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【国会議員の年収は?】自費30万円でパリ研修旅行に行ける?研修は6時間だけ

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自由民主党

更新日:2024/10/10

自民党女性局がパリ海外研修の際、SNSに投稿した写真に対して批判の声が殺到しています。

騒動の中心は、松川るい自民党参議院議員(大阪)。

国会議員は、松川るい参院議員、今井絵理子参院議員、広瀬めぐみ参院議員、梶原大介参院議員、そして地方議員、さらには民間の方を含めて、38人が参加。

本人のコメントはこちら。

研修旅行には女児2人も参加?

1人は松川るい参院議員の次女。もう一人は不明です。

しかも松川議員の “公務中” は、次女をホテルに一人で残すわけにもいかないので、

日本大使館に預けられていたそうです。

参照元:松川るい議員、フランス外遊に娘を同行させていた!「大使館が子どもの世話」外務省関係者が明かす “家族旅行” の内幕 | Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌] (smart-flash.jp)

まあいろいろ突っ込みどころはありますが、

こんな国会議員を選んだのは選挙権を持つ我々有権者です^^;

私が気になったのは、今回のパリ研修旅行は自費30万と自民党費から支出されており

公金は使われていないという部分。

自民党の収入(243億円)の内、約7割は政党交付金(169億円)。

お金に色はついていないので、本当にそうなのかは不明。

そもそも国会議員の給料は税金ですが、どうやらその認識がないようです。


そこで今回は国会議員の給料(歳費)について解説します。

いったい、国会議員1人当たり年間いくらになるのでしょうか?

はたしてこのままで良いのか、ぜひあなたがご判断下さい。

有権者
有権者

国会議員の年収はいくら?

管理人
管理人

いろいろ込みで推定7,500万円。

気になる人は内閣人事局の担当者に確認してね(笑)

※参考までに連絡先はこちらです。

(連絡先)
内閣人事局(給与担当)
一般職担当:野原、田代、勝岡
特別職担当:桑原、合田、笠井
電 話:(直通)03-6257-3759

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国会議員の給料はいくら?

憲法では国会議員の報酬を次のように規定しています。

日本国憲法49条「両議院の議員は、法律の定めるところにより、国庫から相当額の歳費を受ける」。

国会法35条「議員は、一般職の国家公務員の最高の給与額(地域手当等の手当を除く。)より少なくない歳費を受ける」。

さらに、歳費法によって歳費、旅費および手当等の支給についても細かく規定されています。

国会議員の歳費は「国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律」で

月額129万4000円と定められています。

年額で1,294,000×12=1552万8000円。

ボーナスに相当する期末手当もあり、今年6月30に支給された額は、1人当たり約310万円。

内閣官房人事局発表資料より)

年額約620万円(6月30日と12月10日に支給されます)

総額2172万8000円が支払われます。

議長や副議長、大臣になるとさらに額がアップします。

国家公務員としての給料であるため、通常と同じように所得税が源泉徴収されます。

国会議員の給与年収:2172万8000円。

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活動費

さらに「調査研究広報滞在費」が1200万円(月額100万円×12カ月)が支給されます。

領収書の公開などが不要であるため、何に使われているかブラックボックスです。

税金も非課税です

立法事務費

次に、「立法事務費」780万円(月額65万円×12カ月)。

調査や研究など立法のために会派を通じて国から支給される経費。

立法事務費は会派に対して支払われますが、

1人会派だとしても政治資金規正法上の政治団体として届け出ていれば認められます。

まったく活動していなかったとしても立法事務費の使い道を第三者が確認する事ができません。

報告義務はなく、税金も非課税です

その他

ここまでだけで、4,152万8,000円。

さらに、JR特殊乗車券・国内定期航空券の交付や、3人分の公設秘書給与、

委員会で必要な旅費、経費、手当、弔慰金などが支払われます。

加えて、政党交付金の一部が各議員に支給されます。

地方選出議員には、選挙区と東京を行き来しやすくするため、

「JRパスと往復航空券(月3往復)」または「往復航空券(月4往復)」のどちらかを選択することができます。

議員1人あたりいくらかかる?

国会議員1人当たり、年間どれだけのお金がかかっているのか。

JRの交通費や飛行機代は、選出された選挙区によって異なるので、一概には言えませんが

参考になりそうなデータがあります。

かなり昔の話になりますが、

平成二十一年二月三日提出質問第八四号

国会議員の歳費や定数削減等に対する麻生太郎内閣総理大臣の見解に関する質問主意書

提出者  鈴木宗男

この質問書によると、

国会議員1人当たり年間約7,500万円の経費がかかっていると試算されています。

経費は増えることはあっても減ることはないでしょうから、

おそらく令和の今でもこれぐらいもしくはそれ以上のお金がかかっているはず。

国会議員は何人いる?

2022年(令和4年)現在、公職選挙法第4条において、

衆議院は465人(小選挙区選出議員289人・比例代表選出議員176人)、

参議院は248人(比例代表選出議員100人・選挙区選出議員148人)とそれぞれ規定されています。

つまり日本には衆参合わせ、713人の国会議員がいます。

仮に議員1人当たり年間経費を7,500万円とすると

国会議員全体で534億7,500万円の人件費がかかっています。

国会議員の年収まとめ

国会議員の歳費について解説しました。

国会議員の本務は、国会で政策を議論し、必要な法律を策定することです。

議員は国の代表ですから、相応の報酬があることは当然です。

しかし、税金によって支払われる以上、国会議員が経費に見合う仕事をしているかどうかチェックするのは、国民の役割です。

有権者にとってまともな仕事をしない議員は選ばないようにしましょう。

ぜひあなたの判断を次の選挙で示してください。

記事を書いた人 文貴(fumitaka)


・ブロガー:2021年ブログ開設

・投資家:日本株投資歴39年
     つみたてNISA、iDeCoにてインデックス積立中

・フリーランス:2021年退職し、サイドFIRE
 
 


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