更新日:2024/07/31
早いもので今年も後半戦。
2024年1月から始まった新NISAのリターンはどうでしょうか。
そもそも投資信託の積み立ては長期投資が前提なので、半年ぐらいの期間で評価することはあまり意味が無いかも知れません。
長期投資がどれくらいの期間を指すのかは明確な定義がありません。
私自身は10年単位と考えており、NISAでクレカ積み立てを開始した人は、相場の上げ下げは気にせず、積み立てを続行すべきでしょう。
では、「オルカン」や「S&P 500」の積み立てを開始した後の資産運用はどうすればよいでしょうか。
そんな人の為に、積み立て投資次の一手を考えてみました。
何かの参考になれば幸いです。
クレカ積み立ての次は何をしたら良いの?
自分のライフプランを考えよう!
新NISA次の投資先は?
新NISAで人気のある投資先は「オルカン(オールカントリー)」、「S&P 500」。
中にはそれ以外の投資信託を検討してみたい人もいるかもしれません。
そこで今回は選択肢を2つご紹介します。
ナスダック100
「ナスダック100」とはNASDAQ市場に上場している銘柄の中から金融銘柄を除いた時価総額上位100銘柄で構成されている株価指数です。
ナスダック100のファンドに投資するメリットとしては、
・アメリカ中心のハイテク企業100社に投資できること
・世界を代表する“マグニフィセント7”と呼ばれる大型7銘柄を含むこと
・今後高成長しそうなハイテク株にもまとめて投資できること
などが挙げられます。
■時価総額上位10銘柄
1 | アップル |
---|---|
2 | マイクロソフト |
3 | アマゾン・ドットコム |
4 | アルファベット |
5 | フェイスブック |
6 | テスラ |
---|---|
7 | エヌビディア |
8 | アドビ |
9 | ペイパル |
10 | ネットフリックス |
また過去10 年でみるとNASDAQ100指数は、売上高成長率・利益成長率・配当成長率のすべてにおいて、S&P500指数よりも高い成長性を出しているというデータもあります。
「NASDAQ100」はより高いリターンを目指したい人にはおすすめ。
但し、より高いリターンを目指せば、リスクもそれだけ高まります。
具体的には「楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド 」(楽天・NASDAQ-100)で、運用管理費用は0.198%です。
ほかに低コストなものは「ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックスファンド」が0.2035%です。
証券会社によって取り扱っている投資信託は異なりますので、興味ある方はチェックしてみてください。
インドのNifty50
「Nifty50」は、インドの代表的な株価指数でインドの主要企業50社の株価動向を反映しています。
Nifty50を構成する銘柄リストは6ヶ月ごと(3月・9月)に更新されます。
今の世界経済がアメリカを中心に動いているのは周知の事実で、だからこそ「NASDAQ100」が期待できる理由ですが、将来どうなるかは予測不能です。
アメリカ以外に地域分散させる意味で、またこれから人工が増え、消費市場の拡大が期待される「インド」に投資することも選択肢の一つとして考えられます。
具体的な投資ファンドとしては「楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド」で、管理費用は0.308%です。
ほかには「auAM Nifty50インド株ファンド」で、管理費用0.297%
販売している証券会社は、・auカブコム証券株式会社・株式会社SBI証券・松井証券株式会社・マネックス証券株式会社・楽天証券株式会社。
クレカ積み立ての次に考えること
投資のスタートはNISAを利用したクレカ積み立てで、「オルカン」もしくは「「S&P 500」を選択するのが最適解でしょう。
次のステップは、どこにいくら投資するか「ポートフォリオ」を考えることです。
>>【ポートフォリオ】って何?誰でもできるポートフォリオの作り方
例えば10円投資して20円になったとしても誰も喜ばないでしょう。
10万円を投資して10%の利益1万円を得たとしても微妙かも知れません(笑)
千円や1万円だと面倒くさいと思って行動しない人が大部分でしょう。
では4%の運用利回りで、投資元本が増えるとどうでしょうか。
仮に1億円投資して4%の運用利回りだと年400万円の収入になります。
年400万円の収入があればそこそこ暮らせるはず。
投資がうまくいけば、元本1億円を取り崩すことなくずっと生活できることになります。
これがFIREの考え方です。
※興味がある人はこちらの記事も。
積み立て投資次の一手まとめ
「新NISA積み立て投資次の一手」を紹介しました。
NISAを利用してクレカ積み立て投資を始めたら、次に考える事は、どこにいくら投資するかです。
金融商品の組み合わせのことをポートフォリオ(Portfolio)と言います。
ポートフォリオを組むためには、自分の運用目的や運用期間を考える必要があり、そのためには自分のライフプランを考えないといけない。
ライフプランについてイメージがわかない人は、金融庁のライフプランシミュレーターを一度試してみてはいかがでしょうか。
投資初心者の方もそうでない人も、今後の人生において投資は必要不可欠。
ぜひ自分で情報を集め、自分で判断し、自分で行動を起こして悔いの無い人生を。
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