【スパム対策】reCAPTCHAからCloudflare Turnstile移行方法

この記事はこんな人におすすめです
　

Contact Form 7を使っている企業、ブロガー
　
reCAPTCHAを使っている人
スパム対策を検討している人

更新日：2025/12/27

Contact Form 7 のスパム対策といえば、長らく Google reCAPTCHA v3 が定番でした。

しかし 2024〜2025 年にかけて、reCAPTCHA v3 の内部処理が重くなり、PageSpeed Insights のスコアが急落するケースが増えています。

実際に私のサイトでも、reCAPTCHA が CPUを1秒以上ブロックし、TBT が大幅に悪化しました。

そこで移行したのが「Cloudflare Turnstile（クラウドフレアターンスタイル）」。

無料・軽量・高速で、Contact Form 7 が標準サポートしている最新のスパム対策です。

この記事では、reCAPTCHA v3 から Turnstile へ移行する最短ルートをわかりやすく解説します。

ブログを運営している人の参考になれば幸いです。

ブロガー

スパム対策のおすすめは？

管理人

Cloudflare Turnstile（クラウドフレアターンスタイル）。

reCAPTCHA v3 が重くなった理由
Turnstile が Contact Form 7 に最適な理由
1. Turnstile のメリット
Turnstile の導入手順（最新仕様・日本語 UI）
Cloudflare Turnstile に関する FAQ（よくある質問）
Turnstileまとめ

reCAPTCHA v3 が重くなった理由

2024〜2025 年にかけて Google が内部処理を強化した影響で、

ボット判定の精度向上
スコアリングの強化
API の処理増加

これらが重なり、reCAPTCHA v3 が世界的に重くなっている状況です。

さらにGoogle は2025年末までに、すべてのreCAPTCHAキーをGoogle Cloudプロジェクトに移行することを発表しています。

Google Cloudに移行後は、従来通り月1万件のリクエストまでは無料で利用できます。

また、勝手に課金されるという事は無く、月1万件のリクエストを超過すると従来同様に新しいリクエストに対してエラーを返し、reCAPTCHAの機能が使えなくなります。

Turnstile が Contact Form 7 に最適な理由

Cloudflare Turnstile（クラウドフレアターンスタイル）は、reCAPTCHA の代替として登場した最新のスパム対策です。

Turnstile のメリット

JS が極端に軽い（CPU ほぼ 0ms）
無料で使える
Contact Form 7 が標準サポート（日本語 UI）
フォームページだけで動作
functions.php を触らなくていい
Cocoon と衝突しない

ブロガーにとってはメリットしかありません。

Turnstile の導入手順（最新仕様・日本語 UI）

① Cloudflare で Turnstile を作成

1.Cloudflare 公式サイトにアクセス

2.アカウントを作成する

3.左メニューから Turnstile を選択

4.「ウィジェットを追加」をクリック

以下を入力します。

ウィジェット名（任意）
ドメイン（例：example.com）
モード：管理対象（推奨）

5.作成をクリック

6.サイトキーと シークレットキー が発行される

② Contact Form 7 にキーを設定

1.WordPress 管理画面

2.お問い合わせ → インテグレーション

3.Cloudflare Turnstile を選択

4.Cloudflare のサイトキー、シークレットキーをコピペして「変更を保存」

③ Google reCAPTCHA を無効化

お問い合わせ → インテグレーション → reCAPTCHA
サイトキーとシークレットキーを削除
保存

設定を解除するのは、『Cloudflare Turnstile』への移行が完全に完了し、『reCAPTCHA』が不要であると最終的に判断してからにしてください。

Cloudflare Turnstile に関する FAQ（よくある質問）

Q1. Turnstile は無料で使えますか？

はい、無料で使えます。

Cloudflare のアカウントさえあれば、追加料金なしで利用できます。

Q2. Contact Form 7 と相性は良いですか？

とても良いです。

CF7 は Turnstile を標準サポートしているため、キーを入力するだけで使えるようになっています。

Q3. Turnstile を入れるとサイトは速くなりますか？

はい、速くなるケースが多いです。

特に reCAPTCHA v3 を使っていた場合、ページの裏側で動く処理が 1 秒以上軽くなることがあります。

Turnstileまとめ

WordPressのプラグイン『Contact Form 7』でフォームを作っている方向けに、reCAPTCHAの代替『Cloudflare Turnstile』の導入方法を紹介しました。

reCAPTCHA v3 は最近重くなっている
Turnstile が最も軽くて安全
Contact Form 7 が標準サポート
導入後はパフォーマンスが改善

Contact Form 7 を使っているなら、スパム対策は「Turnstile」一択と言っていいレベルです。

どうしようか迷っているブロガーさんはぜひご検討ください。

記事を書いた人　文貴（fumitaka）

・ブロガー：2021年9月〜

・フリーランス：2021年早期退職し、サイドFIRE

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