利を下げて、日本は金利を上げる方向。

世界の主要国が利下げに動き始めるという潮流に逆らう形で「利上げ」を行い、過去最大の株価下落を招いてしまった。

信用買い残の強制整理

日本株の急落を受けてこれまでに積み上がった個人投資家の信用買い残が整理を迫られ、相場下落をさらに加速させた可能性が高い。

日経平均株価が史上最高値を更新したのが、7月11日の4万2224円02銭。

多くの個人投資家は、年末に向けてさらに株価は上がると予想(期待)し、信用買い残は7月下旬、日経平均株価が過去最高値から下げる中でも18年ぶりの高水準に達していた。

信用買いは、証券会社からお金を借りて株式を買う取引。
通常はどこかで株を売って精算します。

例えば、三井住友フィナンシャルグループ(8316)を始め、ストップ安銘柄が801。

株価が予想以上に下落した場合、信用取引で株式を購入した人は、追加の証拠金を差し入れる資金余力がない限り、損失覚悟で買いポジションを解消(株を売ること)せざるを得ない。

そのため、桁外れの下げを受け、信用取引で買いポジションを持っていた投資家からの投げ売りが出ているとの見方が広がっている。

日経平均株価は過去最大の下げ幅なので、誰も経験したことのない下げ。

新NISAを始めた人はもちろん、40年近くやっている私も初めて、機関投資家も初めて。

下げ幅が拡大したのは、個人投資家の損を覚悟の「投げ売り」(狼狽売り)、機関投資家のコンピュータを使った自動売買プログラム(アルゴリズム取引)が原因か。

※株取引アプリでも”アルゴリズム取引”が可能のようです。

私はどうしたか

8316 三井住友フィナンシャルグループ
8316 三井住友フィナンシャルグループチャート(期間1年)

私はたまたま休みだったので、リアルタイムで株価をチェックしていました。

途中で、三井住友フィナンシャルグループ(8316)一時ストップ安を知って、大引け成り行きで買い注文を入れました。

終値 8,162円で買えました。

実はストップ安銘柄を買ったのは今回が初めて。

もう一つは、本田技研工業(7267)も買いました。

明日以降更に下がるのか、反発するのか楽しみ。

8月6日(火)、日経平均株価は過去最大の上げ幅3217円04銭高。

その後、キングダム「大将軍の帰還」を観るため、「Tジョイ博多」へ。

キングタムは全てみましたが、最新作おすすめ(^^)

>>【Tジョイ博多】初心者向けチケットの予約買い方映画館の利用方法

ブラックスワンは突然現れる

株式市場に「ブラックスワン」という言葉があります。

全く予想外の出来事が発生すると、確率論やこれまでの経験、常識が通用しないため、社会や市場に極めて大きな衝撃を与え、多くの投資家がパニックとなり、売らなくてもいい株まで投げ売りしてしまう現症や理論を指します。

1697年オーストラリアで黒い白鳥(ブラックスワン)が発見され、それまでの「白鳥は白いものしかいない」という常識を打ち破った出来事が由来。

日本や世界経済の実態、企業の業績予想は2日間で急には変わりません。

今回の下げは、多くの投資家が「恐怖」に支配されたからです。

今後どうすれば良いのか

長期・分散・積み立て投資は継続。

相場が下げた時こそドル・コスト平均法の出番です。

マーケットの値動きを気にする必要はなく、むしろ暴落時こそ絶好の買い場となります。

クレカ積み立て投資の設定は変えずに、そのまま続けてくださいね。

一番止めた方が良いのが、何も考えずにただただ怖くなって売ってしまう「パニック売り」。

投資は長期間で資産を育むものであり、コツコツ続けましょう。

どうしても不安で夜も眠れない、仕事が手につかない場合は、リスクの取りすぎ。

投資額を半分にするなどして調整しましょう。

「継続は力なり」

記事を書いた人 文貴(fumitaka)


・ブロガー:2021年9月ブログ開設 

・投資家:日本株投資歴39年
     NISA、iDeCo併用にてインデックス積立中

■取引証券会社:・楽天証券 ・野村證券

SBI証券   マネックス証券松井証券

 


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