更新日:2023/11/12
2024年から新NISAが始まります。
2023年8月31日、SBI証券と楽天証券は、国内株式の取引手数料の無料化を発表。
9月28日、マネックス証券も新NISAで取り扱うすべての商品(日本株・米国株・中国株・投資信託)の売買手数料無料化を発表。
結局大手証券会社5社が取引手数料を無料化し、差が無くなった(笑)
現行NISA口座を持っている人はそのまま新NISA口座が自動的に開設されています。
NISA口座を持ってない人は今から口座開設しましょう。
ひとまず口座開設だけでもしておけば、
資産運用を始めようと思った時にすぐに始められますよ。
NISA口座はどこで開設すれば良いの?
大手ネット証券がおすすめ。
銀行はやめよう。
主要ネット証券NISA売買手数料比較
マネックス 証券 | SBI証券 | 楽天証券 | auカブコム 証券 | 松井証券 | |
現行NISA口座での 保有分の売却手数料 | 無料! | 一部手数料あり | 不明 | 一部手数料あり | 不明 |
---|---|---|---|---|---|
日本株 (現物取引) | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | |
日本株 (単元未満株取引) | 無料 | 無料 (スプレッド あり) | 無料 | 無料 (買付不可・ 売却のみ) | |
米国株 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | |
中国株 | ETFのみ無料 (株式は有料) | ETFのみ無料 (株式は有料) | 取扱なし | 取扱なし | |
投資信託 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
ザックリ言えばどこもそう大きな違いはない(笑)
そんな時は業界トップ企業を選ぶのがセオリー。
例えばどのクルマを買うか迷う人にはトヨタ車おすすめ。
ネット証券会社ならトップはSBI証券。
品揃えの豊富さはネット証券随一。
>>【SBI証券口座開設方法】新社会人よ証券口座を持とう!つみたてNISAも
SBI証券
対象商品は国内株式の現物取引、信用取引はもちろん単元未満株も売買手数料が0円になります!
1注文の約定代金に対して手数料がかかる「スタンダードプラン」、
1日の約定代金合計額に応じて手数料がかかる「アクティブプラン」のいずれでも
国内株式の取引手数料は無料となる。
売買手数料0円の条件はカンタン!
売買手数料0円の条件は、
①〜③の取引報告書や各種交付書面を全て郵送から「電子交付に切り替える」だけ!
①円貨建・米株信用の各種報告書
②外貨建(米株信用を除く)の各種報告書
③特定口座年間取引報告書
楽天証券
2023年10月2日(月)約定分から、
国内株式(現物/信用)取引手数料が0円になる”ゼロコース”をスタート。
併せて、かぶミニ™の売却手数料と「超割コース 大口優遇」も
国内株式(現物/信用)取引手数料を0円に引き下げ。
さらに、取引手数料の1%をポイントバックするプログラムがスタートしました。
10月2日(月)約定分より”ゼロコース”誕生
ゼロコースでは、約定金額に関わらず、現物・信用取引ともに国内株式手数料が無料。
なお、カスタマーサービスのオペレーター取次ぎによる電話注文は対象外。
ゼロコースのほか、
・「超割コース」
・「超割コース 大口優遇」
・「いちにち定額コース」が用意されている。
国内株式手数料が無料になるのは、
「ゼロコース」と「超割コース 大口優遇コース」(条件を満たした場合)。
超割コース 大口優遇
外国株式(米国・中国・アセアン)、先物・オプション、金・プラチナ・銀の各種取引で発生した取引手数料の1%分のポイントがもらえるプログラムを新たに開始。
マネックス証券
2024年から始まる新NISAで取り扱うすべての商品、
「日本株・米国株・中国株・投資信託」の売買手数料を無料化するとともに、
現行NISAにおいて保有している商品を2024年以降に売却される場合の手数料も無料。
また、マネックス証券でNISA口座を開設いただいたお客様には
「マネックスの全力NISAシリーズ第1弾」として、
「マネックスカード」を利用した投信積立のポイント還元率を
通常の1.1%から最大2倍の2.2%に引き上げるプログラムを実施。
クレカ積立ならマネックス証券
クレカ積み立てならマネックス証券も検討。
実は私が以前から使っている証券会社で、
これまで幾多の証券会社を吸収合併して今の会社になった。
新規上場銘柄のIPO投資の抽選は完全無作為なので
取引実績や過去の申込回数等関係ない分、初心者にも参加しやすい仕組み。
マネックス証券を見る※クレカ積立にはマネックス証券口座とマネックスカードが必要です。
>>【マネックスカード】審査落ちしてから6ヶ月経ったので再度申込してみた
松井証券
松井証券は1918年創業の老舗証券会社です。
サポート体制に定評がある人気ネット証券で、
実は今回の新NISAにむけて一番頑張っているダークホース。
投資信託保有残高に応じたポイント還元サービス比較
証券会社名 | ポイント還元率 | 貯まるポイント |
SBI証券 | 最大0.25% | ・Tポイント・dポイント・Vポイント ・Pontaポイント・JALマイル |
楽天証券 | なし | なし |
松井証券 | 最大1% (2023年11月1日~) | 松井証券ポイント |
マネックス証券 | 最大0.08% | マネックスポイント |
auカブコム証券 | 最大0.24% | Pontaポイント |
今回のリニューアルで松井証券が断トツの結果になりました。
楽天証券、マネックス証券から松井証券へ投資信託を移管させる選択肢も
十分検討の余地があります。
オンラインだと最短当日に口座開設が完了し取引が可能。
インターネットでお得に取引!松井証券※松井証券の頑張りはこちらの記事を参考にどうぞ。
>>【松井証券】最大1%貯まる投信残高ポイントサービス11月から開始
>>【松井証券】銀行サービス「MATSUI Bank」金利が0.2%
証券口座数比較
参考までに各証券会社口座数をご紹介。
1位のSBI証券と2位の楽天証券が口座数を競っています。
証券口座の開設や維持費は無料なので、リスク分散の意味で複数口座持ちをおすすめ。
新NISAまとめ
SBI証券の手数料無料化はいわば既定路線だったが、まさかの楽天証券が追随。
フタを開けてみれば大手証券会社5社が手数料無料化で横並びになるという
大方の予想を裏切った展開に(笑)
各社生き残りをかけ、当面の利益を度外視して真っ向勝負。
SBI証券は約2割、楽天証券が約3割、松井証券は収益の半分を手数料に依存しており
消耗戦で弱体化した証券会社が現れ業界再編が起こる可能性大。
タンス預金を含め貯蓄されている資金が投資に回り、
マネー教育を受けた若い人達が社会人になれば、大手証券会社はつぶれずに済むかも。
日本は今後もインフレが進み、貯蓄だけではジリ貧になる可能性が高い。
NISA口座を持っていない人は、投資するしないは別としてNISA口座開設はしておきましょう。
・SBI証券 ・マネックス証券を見る ・松井証券を見る
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