コロナワクチン接種を2回終了した人が人口の半分(54.4%)を超えました。
※9月21日時点
人口の72%を超えました。 ※11月1日時点
それでもまだ接種するかどうか迷っている人も多いかと思います。
全世界の人が初めての事なので不安は当然でしょう。
私自身2回接種済みですが、受けるにあたっていろいろ悩みました。
この記事が少しでもワクチン接種を受けるかどうかの判断材料になればと思い書いてみました。
ワクチン接種することのメリットはいろいろ報道されている通りです。
国全体もしくは公衆衛生の面から考えればワクチン接種は推奨されています。
今回は主にデメリットについて考えてみます。
ワクチン接種に伴うデメリット
副反応がある
副反応については、発熱、倦怠感、頭痛、筋肉痛等が主なもので、
おおよそ2~3日で治まるようです。
(私の場合ファイザー製ワクチンを受け、39.3℃まで発熱あり。倦怠感も強かったですが、鎮痛剤を飲んで何とか過ごしました。)
モデルナ製ワクチンについてはモデルナアームと呼ばれるかゆみや腫れが1週間ぐらい経ってみられることがあります。
30~40歳前後の女性に多いようです。
ファイザー製ワクチンではまれとされています。
接種会場で待機中(通常15分間、人によって30分)に起こる副反応の最大のものは、
アナフィラキシーショックです。
アナフィラキシーショックは、そもそも起こること自体がまれですし、
仮に起こったとしてもその場で対処が可能です。
会場には医師、看護師が必ずいますし、薬剤も準備されています。
具体的には、まずボスミン筋注、ルート確保、救急搬送、経過観察目的の入院が予想されます。
因果関係不明の死亡例がある
ワクチン接種後の死亡例(9月3日までに1155例)も報告されていますが、
死亡と因果関係があると判断されたものはなく、なんとも言い難いところです。
ワクチン接種による健康被害が認定されれば、予防接種法による救済を受けることができます。
詳しくは厚生労働省のホームページを参照ください。厚生労働省新型コロナワクチンについて
現時点で、ワクチン接種によって死亡者数が増えたとする明らかなデータは無いようです。
心筋炎・心膜炎について
10代・20代男性にはごくまれに心筋炎・心膜炎を発症した事例が報告されています。
ワクチン接種後4日程度の間に胸の痛み、動悸、息切れ、むくみなどの症状がある人は
速やかに医療機関を受診しましょう。(ワクチンを受けたことを伝えてください。)
これを受けて、10代・20代の男性はファイザー社のワクチン接種も選択出来るようになりました。
1回目モデルナを受けた場合、予約を取り直せば2回目ファイザーへの変更が可能です。
ファイザー社とモデルナを比べた場合、副反応としての心筋炎・心膜炎の頻度は
ファイザー製ワクチンの方が低いためです。
10代・20代の男性以外ではワクチン間に大きな差はありません。※10月15日時点
予防接種後健康被害救済制度
予防接種の副反応による健康被害は、極めて稀ですが、一定数起こりえます。
予防接種と健康被害との因果関係が認定された方には救済制度があります。
予防接種を受けられた時に住民票を登録していた市町村にご相談ください。
※新型コロナウイルスのワクチンだけでなく、あらゆる定期接種・臨時の予防接種が対象です。
新型コロナウイルスワクチン専用ダイヤル
福岡県・福岡県薬剤師会がワクチン専用ダイヤルを設置しています。
- ワクチンの副反応等に関するご相談
- ワクチンの有効性・安全性に関する情報提供
- 副反応発生時の対応に関するアドバイス等
薬剤師が対応いたします!!
【受付時間】24時間(土日・祝日も実地)
ナビダイヤル 0570-072972
※通話料がかかります
結論 ワクチン接種は自己判断にて受けた方が良い
将来どうなるか、どんな副反応が起こるかは誰にも予測不能です。
予測不能な事を心配してもどうしようもない。
ならば世のため人のため、家庭内感染を防ぐためにもワクチン接種を受けるほうが良い
と判断しました。
この記事を読んだ人がいくらかでも安心して接種を受けることが出来れば幸いです。
※かかりつけ医がいる人は主治医に相談しましょう。
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