【パスポート】あっても海外旅行できない!?残存有効期間のチェックを

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更新日:2023/08/26

2019年12月初旬中国武漢で原因不明の肺炎が報告されて以降、海外旅行はお預けとなりました。

2023年5月8日から新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、

海外旅行に行った、もしくは海外旅行を計画している人は多いでしょう。

実は海外旅行に行くときに必ず確認すべき事があります。

それは「パスポートの残存有効期間」です。

国ごとに必要な残存有効期間は違うため、旅行前には確認が必要。

パスポートの残存有効期間が不足していると、

いざ空港の航空会社の窓口でチェックインしようとした際、

飛行機に乗れず、旅行を諦めなければならないことも。

そこで今回の記事では国ごとの残存有効期間の違いや注意点などについてまとめました。

しっかりと計画をたて、楽しい海外旅行を。

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パスポートの残存有効期間って何?

パスポートの「残存有効期間」=パスポートが有効期限を迎えるまでの期間です。

パスポートの残存有効期間は、

顔写真が載っているページの「有効期間満了日/Date of expiry」という項目に記載されています。

各国が外国人のパスポートに求める残存有効期間は、滞在期間や入国目的等により異なりますが、

おおよそ3~6ヶ月以上とされている場合が多いです。

パスポートは2種類

18歳以上の方は、パスポートの有効期間が10年または5年のいずれかを選択することができます。

18歳未満の方については、5年有効のパスポートのみ申請することができます。

手数料は5,000円しか差が無いので、10年有効のパスポートがお得です。

パスポート手数料(福岡県)

旅券(パスポート)の申請種類合  計内  訳
10年間有効
(成人の方で希望する方)
・新規申請・切替新規申請・訂正新規申請
16,000円収入印紙       14,000円
福岡県領収証紙 2,000円
5年間有効
(12歳以上の未成年の方・成人の方で希望する方)
・新規申請・切替新規申請・訂正新規申請
11,000円収入印紙           9,000円
福岡県領収証紙  2,000円
5年間有効
(乳幼児を含む12歳未満のこどもの方)
・新規申請・切替新規申・請訂正新規申請
 6,000円収入印紙            4,000円
福岡県領収証紙 2,000円
残存有効期間同一旅券申請 6,000円収入印紙           4,000円 
福岡県領収証紙  2,000円

「改正旅券法」の施行に伴い、
令和5年3月27日以降は「記載事項変更」及び「増補申請」が廃止されました。

パスポートの手数料は、
収入印紙(国へ)、収入証紙(地方自治体へ)という2種類の金券を購入し、
それを引換証に貼り付けて提出するという形で支払います。
(※収入証紙はすでに廃止されている自治体もあります)

パスポートオンライン申請

国内からオンライン申請する場合はこちらから。

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残存期間が不足していると入国できない

渡航先の国によって、入国時に必要な残存期間が異なります。

そのため、この残存期間が不足していると入国できません。

例えば入国時にパスポートの有効残存期間が4ヶ月だった場合、

韓国や香港は旅行先として検討できますが、

タイやシンガポールは残存期間が足りないため旅行出来ません。

最悪、飛行機に乗れず旅行にも行けない、

キャンセル料もかかるということになりますので、

残存有効期間は旅行の計画を立てる時から注意してください。

残存有効期間が1年未満である場合には、
新しいパスポートへの切り替えをおすすめします。

旅行開始日の前々日以降、旅行代金の50%、
出発時刻後のキャンセルは、100%のキャンセル料がかかります。

残存有効期間には余裕を

現地でのトラブルや飛行機の遅延などで帰国日が伸びた場合、

ぎりぎりの有効期間だと現地で有効期限が切れてしまいます。

有効期間が切れた場合、パスポートの再発行または帰国のための渡航書が必要になり、

手続きの手間がかかるため、残存期間には余裕があると安心です。

パスポートの必要残存有効期間国別リスト

変更される場合があるので、必ず最新情報を確認しましょう。

乗り継ぎ地での入国審査が必要な場合は、

乗り継ぎ地の残存有効期間の基準を満たしている必要があります。

通常入国審査が必要なくても、乗り継ぎ便が大幅に遅れ、
一旦空港の外に出なくてはならない状況になれば、入国審査が必要になります。

アジア

必要残存有効期間
中国入国時6カ月以上が望ましい
香港滞在日数が1ヶ月以内の場合:入国時滞在日数+1カ月以上
滞在日数が1ヶ月以上の場合:入国時3ヶ月以上
マカオ滞在日数
30日以内の場合:入国時30日+滞在日数以上
31日以上の場合:入国時3ヶ月以上
タイ入国時6カ月以上
シンガポール入国時6カ月以上
ベトナム入国時6カ月以上
フィリピン滞在日数以上+6か月以上
インドネシア入国時6カ月以上(査証欄に十分な余白が必要)
インド入国時6カ月以上
スリランカ入国時6カ月以上
カンボジア入国時6カ月以上(査証欄余白が必要)
ミャンマー入国時6カ月以上(査証欄余白2頁以上)
ネパール日本出国時6カ月以上(査証欄余白が必要)
ラオス入国時6カ月以上
台湾滞在日数以上
韓国入国時3カ月以上

ヨーロッパ

必要残存有効期間
ロシア入国時滞在日数+6カ月以上(査証欄余白見開き2頁以上)
イギリス滞在日数以上
アイルランド入国時滞在日数+6カ月(査証欄余白2頁以上)
シェンゲン協定加盟国入国時滞在日数+3カ月以上

※シェンゲン協定とは、加盟しているヨーロッパの27ヵ国間の移動では出入国審査が免除される協定です。

「シェンゲン協定」に加盟している国では、
入国時に滞在日数+3カ月以上の残存有効期間、
かつ、10年以内に発効されたパスポートを所持している必要があります。

※シェンゲン協定加盟国27カ国 
・アイスランド ・イタリア ・エストニア ・オーストリア 
・オランダ ・ギリシャ ・クロアチア ・スイス 
・スウェーデン ・スペイン ・スロバキア ・スロべニア 
・チェコ ・デンマーク ・ドイツ ・ノルウェー ・ハンガリー 
・フィンランド ・フランス ・ベルギー ・ポーランド
・ポルトガル ・マルタ ・ラトビア 
・リトアニア ・リヒテンシュタイン ・ルクセンブルク

北・中・南アメリカ

必要残存有効期間
アメリカ帰国時まで有効なもの
※ハワイは入国時90日以上
※グアムは帰国日まで。
ただし、緊急時のために2週間以上の余裕がある方が望ましい
カナダ滞在日数+1日以上
ジャマイカ入国時6カ月以上
ブラジル帰国時まで(査証欄余白見開き2頁以上)
ボリビア入国時6カ月以上
メキシコ帰国時まで有効なもの
ペルー入国時6カ月以上
アルゼンチン帰国時まで有効なもの
ベネズエラ入国時6カ月以上

オセアニア

必要残存有効期限
オーストラリア旅程を十分にカバーできる期間、ただし6カ月以上が望ましい
ニュージーランド入国時滞在日数+3カ月以上
フィジー滞在日数+6カ月以上
パラオ入国時6カ月以上(未使用査証欄余白裏表1頁以上)
モーリシャス入国時6カ月以上
タヒチ入国時滞在日数+3カ月以上
ニューカレドニア入国時滞在日数+3カ月以上
モルディブ入国時6カ月以上

中近東・アフリカ

必要残存有効期間
アラブ首長国連邦入国時6カ月以上
トルコ入国時150日以上
イスラエル入国時6カ月以上
エジプト入国時6カ月以上
モロッコ入国時90日以上 
チュニジア入国時6カ月以上
南アフリカ入国時滞在日数+30日以上(査証欄余白2頁以上)
エジプト査証申請時6ヵ月以上

パスポート残存有効期間まとめ

必要なパスポートの残存有効期間は国によって様々ですが、

基本的には「現地を出国時に半年以上」残っていれば安心です。

旅行の予約を取る前に、パスポートの残存有効期間を確認して下さい。

残存有効期間が1年未満となった段階でパスポートの切替発給申請が可能となります。

ぜひ余裕を持って海外に出かけましょう。

この記事を書いた人 文貴(fumitaka)


・ブロガー:2021年9月ブログ開設

・趣味:旅行(国内・海外)、食べ歩き、写真撮影

・フリーランス:2021年早期退職し、サイドFIREへ
 


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