2021年(令和3年)3月31日現在で日本全国都心部から地方まで約2万4,000店、
貯金残高約189.5兆円、三菱UFJ銀行の預金残高約182兆円を上回り、
国内最高の残高を誇るゆうちょ銀行。
どこでも見かける銀行として利用している人は多いと思います。
私も口座は持っていていろいろお世話になっています。
そのゆうちょ銀行で2022年1月17日より手数料が大幅に改訂されます。
利用者から見れば大幅改悪され、特に現金での取扱は注意が必要です。
今回はゆうちょ銀行の手数料改定について詳しく解説します。
各種払込みサービスを現金で利用する場合の料金加算
現金での払込みは手数料が110円高くなる!
2022年1月17日以降に窓口やATMにおいて払込みを行うと、
現金の場合は1件ごとに手数料が110円加算されます。
たとえば、窓口で5万円未満の払込みを行なう場合、
通帳やキャッシュカードからなら手数料は203円だが、現金を使うと手数料は313円となります。
また、「料金受取人負担」の払込取扱票による払込みで、受取人が払込み料金を負担する場合でも、
現金で払うと払込人が110円を支払うことになるので注意して下さい。
110円加算されると多くの人は「え~、そんなの聞いてないよ」と困惑しそうですね。
硬貨取扱料金の新設
硬貨を51枚以上持ち込むと手数料を取られる!
窓口へ硬貨を持ち込む場合、硬貨50枚までは手数料なしですが、
51〜100枚は550円、101〜500枚は825円、501〜1,000枚は1,100円の手数料が必要となり、
以降500枚ごとに550円が加算されます。
ATM手数料も値上げ!
日曜日は110円
今後は駅やショッピングセンター、ファミリーマートのATMでは、
日曜日に110円の手数料が取られるのでご注意下さい。
ATM硬貨取扱時間帯の変更
硬貨の預入れ&払戻しが可能な時間帯も変更され、
平日7時〜18時のみに短縮されるほか、土・日曜日は取扱不可となります。
ATM・CD携帯サービスの手数料改定
さらに、コンビニに設置してあるATM・CD提携サービスについても、
ゆうちょ銀行の預入れ&払戻し手数料が110円値上げされます。
とくにイーネットATMはこれまで平日・土曜日の手数料が無料で利用できたのに、
今後は220円手数料がかかるので要注意!
※ イーネットATMとはコンビニ等に設置されたイーネットマーク
のあるATMを指します。
まとめ
ゆうちょ銀行よ、お前もか!
楽天銀行に引き続きゆうちょ銀行も大幅改悪。
これ以外にも改訂された点はありますので、
詳しくはゆうちょ銀行ホームページでご確認下さい。
ゆうちょ銀行はどんな田舎にもあるので使い勝手の良い銀行。
現金を使うと余計な手数料が掛かるものなんか変な話です。
近い将来現金はなくなってしまうのでしょうか。
貯金箱でコツコツと小銭を貯めている場合、
大量の硬貨をゆうちょ銀行に持ち込んで入金すると、手数料を取られてかなり損します。
預けるなら今のうちにどうぞ。
田舎に住む爺婆が真っ先に影響を受けそうです。
ご両親にぜひ伝えてあげて下さいね。
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