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【楽天銀行IPO】楽天銀行初値1856円公開価格を33%上回る

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更新日:2024/10/06

あなたは楽天銀行口座お持ちですか。

楽天経済圏を利用する人には便利な銀行ですね。

楽天銀行株式会社(5838)は、2023年3月22日東京証券取引所に上場承認され、4月21日、東証プライム市場へ新規上場

公開価格1400円に対して、初値予想の市場コンセンサスは1500円程度と観測されている。

さて、結果はどうだったか。

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楽天銀行初値1856円

楽天銀行<5838.T>がカイ気配で始まった。

寄り付き段階、公開価格と同値の1400円に差し引き1600万株程度の買い注文を抱えている。

その後も気配値を切り上げる展開となっていたが、

午前10時3分に公開価格を456円(32.6%)上回る1856円で初値をつけた。

終値1930円。

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新規公開株(IPO)って何?

IPOとは、Initial Public Offering(イニシャル パブリック オファリング)の各頭文字を取ったもので、一般に株式等を新規公開する、もしくは株式等の公募による募集や売出しを指します。

日本語では「新規公開株」や「新規上場株式」とも呼ばれます。

新規公開株(IPO)は、それまで証券取引所に未上場だった企業が新規に上場する際に新株の発行(公募増資)や売出をおこなう株式のことです。

すでに上場している企業が、新たな資金調達を目的として、新株の発行(公募増資)や売出をおこなうことを、公募増資・売出(PO)と呼びます。

言い換えると、株を投資家に売り出して、証券取引所に上場し、誰でも株取引ができるようにすることですね。

楽天銀行事業内容(概要)

楽天銀行は、楽天グループ株式会社が100%出資するインターネットを活用したネット銀行です。

店舗を持たないため、振込やATMの手数料などを安く提供しています。

22年12月末現在の口座数は1338万口座、預金量はネット銀行最大となる9兆円超。

■楽天銀行×楽天証券口座連携サービス「マネーブリッジ」設定口座数400万口座突破!

楽天銀行(5838)詳細情報

銘柄名楽天銀行株式会社(5838)
事業内容インターネット銀行
市場東証プライム
新株式発行及び株式売出決議2023年03月22日(水)
有価証券届出書提出2023年03月22日(水)
仮条件提示2023年04月05日(水)
仮条件1,300~1,400円
ブックビルディング(需要申告)期間2023年04月05日(水)18:00~04月11日(火)11:00
募集・売出価格確定2023年04月13日(木)
抽選日2023年04月13日(木)
募集・売出価格1,400
募集・売出期間2023年04月14日(金)0:00~04月19日(水)11:00
払込期日2023年04月20日(木)
上場日2023年04月21日(金)
申込数単位100株
公募数5,555,500株
売出数28,363,400株(国内)25,587,900株(海外)
合計 53,951,300株
取扱証券会社大和証券(共同主幹事)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同主幹事)
楽天証券
みずほ証券(共同主幹事)
野村證券
SMBC日興証券(共同主幹事)
ゴールドマン・サックス証券(共同主幹事)
マネックス証券
松井証券
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楽天銀のIPOは国内外で行われます。

・楽天銀行売り出し価格は4月13日確定、上場日は4月21日。

 募集・売出価格  1,400円

・株主は楽天グループのみとなっており、今回のIPOで楽天グループは5,395万株を売却。

 売却額は755億3千万。

楽天グループは、2022年12月期の連結決算で3728億円の最終赤字を計上。

楽天モバイルの基地局整備投資に金がかかり、財務状況は悪化。

虎の子の楽天銀行を上場させても追いつかない状況。

2023年3月16日、格付投資情報センター(R&I)は、楽天グループの発行体格付けについて

「BBB+トリプルBプラス」に引き下げると発表。

※一般に格付がBB(ダブル・ビー)以下の債券は相対的にリスクの高い債券と位置付けられています。

楽天銀行(5838)、楽天グループ(4755)ってどうなの?

同社が2023年2月に発表した前期(2022年12月期)決算は、

営業損失が3639億円と前々期の1947億円から87%拡大、過去最大の赤字となった。

モバイルセグメントにおける2022年度の売上収益は3,687億円(前年比62.0%増)と大幅増収。

営業損失は4,928億円を計上。

2022年12月期決算はこちらから

楽天市場などのインターネットサービスや楽天カードなどフィンテック事業では稼いでいます。

それらの利益を楽天モバイルのセグメント損失4928億円が吹き飛ばしているというのが今の楽天グループの赤字構造。

問題はこれから先回復するかどうか。

やはり楽天モバイルが黒字になるかどうかに楽天グルーブの命運がかかっている。

私の場合だと、離島や地方での利用、山歩きなどを考えると基地局の多いdocomo一択。

2022年(令和4年)4月23日に発生した知床遊覧船沈没事故が象徴的でしょう。

たまたまだと思いますがドコモだけ携帯の電波が届いた。

※楽天モバイルの通信エリアはこちらから

楽天モバイルが巻き返すのはかなり厳しいと思います。

可能性があるとすれば、楽天経済圏を絡めるしかない。

楽天モバイルは、楽天スーパーポイントが貯まる!使える!

楽天モバイルを使うことによってポイントアップが見込めるなら

楽天使ってみようという人はいるはず。

基地局の整備にはまだまだ投資が必要で、今後も有利子負債が膨らみ、

バランスシートはさらに悪化が予想されます。

楽天グループは24年から25年にかけて56億ドル(7500億円)相当の社債が償還期限を迎える見通し。

そしてちょっとでも資金の足しにするために、楽天銀行を上場。

子会社株式の売却で財務改善を急ぐ。

楽天銀行IPOまとめ

楽天銀行のIPOについて解説しました。

私も「楽天銀行」申し込みましたが、マネックス証券は全滅、楽天証券で100株当選(^^)

楽天銀行初値1856円と大方の予想を超えて人気を集めました。

今年のIPOはどれも順調で公募割れなし。

意外と日本株強し。

「バフェット旋風」で今年は日本株上がるかも。

投資は自己責任、自己判断で行いましょう。

※申し込んですぐ取引が開始出来るのは、 松井証券

この記事を書いた人 文貴(fumitaka)


・投資家:日本株投資歴39年
     つみたてNISA、iDeCoにてインデックス積立中

・フリーランス:2021年退職し、バリスタ(サイド)FIREへ

・ブロガー:2021年ブログ開設

・使っている銀行:SBI新生銀行 オリックス銀行 楽天銀行 イオン銀行
         福岡銀行 十八親和銀行 西日本シティ銀行 
         ゆうちょ銀行

・取引証券会社: SBI証券  野村證券

        マネックス証券 楽天証券 
 


 

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