更新日:2023/10/27
2023年11月1日楽天グループは12月1日より、
楽天ポイントの「スーパーポイントアップ(SPU)」制度について、
追加付与するポイント数や倍率などを一部変更すると発表した。
合わせて楽天プレミアムカードの特典も変更される。
変更内容の詳細につきましては以下をご確認ください。
SPUポイント倍率・獲得上限ポイント変更
サービス名 | 変更前 | 変更後 | |
楽天モバイル | ポイント倍率 | +3倍 | +4倍 |
Rakuten最強プランかつダイヤモンド会員様 | 獲得上限ポイント | 7,000 | 2,000 |
楽天モバイル | ポイント倍率 | +2倍 | +4倍 |
Rakuten最強プランかつダイヤモンド会員様以外 | 獲得上限ポイント | 6,000 | 2,000 |
楽天モバイル | ポイント倍率 | +1倍 | 対象外 |
スーパーホーダイ・組み合わせプラン・コミコミプラン | 獲得上限ポイント | 5,000 | 対象外 |
楽天モバイル キャリア決済 | ポイント倍率 | +0.5倍 | +2倍 |
獲得上限ポイント | 5,000 | 1,000 | |
Rakuten Turbo/楽天ひかり | ポイント倍率 | +1倍 | +2倍 |
獲得上限ポイント | 5,000 | 1,000 | |
楽天カード 特典分 | ポイント倍率 | +1倍 | +1倍 |
獲得上限ポイント | 5,000 | 1,000 | |
楽天銀行+楽天カード | ポイント倍率 | 最大+1倍 | 最大+0.5倍 |
獲得上限ポイント | 5,000 | 1,000 | |
楽天証券 投資信託 | ポイント倍率 | +0.5倍 | +0.5倍 |
獲得上限ポイント | 5,000 | 2,000 | |
楽天トラベル | ポイント倍率 | +1倍 | +1倍 |
獲得上限ポイント | 会員ランク別 | 1,000 | |
楽天ブックス | ポイント倍率 | +0.5倍 | +0.5倍 |
獲得上限ポイント | 1,000 | 500 |
※公式ホームページより一部抜粋
楽天のSPUは「楽天市場」や「楽天モバイル」といった同社グループのサービスを複数利用することで、獲得できる楽天ポイントが増加する制度。
楽天グループ内でユーザーを囲い込む、いわゆる「楽天経済圏」の要となる仕組みの1つで
利用している人も多いでしょう。
12月1日からの改定では、SPU対象サービスのほとんどで
追加されるポイントの倍率や付与上限を変更。一部を除き、大幅改悪。
例えば楽天モバイルの場合、これまではポイント倍率が「+2倍または+3倍」、
獲得上限ポイントは「6000または7000ポイント」となっていたが、
改定後は倍率が「+4倍」に上昇する一方、獲得上限ポイントは「2000ポイント」へ大幅ダウン。
ほかにも「楽天銀行+楽天カード」のように倍率と獲得上限の両方が低下したり、
達成条件が変更されるサービスもある。
詳しくはこちらから。
毎月5と0のつく日は楽天カード利用でポイント5倍キャンペーン
2023年12月5日(火)開催分より、
獲得上限 3,000ポイント⇒1,000ポイントへ引き下げ
変更前
毎月5と0のつく日は楽天カード利用でポイント5倍
倍率内訳 楽天会員1倍
SPU楽天カード特典 +2倍
5と0のつく日特典 +2倍
5と0のつく日特典 獲得上限ポイント 3,000ポイント
変更後
毎月5と0のつく日は楽天カード利用でポイント4倍
倍率内訳 楽天会員1倍
SPU楽天カード特典 +2倍
5と0のつく日特典 +1倍
5と0のつく日特典 獲得上限ポイント 1,000ポイント
改悪の理由
改定の理由は発表されていないが、楽天モバイルの赤字が原因であることは明らか。
楽天グループが2023年8月10日に発表した2023年1~6月期決算は、1399億円の赤字。
会社予想でも少なくとも今後2年半は赤字が続き、楽天グループの資金繰りが苦しくなったため。
楽天SPU改悪まとめ
楽天は、「SPU」及び「毎月5と0のつく日キャンペーン」の特典内容の一部変更を発表。
2023年12月1日(金)以降、獲得上限ポイントが大幅に引き下げへ。
また楽天プレミアムカードもサービス内容が変更される。
今回の改悪により獲得上限ポイントが大幅に引き下げられ、
楽天経済圏崩壊の兆しが現実のものとなりつつある。
まぁもともとポイントはおまけですからね。
楽天がダメでもAmazonがある(笑)
どちらがお得になるかよく計算して楽しくお買い物を。
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