更新日:2023/10/05
あなたは、宮地嶽神社ご存知ですか。
宮地嶽神社は、福岡県福岡市と北九州市のちょうど中間に位置する、福津市にあり、
全国に鎮座する宮地嶽神社の総本宮です。
「何事にも打ち勝つ開運の神」として多くの方に信仰されています。
地元福岡では、パワースポットとしてだけではなく、絶景スポットとしても有名です。
初詣で人気の宮地嶽神社(みやじたけじんじゃ)ですが、
一躍全国に名を轟かせたのは嵐のテレビCMでしょう。
光の道は、宮地嶽神社の参道から見ることができます。
一度は見ておきたい絶景「光の道」が2023年はいつどうやったら見れるのか?
実際見るにはいろいろとハードルが高いですが、情報をまとめてみました。
1年のうち2月と10月の数日間しか見られない光の道を観る方法は2つしかありません。
・並んで整理券をもらう(無料)
・ご祈祷を受ける(有料)
最近では観光・旅行業界の回復が見られ、コロナ禍も以前と比べると落ち着いてきた印象です。
2023年(令和5年)春の光の道はかなり混雑する可能性が高いですが、どうなるでしょうか?
記事を読んでぜひチャンスがあればお出かけ下さい。
●2023年10月最新版はこちらへ。
>>【宮地嶽神社光の道2023】10月の見頃はいつ?どうやって観るの?
宮地嶽神社の光の道 本日、見れるか?!!
— 立花静人:ブログ連続1300日突破中【相互フォロー・フォロバ喜んで承ります】 (@wPE0Xlt7j30ZW8q) February 21, 2023
整理券を求める長い列に並び
整理券もゲット
あとは晴れるだけ
午後6時すぎが日没です#宮地嶽神社 #光の道 pic.twitter.com/jjeZgDUOC6
光の道はいつ見れるの?
2月と10月だよ。
もちろん晴れてる日ね。
宮地嶽神社ってどんな神社なの?
ご創建は、約1700年前。
主祭神は「息長足比売命(おきながたらしひめのみこと)」
別名「神功皇后(じんぐうこうごう)」。
古事記、日本書紀等では渡韓の折、この地に滞在され、
宮地嶽山頂より大海原を臨みて祭壇を設け、開運を祈願され船出したとあります。
その後、神功皇后のご功績をたたえ主祭神として奉斎し、随従の勝村・勝頼大神を併せ、
「宮地嶽三柱大神(みやじだけみはしらおおかみ)」としてお祀りしました。
以来、宮地嶽三柱大神のご加護のもとで事に当たれば、どのような願いもかなうとして
「何事にも打ち勝つ開運の神」として多くの方に信仰されるようになりました。
奥之宮八社とは?
「奥之宮八社」は大願が叶うと言われてきた知る人ぞ知るパワースポット。
宮地嶽神社には、神功皇后を主祭神とし、勝村大神・勝頼大神を配祀する御本殿の他に
「奥之宮八社」と呼ばれる社が祀られています。
「一社一社をお参りすれば大願がかなう」とう信仰があり、昔から多くの人が訪れています。
一番社・「七福神社」
福を運ぶ七福神。
「恵比寿(えびす)・大黒天(だいこくてん)・毘沙門天(びしゃもんてん)・弁財天(べんざいてん)・福禄寿(ふくろくじゅ)・寿老人(じゅろうじん)・布袋(ほてい)」の七福神をまつり、様々なご利益を受ける事が出来ます。
この七福神、実は国も宗教も違う神様・仏様で結成されていることを御存知でしょうか。
おそらく一番人気は、日本古来の鯛を持った漁業と商売にご利益があるとされるている恵比寿様。
それからインドの川の女神で紅一点の弁財天。
音楽や学問、芸能、商売にご利益を授けてくれるとされます。
大黒天はヒンドゥー教のシヴァ神の化身であるマハーカーラ(摩訶迦羅)がそのまま密教に取り入れられた。
台所の神様。
毘沙門天は、持国天、増長天、広目天と共に四天王の一尊に数えられる武神。
北方を守護し、多聞天または北方天とも呼ばれる。
ヒンドゥー教においてはクベーラともいわれる財宝神。
二番社・「稲荷神社」
食物とお米の方策を守る神様。
すべての食物、とくに日本人の主食お米(稲)のゆたかな実りを守る神様です。
イナリは初め稲生と書かれていましたが、稲の束を肩に荷うところから稲荷になったといわれています。
三番社・「不動神社」
災いや厄を除く神社。
四番社・「万地蔵尊 」
子供達の守り神。お地蔵様の呼び名で知られる地蔵尊は、とくに、旅人や子どもを守ります。
五番社・「恋の宮」
女性の心身内外をお守りする神様。
あわしま様(淡島神社)とぬれがみ様(濡髪大明神)の二柱を併せ祀り「恋の宮」と言われます。
六番社・「三宝荒神」
かまど、火除けの神様。
昔は、竈(かまど)の火で煮炊きをしていたことから、その場所の守り神、
つまり台所や食べ物・調理の神様として信仰されています。
七番社・「水神社 」
水がコンコンと湧き続ける龍神様。
宮地嶽周辺には大河がありません。
それは神の恵みの“雨”が地下水となり、地下に大きな埋蔵水として流れているのです。
そこでここは龍神様が差配され、水枯れもする事無く今日でも水がコンコンと湧きます。
八番社・「薬師神社 」
あらゆる病難から救う神様。
薬師如来として、仏教では多く見 られるのですが、
薬師神社は数も少なく、当社は病に苦しむ人々の信仰が強い神社です。
宮地嶽神社”夕陽の祭典”
参道の先に沈む夕日は、一年のうち2月と10月に現れます。
福岡県福津市に鎮座する宮地嶽神社では2月と10月の各2週間程度、
光の道を見るための夕陽の祭典が開催されます。
夕陽の祭典日時
令和5年2月18日(土)〜26日(日)
祭典開始:午後4時
日没時刻:18時06分~18時13分
※福岡県の日の出・日の入時刻一覧と方角 – 日の出日の入時刻・方角マップ (hinode.pics)
一般観覧席(無料)
当日配布される整理券をもらい入場します。
参加方法:14:00 から無料整理券(番号札)を配布(当日分のみ)
17:00 拝観席案内・開始
参加料:無料
配布場所:参道階段左手のぼり坂(予定)
整理券枚数:2022年、今年はコロナ対策により約150枚。
光の道儀式殿前特別席(有料)
夕日の祭り特別祈祷祭に参加し、大注連縄がかかっている本殿でご祈祷した後、
石段の上部に設けられた「光の道儀式殿前特別席」に座って観覧できます。
席数:2022年、今年はコロナ対策により約50席。
参加方法:事前に宮地嶽神社社務所に電話予約 電話 0940-52-0016
境内総合案内所にてご予約
当日受付:15:00~15:30
拝殿夕陽特別祈願:16:00~
観覧:17:00~
初穂料(祈願料):5,000円
注意事項
・階段(参道)は15時より封鎖され、観覧席(無料)は整理券を持った人しか入れません。
相島(あいのしま)
相島は福岡県糟屋郡新宮町にある離島です。
知らない人も多いと思いますが、宮地嶽神社からみると、夕陽はこの島に沈みます。
宮地嶽神社の「光の道」の先に見える島が実は「相島」です。
万葉集や続古今集にも詠われた歴史のある島です。
「猫の島」としてまた釣りスポットとしても有名で、多くの観光客が訪れています。
宮地嶽神社アクセス
車・バイクをご利用
■高速利用
・福岡市方面から九州自動車道古賀IC下車
・北九州市方面から九州自動車道若宮IC下車
■一般道利用
・福岡市天神から国道3号線で50分
・北九州市小倉から国道3号線で70分
電車をご利用
■JR
福間駅下車、駅前よりバス(タクシー)にて約5分、徒歩にて約25分(約2km)
■西鉄バス
JR福間駅前 ⇒ 宮地嶽神社前下車 170円 6分
当神社参拝用臨時バスでは、神社前にて下車
※バスの乗り方に不安がある人はこちらの記事を参考に
>>【西鉄バス】福岡のバスの乗り方・降り方・運賃・フリー乗車券
「夕陽の祭典」予約・お問い合わせ
宮地嶽神社
住所:〒811-3309 福岡県福津市宮司元町7-1
予約・お問い合わせ:0940-52-0016
「光の道」はなぜその時期しか見ることができないの?
日の出日の入りって何?
太陽と地球の関係
地球は北極側から見て、反時計回りに自転しているので、
地球から見た太陽は東から西に向けて移動するように見えます。
地球の自転は1日に1回転ですから、太陽も24時間後には1回転して同じ位置に戻ってきます。
季節が生じるのは、地球の地軸が23.4度傾いているために、
公転をする間のどの位置にいるかによって太陽によって照らされる時間の長さが違うためです。
地球が太陽のまわりを回る(公転)のにかかる日数は365日ちょうどではなく、
平均すると約365.24219日です。
これは時間に直すと365日と6時間足らず。
地球は太陽のまわりを365日と約6時間かけてちょうど1回転し、元の位置に戻ってきます。
青色は「冬至の日」、黄色は「春分の日」「秋分の日」、
赤色は「夏至の日」における太陽の通り道を示します。
日の出から日の入りまでの時間がもっとも長い日が「夏至」です。
春分の日、秋分の日は、太陽は真東からのぼり、真西に沈みます。
日本の標準時子午線は東経135度で、兵庫県明石市を通っています。
お昼12時に太陽は真南の方角にあり、一番高い位置にあります。
時間はどうやって決まる?
地球から見ると、太陽は24時間かけて地球を360度ひと周りしていることになりますが、
1時間あたりにすると、地球上の経度15度分ずつ、動いていることになります。
ある場所で太陽が南中する午後0時を迎えていると、
そこより15度西側の地点では、まだ太陽が南中する前の午前11時。
逆に15度東側の地点では太陽が傾き始めた午後1時になります。
地球上では経度15度あたり、1時間の時差が生じます。
日本では1886(明治19)年に、世界時に9時間加えた時刻となる東経135度子午線上の時刻を標準時として定めました。
光の道は2023年2月22日、23日が一番の見頃
宮地嶽神社の参道と夕陽が一直線に重なるのは、2023年2月22日、2月23日がベストですね。
あとは、お天気次第。
素晴らしい光の道と出会えますように!
宮地嶽神社光の道2023まとめ
2023年2月18日(土)から始まる宮地嶽神社「光の道」について解説しました。
今年も混雑が予想されますが、一番のハードルは何と言っても当日のお天気です。
曇りや雨の日は当然ながら拝めません。
観れるかどうかはあなたの日頃の行い次第です。
ぜひチャレンジしてみて下さい。
今年も素晴らしい光の道と出会えますように!
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