
更新日:2025/05/13
春の新生活から1ヶ月余り。
毎年、ゴールデンウィークを境に心身のバランスを崩す人も少なくありません。
4月の緊張が少しずつゆるむ一方で、心と体がついていかない…そんな不調を感じていませんか?
それは「五月病」かもしれません。
今回は、五月病の症状や対処法をご紹介します。
リラックスすることを心掛け、症状が長引く時は医療機関の受診を検討しましょう。
五月病とは?
- 主に4〜5月にかけて感じる無気力・疲労感・不安・不眠などの軽い抑うつ状態。
- 新生活の緊張や環境の変化が一段落したタイミングで出やすい。
- 特に真面目で頑張りすぎる人に多く見られる傾向があります。
✅ 5月病チェックリスト(はい・いいえでお答えください)
こちらが「5月病(五月病)かどうかチェックするためのチェックリスト」です。
一般的な兆候や行動に基づいていますが、あくまで参考用であり、正式な診断は医療機関で受けることをおすすめします。
- 朝起きるのがつらく、布団から出るのが億劫になっている
- 仕事や学校に行く意欲がわかない
- 以前は楽しめていたことに興味が持てなくなった
- 食欲が落ちた、または過食してしまう
- 寝つきが悪くなったり、夜中に何度も目が覚める
- 常に疲れを感じ、やる気が出ない
- イライラしやすくなったり、些細なことで落ち込む
- 誰とも話したくない、または人付き合いが煩わしく感じる
- 自分の存在や将来について悲観的な考えが増えてきた
- 何かを始めようとしても集中できず、すぐにやめてしまう
結果の目安
- 0〜2個: 今のところ問題は少ないようです。リフレッシュや休息を心がけてください。
- 3〜5個: 軽度の5月病の傾向があるかもしれません。生活リズムを整えたり、軽い運動をしてリフレッシュを。
- 6個以上: 5月病の可能性が高いです。一度しっかり休むか、必要に応じてカウンセリングなど専門家に相談してみましょう。
無理しないための対処法7つ
1. 「疲れていること」を受け入れる
「なんでやる気が出ないんだろう…」と責めるのは逆効果。
まずは「今は疲れてるんだ」と現状を受け入れ、自分の事をダメだと思っている自分に許可を出してあげましょう。
2. 朝、太陽を浴びる
朝日を浴びると、体内時計が整い「セロトニン」という幸せホルモンが分泌されます。
ベランダでもOK。数分で十分です。
3. 軽い散歩やストレッチを取り入れる
激しい運動は不要。
近所を5分歩くだけでも、気分がリセットされます。
近所の公園を散歩するのがおすすめ。
4. SNSから少し離れる
無意識に比べて疲れてしまうSNS。
“情報断食”をするだけで心が軽くなったという人も多いです。
夜はスマホを早めに置いて、生活のリズムを整えましょう。
※生活のリズムを整えるには、ポイントがあります。
5. 「○○しなきゃ」を手放す
ToDoリストは減らしてOK。
「今日は寝るだけでもよくやった」と自分をねぎらう日があっていいんです。
6. 人に話す(専門機関も含めて)
信頼できる友人、家族、またはカウンセラーに話すだけでも、心はほぐれます。
声に出すことで、客観的に自分を見つめるきっかけにも。
最近はAIを利用するのも◎。
チャットでも構いません。
話すことが難しいなら、日記に書くのもおすすめ。
7. 本格的につらいなら専門の医療機関へ
症状が2週間以上長引いたり、日常生活に支障が出るようであれば、心療内科やメンタルクリニックの受診も検討しましょう。
5月病まとめ

5月病の症状と対処法をご紹介しました。
新しい環境に飛び込んだ4月は、実はエネルギーをたくさん使っています。
5月はその反動が出やすい時期。
「立ち止まること」も前向きな選択肢だと知っておいてください。
5月は「休んでいい月」です。
今の自分にOKを出してあげることが、明日を軽くする第一歩。
無理しないで、深呼吸から始めていきましょう。
・ブロガー:2021年9月ブログ開設
・趣味:旅行(国内・海外)、食べ歩き、写真撮影
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