更新日:2022/12/14
国税庁は、国税をスマートフォン決済専用のWebサイトからスマホアプリで納付できるサービスを
2022年12月1日から開始した。
対象となる決済サービスは、PayPay、d払い、au PAY、LINE Pay、メルペイ、Amazon Pay。
au PAY のみポイントが付与されるようです。
24時間いつでも納付出来ますので、ぜひご利用下さい。
国税の納付はスマホでスマートに 概要
納付税額 | 決済手数料(税込) |
---|---|
1円~10,000円 | 83円 |
10,001円~20,000円 | 167円 |
20,001円~30,000円 | 250円 |
30,001円~40,000円 | 334円 |
40,001円~50,000円 | 418円 |
※以降、10,000円を超えるごとに決済手数料83円(税込)が加算されます。 |
従来もクレジットカードでの国税支払いは可能でしたが、手数料が別途必要でした。
還元率の高いカードを持っていて、手数料を上回るポイントが付くなら
クレジットカード納付も検討しましょう。
ご利用可能なPay払い
対象となる決済サービスは、
・PayPay
・d払い
・au PAY
・LINE Pay
・メルペイ
・Amazon Pay。
スマホアプリ納付が可能な税目
次の税目の納付が可能です。
また、本税に加えて、附帯税(加算税、延滞税等)の納付も可能です。
(附帯税のみの納付も可能です)
- ・ 申告所得税及び復興特別所得税
- ・ 消費税及び地方消費税
- ・ 法人税(グループ通算、連結納税を含む)
- ・ 地方法人税(グループ通算、連結納税を含む)
- ・ 相続税
- ・ 贈与税
- ・ 源泉所得税及び復興特別所得税
- ・ 源泉所得税(告知分のみ)
- ・ 酒税
- ・ たばこ税
- ・ たばこ税及びたばこ特別税
- ・ 石油税
- ・ 石油石炭税
- ・ 電源開発促進税
- ・ 揮発油税及び地方道路税
- ・ 揮発油税及び地方揮発油税
- ・ 石油ガス税
- ・ 航空機燃料税
- ・ 登録免許税(告知分のみ)
- ・ 自動車重量税(告知分のみ)
- ・ 印紙税
- ・ 国際観光旅客税
国税スマートフォン決済専用サイト納付手続
スマートフォン決済専用のWebサイト「国税スマートフォン決済専用サイト」を利用することで、
納税者はスマホアプリを選択して納付できます。
一度の納付での利用上限金額は30万円で、決済手数料は発生しません。
1.スマホ決済アプリに必要額をチャージする
アカウント残高を利用した支払方法のみ利用可能なため、事前に残高チャージが必要となります。
チャージ方法には制限が無く、クレジットカードのチャージ方法も利用出来ます。
2.国税スマートホン決済専用サイトにアクセス
今回は、国税庁ホームページからアクセスする場合について解説します。
①[手続名]スマホアプリ納付の手続|国税庁 (nta.go.jp)
②下記をタップ。
3.注意事項の確認
□注意事項について同意しました。
☑を入れて次へ
4.支払方法の選択
支払方法を選んで、「次へ」
5.納付情報の入力
氏名、住所、電話番号、納付先税務署を入力して「次へ」
6.納付内容の確認
最後に入力内容を確認し、「納付」をタップすると手続き完了。
スマホ決済注意点
・一度の納付での利用上限金額は30万円です。
・領収書は発行されません。
国税スマホ決済 まとめ
2022年12月1日からスマートフォン決済専用のWebサイト
「国税スマートフォン決済専用サイト」を利用することで、
納税者はスマホアプリを選択して納付できるようになりました。
一度の納付での利用上限金額は30万円で、決済手数料は発生しません。
アカウント残高を利用した支払方法のみ利用可能なため、事前に残高チャージが必要です。
ポイントの付与については、決済サービスによって異なるためご確認下さい。
税金の支払いは自己破産をしても免除されませんので、
便利になったスマホ決済をご利用下さい。(ポイントが付けばその分お得になります)
いずれにせよ、選択肢が増えることは歓迎ですね。
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