更新日:2024/12/13
2024年もいよいよ年末。
最近何かと話題の「マイナンバーカード」には、有効期限があることをご存知ですか。
マイナンバーカード自体の更新期限は10年です。
ただし、マイナンバーカードに搭載している「電子証明書」は、有効期限が5年となっています。
そろそろ「更新」が迫ってきている人もいるのではないでしょうか?
今回は、マイナンバーカードの電子証明書更新手続きについてご紹介します。
通知書が送付された方は忘れずに手続きしましょう。
マイナンバーカードの更新手続きはどうすれば良いの?
マイナンバーカードと有効期限通知書を持って窓口へ。
電子証明書の更新手続き
電子証明書は、マイナポータルへのログインやe-Taxなど、オンラインでの行政サービスの多くで活用されるほか、コンビニでの住民票等の交付・健康保険証などでも使われます。
有効期限を迎える人には、有効期限の2~3ヶ月前を目途に「有効期限通知書」が送付されます。
2025年2月までの有効期限だった私にも更新の案内の封筒が届きました。
また、マイナポータルにログインすると電子証明書の更新を促す表示も出るようになり、早速更新に行ってきました。
市町村の窓口
電子証明書の更新では、更新期限の3カ月前になると自治体から封書が送られてくるようです。
この中には、「電子証明書の更新手続の案内書」と「有効期限通知書」、代理人申請に必要な「照会書兼回答書」と「紹介書兼回答書封入用封筒」の4点が同封されています。
本人が更新手続をする場合は「マイナンバーカード」と「有効期限通知書」を持って、自分の住んでいる市区町村窓口に行けばよいとのこと。
カードは更新しないので顔写真は不要です。
更新に必要な持ち物
自分で更新する場合は、「マイナンバーカード」と「有効期限通知書」を持って窓口に行くだけです。
更新には、カード交付時に設定した暗証番号があると手続きがスムーズです。
「4桁の数字」「6~16桁の英数字」を覚えておくか、控えの用紙があれば持参しましょう。
福岡市の場合
2024年12月上旬の平日午後、市役所に出かけました。
ちょうど保険証の新規発行が停止され、市役所内は大混雑。
まず総合受付で受付番号をもらい、マイナンバーカード窓口で待ちます。
番号を呼ばれるまで待ち時間がかなりあり、iPadでニュースを読んだりゲームしながら待つ…。
番号を呼ばれたら、持参した通知書とマイナンバーカードを渡して、「電子証明書更新申請書」に住所・氏名等の必要事項を記入。
パスワード変更なしを伝えると、係の人が代理入力してくれて自分では何もすることなし。
更新手続き自体は数分で終了。
さらに別の窓口に移動し、マイナンバーカードの返却待ち。
更新手続きが終了するまで、結局1時間20分掛かりました。
お問い合わせ先
マイナンバー総合フリーダイヤル
0120-95-0178
電子証明書の更新手続まとめ
マイナンバーカードの電子証明書の更新手続きをご紹介しました。
マイナンバーカードにかき込まれた電子証明書の有効期限は5年です。
行政サービスのほか、オンラインでの本人確認、健康保険証など、使える用途が広がってきたマイナンバーカード。
さらに運転免許一体化なども予定されており、さらに使える場面は増えていきそうです。
一方で、次世代のマイナンバーカードとなる「次期個人番号カード」は2026年以降の導入が予定されており、次の5年後にはマイナンバーカード本体の更新ではなく「次期個人番号カード」への切り替えが行われるはず。
有効期限が過ぎると、確定申告、健康保険証等に使えなくなるので、更新の案内が届いたら忘れずに手続きしましょう。
但し、入力ミスや紐付けの間違い等を含めマイナンバーカードには不安材料が多々あり、1枚のカードに情報を集約することはリスクがあります。
最終的にどうするかは各々が良く考えて行動しましょう。
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