更新日:2023/10/22
2024年から新NISAが始まります。
NISA口座はひとつしか開設できないので、どこで口座を開設するかは重要です。
最初の口座選びで手数料が高い銀行系を選ぶと既に損が確定(笑)
新NISAではいつ始めても非課税保有期間は無期限であるため、
一生涯に渡って損します。
「おまえはもう死んでいる」by ケンシロウ
大前提としてNISA口座は銀行や大手証券会社(対面)よりも
「ネット証券」を選びましょう。
あえて銀行を選ぶメリットは何もありません。
そこで今回はネット証券の中からおすすめ5選を勝手にランキングしました。
まぁ、ネット証券大手5社はNISA口座の取引手数料を無料化し、
ほぼ差はないので単純に好みの問題です。
どこの証券会社が良いのか皆目見当もつかない初心者はぜひ参考にどうぞ。
NISA口座を開設し、目的をきちんと設定してから投資を始めましょう。
NISA口座はどこで開設すれば良いの?
大手ネット証券がおすすめ。
銀行はやめよう。
1位SBI証券
迷った時は業界トップ企業を選ぶのがセオリー。
NISA口座選びに迷ったらまず検討すべき証券会社はSBI証券でしょう。
デメリットは、取扱商品が豊富すぎて銘柄選択に迷うかも。
>>【SBI証券口座開設方法】新社会人よ証券口座を持とう!つみたてNISAも
2位マネックス証券
マネックス証券を敢えて2位に持ってきたのは、私が以前から取引しているから^^;
もう一つ理由を挙げるなら、NTTドコモの子会社となり今後のサービスに期待するから。
マネックス証券がドコモと組まなければ、SBI証券と楽天証券の2強体制となり、ジリ貧になったのはほぼ確実。
あとは約2,160店舗のドコモショップをどう使い、「d払い」ユーザー5千万人、「dポイント」会員数9500万人をどれだけ証券サービスに呼び込めるかが鍵になる。
マネックス&ドコモユーザーとしては今後の展開に期待。
マネックス証券のデメリットは投資信託の取扱数がSBI証券より少ない。
クレカ積立ならマネックス証券
クレカ積み立てならマネックス証券も検討。
また新規上場銘柄のIPO投資の抽選は完全無作為なので、取引実績や過去の申込回数等関係ない分、初心者にも参加しやすい仕組み。
マネックス証券を見る※クレカ積立にはマネックス証券口座とマネックスカードが必要です。
>>【マネックスカード】審査落ちしてから6ヶ月経ったので再度申込してみた
3位楽天証券
楽天証券の強みは何と言っても楽天経済圏。ポイントが貯まりやすい。
楽天市場や楽天カード利用者にはおすすめ。
私のつみたてNISA口座は楽天証券にあるので、そのまま新NISA口座が自動的に開設されています。
楽天証券のデメリットは、楽天ポイントを利用してない人にはあまり魅力がない。
4位松井証券
松井証券は1918年創業の老舗証券会社。
初心者でも投資を学びやすいツール類が充実していて、サポート体制に定評がある。
松井証券最大のメリットは、2023年11月1日(水)(予定)より新しく始まる「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」でしょう。
※詳しくはこちらの記事を。
>>【松井証券】最大1%貯まる投信残高ポイントサービス11月から開始
※銀行サービスも開始されました。
>>【松井証券】銀行サービス「MATSUI Bank」金利が0.2%
松井証券のデメリットは、外国株の銘柄数が少なめ。
米国株や中国株投資を検討している人は、SBI証券やマネックス証券がおすすめ。
5位auカブコム証券
auカブコム証券株式会社は、三菱UFJフィナンシャル・グループのインターネット専業の証券会社。
私は口座を持ってないので詳細不明。
au系のサービスを使っている方におすすめ。
NISA口座は一つしか選べないので、au経済圏を利用していない人はメリットなし。
主要ネット証券NISA売買手数料比較
マネックス | SBI証券 | 楽天証券 | auカブコム証券 | 松井証券 | |
現行NISA口座での 保有分の売却手数料 | 無料! | 一部手数料あり | 不明 | 一部手数料あり | 不明 |
---|---|---|---|---|---|
日本株 (現物取引) | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | |
日本株 (単元未満株取引) | 無料 | 無料 (スプレッド あり) | 無料 | 無料 (買付不可・ 売却のみ) | |
米国株 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | |
中国株 | ETFのみ無料 (株式は有料) | ETFのみ無料 (株式は有料) | 取扱なし | 取扱なし | |
投資信託 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
ザックリ言えばどこもそう大きな違いはない(笑)
ネット証券会社のトップはSBI証券なので、特にこだわりがなければおすすめ。
投資信託保有残高に応じたポイント還元サービス比較
証券会社名 | ポイント還元率 | 貯まるポイント |
SBI証券 | 最大0.25% | ・Tポイント・dポイント・Vポイント ・Pontaポイント・JALマイル |
楽天証券 | なし | なし |
松井証券 | 最大1% (2023年11月1日~) | 松井証券ポイント |
マネックス証券 | 最大0.08% | マネックスポイント |
auカブコム証券 | 最大0.24% | Pontaポイント |
今回のリニューアルで松井証券が断トツの結果になりました。
楽天証券、マネックス証券から松井証券へ投資信託を移管させる選択肢も十分検討の余地があります。
初心者のメイン口座もしくはサブ口座にぜひ。
インターネットでお得に取引!松井証券証券口座数比較
参考までに各証券会社口座数をご紹介。
1位のSBI証券と2位の楽天証券が口座数を競っています。
証券口座の開設や維持費は無料なので、リスク分散の意味で複数口座持ちをおすすめ。
新NISAおすすめ5選まとめ
NISA制度を利用すると、株式や投資信託などの運用利益が一定額まで非課税になります。
有利な条件で投資運用ができるので、既に投資をしている方はもちろん、これから資産形成や将来への備えを検討する方もぜひ活用しましょう。
NISA口座の獲得にむけてSBI証券の手数料無料化はいわば既定路線だったが、まさかの楽天証券が追随。
フタを開けてみれば大手証券会社5社が手数料無料化で横並びになるという、大方の予想を裏切った展開に(笑)
各社生き残りをかけ、当面の利益を度外視して真っ向勝負。
マネックス証券がNTTドコモの子会社となり、今後も業界再編が起こる可能性大。
2023年6月末時点の個人金融資産は前年同期比4.6%増の2115兆円。
全体の半分以上を占める「現金・預金」は、1.7%増加して1107兆円。
この分が投資に振り分けられれば、日本は勢いを取り戻し新たな展開も。
日本は今後もインフレが進み、貯蓄だけではジリ貧になる可能性が高い。
NISA口座を持ってない人は今から口座開設しましょう。
銀行を選ぶメリットは何もありません。
ひとまずネット証券に口座を開設し、100円からでも積み立てを始めましょう。
習うより慣れろ。
そうすればあの時NISAを始めて良かったと思う日がいつか必ず来るはず。
求めよさらば与えられん。
・SBI証券 ・マネックス証券 ・松井証券を見る
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