更新日:2025/01/04
2025年がスタートし、今年こそは投資を始めたいと思っている人も多いと思います。
またNISAを始めたけど、果たして今の方法で良いのか迷っている人もいるかも知れません。
そこで今回は、投資初心者のための「迷わない投資法インデックス投資」をご紹介します。
100人いれば100通りの投資法がありますが、「習うより慣れろ」。
まずは投資の第一歩を踏み出しましょう。
投資を始める3ステップ
お金の運用について必要な3つのステップは以下の通り。
生活防衛資金
生活費の3~6カ月分を銀行の普通預金に貯金します。
残りを「運用資金」として、投資に回します。
1)独身一人暮らしの場合は、まず生活費の3か月分を用意します。
2)夫婦二人暮らしの場合は、生活費の3~6か月分を貯金します。
3)子どものいる家族の場合は、生活費の6か月分~1年分を目安にしましょう。
生活防衛資金が貯まらない人は、投資はもう少し待った方が良いです。
投資の前に、固定費を見直し出費を減らすよう努力しましょう。
どこに投資する?
■世界のGDPと世界株式の推移
運用資金は全額「全世界株式インデックスファンド」に投資します。
全世界株式インデックスファンドもいくつかありますが、おすすめとしては
・eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)通称「オルカン」
・SBI・全世界株式インデックスファンド
・楽天・全世界株式インデックス・ファンド
※よく分からない人はこちらの記事を参考に。
余裕資金ができたら?
ボーナスが出たり、副業等で運用資金に回せるお金が増えたら「全世界株式インデックスファンド」に追加投資しましょう。
NISAやiDeCoといった制度を利用できる人は使いましょう。
注意点
クレジットカードのリボルビング払いやキャッシング、ローンなどの借金をしないこと。
これらは金利が高いので(例えば年率15%)、利用しないこと。
もしあなたが今利用しているなら、親から借金してでも直ちに返済しましょう。
目指すべきリターンは?
株式投資の期待リターンは、おおむね「年率5%」ぐらいを想定しましょう。
日本の税制では、利益に対して20.315%の税金が掛かるので、実質は「年率4%」くらい。
年4%のリターンだと、1億円投資すれば年400万円。
5千万円投資すれば、年200万円になります。
年金はいくら貰える?
老後にもらえる年金は、主に「老齢基礎年金(国民年金)」「老齢厚生年金(厚生年金)」の2つです。
国民年金保険料の納付は義務です。
滞納を続けると、最終的には財産差し押さえとなります。
滞納者だけでなく、連帯納付義務者(滞納者の世帯主や配偶者)の財産差し押さえも実施されます。
老齢基礎年金の満額は、「816,000円」(令和6年度)月額68,000円
厚生年金(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額)は、月額230,483円
※「ねんきんネット」によるご自身の年金記録の確認
運用はどこの金融機関が良い?
運用に使う金融機関は大手のネット証券がおすすめ。
取り扱い商品が豊富で手数料が安いことが最大のポイント。
私が利用している証券会社の中でおすすめは次の3つです。
・SBI証券・楽天証券
・マネックス証券銀行や対面証券会社を使う場合は、窓口でのセールストークはすべて無視しましょう。
何事も自己責任。
自分で判断しましょう。
大暴落した時は?
相場が大暴落した時は、どうしたら良いでしょうか。
金融市場は、長期でみれば何かしら大暴落が起こります。
市場に暴落はつきもので、数年に1度のタイミングで発生します。
そんな時は、何もしないことです。
パニックにならずに、そのまま放置しましょう。
精神的資金的に余裕があれば「買い向かう」ことです。
迷わない投資法まとめ
投資初心者向けに迷わない投資法をご紹介しました。
インデックスファンドに投資するのが一番簡単な投資法でいろいろ迷う必要もありません。
投資に限らず、未来のことは誰にも分かりません。
未来は、自分自身の選択の結果です。
お金の心配をせず自由に生きていくために、今行動しましょう。
※投資の勉強をするならまず本を一冊読みましょう。
コメント