【西川のオーダーメイド枕体験レビュー】枕選びのポイント5つをチェック

更新日：2025/06/12

朝起きたときに肩こりや首の痛みがある、寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める…

その原因、実は“枕”かもしれません。

大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手は、睡眠をとても重要なものと考えており、西川の寝具を使っているとのこと。

先日西川のショールームを訪問したときに、【西川のオーダーメイド枕】を購入しました。

今回は「オーダーメイド枕」を実際に使ってみて感じたことを踏まえて、「寝心地のいい枕の選び方」をご紹介します。

「枕が合わない」と悩んでいる人の枕選びの参考になれば幸いです。

枕選びで失敗しない5つのポイント　

枕は「なんとなくの好み」で選んでしまうと、実は体に合っていないことも…。

ここでは、正しい枕選びの基準を5つのポイントにまとめました。

① 高さが自分の首に合っているか

枕の重要な役割の一つが首を支えることです。

首と敷き布団のすき間を埋める「適度な高さ」が大切。

肩口に枕があたるくらいにして頭をのせるのが、正しいあて方です。

📊 高さが合わないとどうなる？

高すぎると首に負担がかかり、低すぎると頭が沈みすぎて熟睡できなくなります。

枕の高さ	起こる不調
高すぎる	首が前に押し出されて、いびき・首こり
低すぎる	首が伸びてしまい、肩こり・熟睡できない

細身の方

低めの高さがおすすめ。

体格がしっかりした方

中くらいの高さがおすすめ。

猫背の方

高めの高さがおすすめ。

② 寝姿勢に合わせた形状になっているか

🛌 寝姿勢別に理想の枕は異なる！

仰向け寝が多い人、横向き寝が多い人で、理想の形状は異なります。

寝姿勢	理想の枕
仰向け寝	頭～首をゆるやかに支える低めの枕
横向き寝	肩幅を埋めるやや高めの枕

📐 理想の高さ

横から見たとき、首と背骨がまっすぐ一直線になるのがベストポジション。

横向き寝の場合は、肩幅を考慮して“やや高め”の枕が理想的です。

横向き寝用の両サイドは、一般的に2cm程度高くなります。

③ 中材（素材）の通気性と反発力・弾力をチェック

🌾 素材ごとの特徴比較

素材	通気性	弾力	特徴
パイプ系	◎	◎	蒸れにくく寝返りしやすい
粒わた・綿系	◯	△	柔らかく頭が包み込まれる
ウレタン系	△	◯	フィット感あり、やや蒸れやすい

💡【POINT】暑がりな人や夏は「通気性重視」がおすすめ！

中材が合っていないと、蒸れやすかったり、頭が沈みすぎて寝返りがしづらくなります。

・通気性重視なら「パイプ素材」

・柔らかめが好みなら「粒わた」や「ウレタン」などが◎

④ 寝返りが打ちやすいか

チェックポイント	理想形
横幅	肩幅＋10cm以上（標準63cm以上）
弾力（反発力）	適度に反発力がある素材で沈み込みすぎないもの

寝返りしやすさ＝枕の幅と弾力（反発力）

人は、一晩寝ている間に、平均20～30回ほど寝返りを打ちます。

広めの横幅と適度な弾力があると、寝返りがスムーズになり、睡眠の質が向上します。

「頭が3つ入る大きさ」が理想的。

🔁 寝返りしやすいゆったり枕、おすすめ商品

⑤ メンテナンスができるか

🔧 長く使うためには「調整できるか」が重要！

項目	内容
高さの再調整	購入後に店舗で無料調整できると安心
中材の交換	汗・におい・へたりに対応できると清潔
洗えるか	カバーだけでなく中材も洗えると衛生的

高さの調整や中材の交換ができると、体型の変化や季節による寝心地の違いにも柔軟に対応できます。

また洗濯できるかどうかもポイントになります。

西川のオーダーメイド枕とは？

創業450年以上の寝具ブランド「西川」が提供する “一人ひとりに合う専用枕”。

上記5つのポイントをすべて満たすのが、西川のオーダーメイド枕です。

「何を基準に選べばいいかわからない…」という方ほど、プロのカウンセリングを受けながら選べる西川の枕が安心です。

✅ 専属スタッフが首・肩のカーブをミリ単位で測定

✅ 中材は複数から選べて自分好みにカスタマイズ可能

✅ 店頭での無料再調整サービス付き

✅ 購入当日にその場で持ち帰り可能（予約制）

まるで「オーダースーツ」のように、「自分専用の枕」が完成します。

【体験レポ】西川のオーダーメイド枕を作ってみた！

計測

面白かったのが、「N-3D body」。

全身のボディラインをミリ単位で３D計測できるデジタルスキャナーです。

最先端テクノロジーを用いて骨格や身体のゆがみまで可視化することができます。

私の場合は、背中・腰・お尻のラインがほぼ水平の「フラットタイプ」、まくらは「高め」との診断結果でした。

中材選び＆仮合わせ

中材はパイプ系・わた系などから選択できます。

やわらかめからふつう、かためまで、すべて実際にお試し可能。

私は「通気性」と「適度な弾力感」で、ミニ備長炭パイプを選びました。

一般的に女性は軟らかめ、男性は硬めを選ぶようです。

仮組みされた枕に寝てみると…首と頭がふわっと包まれて、とにかく気持ちいい！

おそらく枕だけでなく、マットレスが良い感じに身体を支えてくれるような気がする。

当日持ち帰り＆使ってみた感想

完成した枕は当日持ち帰り可能。

ちょっと相談に行ったつもりが、2時間かけて「マイ枕」完成（笑）

自宅で試してみると、思ったより硬い。

ショールームで試した時より硬く感じる。

以前使っていた枕がウレタンフォーム素材だったので、余計そう感じたのかも。

ただ、いつの間にか寝ていて「朝までぐっすり」でした。

珍しく、中途覚醒なし。

数日使うと、違和感もなくなり「いつもの枕」になりました。

オーダーメイド枕メリット・デメリット

✔ メリット

✅ 首や肩への負担が減り、目覚めが快適に

✅ 店頭で無料で何度でも再調整ができる

✅ 耐久性が高く、長く使えるとのこと

✅ プレゼントにも喜ばれる高級感

✖ デメリット

❌ 店舗に行かないと作れない（予約必須）

❌ 【価格】13,200円～44,000円（税込）とお値段高め

でも「毎日使ってぐっすり眠れる」ことを考えれば、コスパは◎かも。

こんな方におすすめ！

• ✔ 朝起きると肩こり・首こりがひどい方
  
  
• ✔ 何個も枕を試してきたが満足できなかった方
  
  
• ✔ 体格や寝姿勢に合う枕が欲しい方
  
  
• ✔ 良質な睡眠への“自己投資”を考えている方
  
  
• ✔オーダーメイド枕ギフト券として贈り物に

まとめ：“西川の枕”で睡眠の質UP

枕を選ぶ時のポイントをご紹介しました。

枕選びは「サイズ」「姿勢」「素材」「寝返り」「調整性」がカギ！

「たかが枕、されど枕」――その言葉の通り、西川のオーダーメイド枕は、日々の眠りの質をワンランク上げてくれるアイテムです。

33,000円という価格は決して安くはありませんが、睡眠の質が上がることで「疲れにくくなる」「集中力が上がる」など、人生そのものに良い影響が出てくれるならば、投資する価値は十分あるでしょう。

枕は「価値ある投資」。

普通に寝れる人には不要かも知れませんが、不眠に悩まされている人はぜひご検討ください。

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