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【急性気管支炎】咳が止まらなくて夜眠れない時の対処法、診断は?

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更新日:2025/02/24

寒波襲来中ですが、体調はお変わりないですか。

私は、2025年1月29日頃から咳、鼻水が出るようになり、2月13日頃から発熱。

現在熱は下がり、食欲も回復、咳だけが少し残っている状態です。

これまでの症状経過及び「咳が止まらない時の対処法」をまとめてみました。

「咳がひどくて夜眠れない」「咳のし過ぎで肋骨や喉が痛い」などの悩みがある人の参考になれば幸いです。

咳でる人
咳でる人

咳が止まらない時はどうすれば良いの?

管理人
管理人

マスクを着用して医療機関を受診しよう。
事前に電話で相談を。

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咳の原因

咳が止まらずに長続きしてしまう方がいらっしゃると思います。

咳が長引いても「風邪が治ってないのかな」と軽く考えがちですが、「2週間以上続く咳症状」は風邪ではない可能性があります。

風邪の原因は、80~90%がウイルス性で残りが細菌性とされています。

風邪のウイルスは体内に侵入して増殖しますが、普通は増殖する力が強くないため2週間も生きられず、安静にしていれば自然に治ります。

一方、細菌による風邪は普通の風邪に比べて症状が重くなる傾向にありますが、抗生物質を用いることで改善を得ることができます。

つまり、2週間を過ぎても咳が治らない場合は、風邪ではなく、ぜんそくや肺炎・気管支炎、結核、心不全、肺がんなど、風邪以外の病気の可能性があります。

風邪≓風邪症候群、感冒(かんぼう)、急性上気道炎

細菌は単細胞の生物であり、細胞分裂により増殖。
ウイルスは生物の細胞に入り、その中で細胞の機能や構造に依存して増殖。
細菌の増殖を抑えるものとして抗菌薬、ウイルスの感染増殖を抑えるものとして、抗ウイルス薬や中和抗体薬などが用いられます。

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咳の役割と種類

例えば、風邪などの呼吸器感染症や、花粉症などのアレルギーの場合は、ウイルスや細菌、アレルゲン(アレルギーの原因となる物質)などの異物を追い出すために起こります。

健康な人でも、急に冷たい空気を吸った時や、のどが乾燥した時には、気道の粘膜が刺激され、咳が出ることがあります。

また、気道の粘膜には細かい毛(繊毛・せんもう)とそれを覆う粘液があり、この粘液が細菌やウイルス、ホコリなどを絡めとった痰を外に追い出すためにも咳が出ます。

なお、咳には「乾性咳嗽(かんせいがいそう)」と「湿性咳嗽(しっせいがいそう)」の2つのタイプがあります。

乾性咳嗽はコンコンというような痰の絡まない乾いた咳で、湿性咳嗽は痰が絡んだ咳です。

湿性咳嗽の人が咳止めを使うと痰が出しづらくなり、かえって症状を悪化させる可能性があります。

内科クリニック受診

2025年2月15日、症状が続くことと37.7度の発熱があり近くの内科クリニックを受診しました。

検査では、コロナ、インフルエンザは陰性。

採血ではWBC(白血球数)13,300、CRP(C反応性タンパク)4.12と炎症所見を認めました。

胸写では明らかな肺炎像なく、何かしらの細菌による「急性気管支炎」の診断でした。

処方されたお薬は、ジスロマック(250mg)他。

ジスロマックは、15員環マクロライド系抗生物質製剤。
3日間の服用で約7日間作用が持続します。

発熱?何度から?

日本の感染症法では『37.5℃以上を発熱、高熱は38℃以上』と定義されています。

ハリソン内科学では「午前の体温で37.2℃以上、午後の体温で37.7℃以上と定義」と記載されています。

ハリソン内科学は、1950年に初版が出版され、世界の多くの国々で医療の質の維持・改善に貢献してきた内科学の標準的教科書。

体温は『日内変動(にちないへんどう)』があり、「人の体温は1日のうちで起床時がもっとも低く、夕方にかけて上昇し、夜にかけて徐々に下降していきます」。

個人差がありますが、約1℃以内といわれています。

監修:福井次矢, 監修:黒川 清
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体温37.2℃~38.9℃

これまで目立った発熱はありませんでしたが、抗生剤を飲み始めたからなのか、発熱のタイミングだったのか、受診日夜から38.9℃まで発熱。

それと共に咳、鼻水も酷くなり、夜間ほとんど寝れず。

幸いお薬のせいか、鼻詰まりはなく呼吸はできるし、喘鳴もなし。

ただ布団に入って横になるとかえって咳がひどくなるため、椅子に座って咳を鎮める^^;

咳が止まらない時に自分でできること

ここでは、咳がつらいときに、一時的に和らげるための方法を紹介します。

部屋の加温・加湿

室温は出来れば18度以上部屋の湿度を40~60%程度に保ちましょう。

のどが潤い、刺激が治まってきます。

加湿器がなければ、濡れたタオルを干したり、水を入れたコップを部屋に置いて乾燥を防ぎましょう。

また、発熱がなければ入浴して、のどや気管支の乾燥を防ぐことができます。

温かい飲み物をとる

飲み物を飲むと、乾燥した喉が潤って咳が出にくくなります。

ただし、冷たい飲み物は喉に刺激を与えるため、温かい飲み物にしましょう。

ホットコーヒーや「白湯」がおすすめ。

コーヒーに含まれているカフェインは、気管支を拡張する効果や抗炎症作用があります。

※沸騰させた熱いお湯の温度を短時間で飲みやすくする白湯専用マグカップおすすめ。

喉を温める

気道が温められると、気道を通る空気も温められるので、冷気の刺激で出る咳を防ぐことができます。

マスクをつけるのもおすすめです。

マスクをつけて寝ることで、のどを保湿し、寒い空気による刺激からのどを守ることができます。

はちみつ大根

はちみつ大根
はちみつ大根

はちみつには殺菌効果があり、大根には炎症を鎮める作用があるため、この2つの組み合わせで喉の痛みを抑えるという民間療法。

<材料(目安)>

はちみつ…100g
大根…100g

<作り方>

1.大根は皮を剥き、1cm大の角切りにする。
2.清潔な容器に大根を入れ、はちみつを注ぐ。
3.蓋をして冷蔵庫に入れ、半日経ったら完成。

はちみつ大根を作って保存する容器は、何でもOK。

大根から水分が出るので、そのまま飲んでも良いし、水やお湯、炭酸水で割ると飲みやすいです。

今回初めて試しましたが、美味しいし喉の痛みには確かに良さそう。

但し、咳にはあまり効果がないというのが感想です。

寝室の環境整備

コロコロ
コロコロ イメージ

ホコリやダニによる刺激も、咳の原因となります。

アレルギーのある人はもちろん、アレルギーのない人も、寝室はなるべくこまめに掃除しましょう。

寝室のエアコンのフィルターも定期的にきれいにしましょう。

エアコンを毎日使用している場合は、2週間に1回が目安。

即効性があるのは「粘着カーペットクリーナー」でコロコロすること。

布団自体や枕周りをコロコロするだけで咳が少し減ります。

個人的な感想です。

漢方薬麦門冬湯(ばくもんどうとう)

麦門冬湯は、気道の潤い不足に対し気道液に含まれる漿液などの分泌を促進することで、水分や飴などでは潤しにくい気管支まで潤す漢方薬です。

ドラッグストアで購入できるので、ツムラもしくはクラシエの「麦門冬湯」を試すのは有りだと思います。

診断がはっきりしない時に総合感冒薬を内服することは、症状がマスクされる可能性があり、おすすめしません。

経過

クリニックを受診し、抗生剤等を内服することで症状は改善しました。

肋間筋が痛くなるような激しい発作性の咳や喉が張り裂けんばかりの強い咳が減って、ピークを越えた感じがありました。

5日間の内服が終わって、6日目(2月20日)再診。

採決結果では、WBC13,300 → 11,100 と改善していましたが、CRP(C反応性タンパク質)4.12 → 8.09 と悪化。

CRPが10mg/dLを超えた場合、入院検討が必要なレベルです。

抗生剤クラリス錠200、鎮咳薬(非麻薬性)デキストロメトルファン臭化水素酸塩錠15mg等処方されました。

一番効く咳止めは何?

中枢性鎮咳薬(デキストロメトルファン、コデインなど)が強い咳止め効果があるとされています。

リン酸コデインは12歳未満の小児は禁忌。

咳が続く

CRPは悪化していましたが、自覚症状はだいぶ改善。

体温が36度台に下がり、鼻水はほぼなくなりました。

発作性の咳だけが続いていましたが、鎮咳薬を飲むことで緩和されました。

食欲ももどってきた感じがします。

このまま咳も落ち着いてほしいと願うばかりです。

症状改善に効果があったのは?

処方薬以外に咳を鎮める効果があったのは、

マスクの着用

マスクを着用すると喉が保湿できるので、乾燥による咳を防ぐこともできます。

夜寝ているときにもマスクの着用がおすすめ。

環境整備

「粘着カーペットクリーナー」でコロコロすること。

人生初の試みでしたが、クリーナーで敷き布団や掛け布団、布団周り、部屋の隅等を掃除すると、咳が少し落ち着いたような気がします。

体調次第ですが、キツくなければぜひお試しください。

おすすめの感染予防法

1日3回歯磨き。

歯磨きのタイミングは、朝起きてすぐ、帰宅直後、就寝前の3回がおすすめです。

咳まとめ

咳、鼻水が続き、内科クリニックで「急性気管支炎」と診断された時の病状経過をご紹介しました。

何気ない日常が「感染症」によって病魔との戦いに変わってしまい、苦闘の日々でした(;_;)

症状改善に効果があったものは、やはり抗生剤と鎮咳薬。

意外なところでは「コロコロ」(笑)

いずれにせよお薬を飲んだからといって症状が一発で良くなることはありません。

急激に悪化することはあっても良くなるときは少しずつです。

焦らずに養生しましょう。

2週間以上咳が続く時や発熱時は医療機関の受診(呼吸器内科)をおすすめします。

記事を書いた人 文貴(fumitaka)


・ブロガー:2021年ブログ開設

・フリーランス:2021年退職しサイドFIRE
   


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コメント

  1. くま より:

    夜に咳が出て止まらない、眠れないときは病院でコデイン等の強力な咳止めをもらった方がいいです。咳は早く処置しないと重症化することがあり、油断するとたいへん厄介です。

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