更新日:2024/02/22
2024年2月22日の東京株式市場、日経平均株価は、バブル期の1989年12月29日につけた終値としての史上最高値を更新して3万9098円68銭まで上昇しました。
歴史的な1日となりましたね。
シティグループ証券は、日経平均株価の2024年の高値予想を従来の3万9000円から4万5000円に引き上げ。
かつて「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われた日本がもう一度頑張ろうと思える契機となってくれれば。
さらなる日経平均株価の上昇に期待しましょう。
日経平均株価30年チャート
チャートを見ると直近で一気に挙げたことがよく分かります。
日本企業の時価総額ランキング上位10社
順位 | 平成元年12月29日 | 令和6年2月22日 | 時価総額(円) |
---|---|---|---|
1 | NTT (22兆9320億円) | トヨタ7203(プライム) 57兆4450億円 | 57,445,070,846,660 |
2 | 日本興業銀行 (15兆23億円) | 三菱UFJ8306(プライム) 18兆3831億円 | 18,383,189,270,800 |
3 | 住友銀行 (10兆5500億円) | 東エレク8035(プライム) 17兆2523億円 | 17,252,325,373,140 |
4 | 富士銀行 (9兆9884億円) | キーエンス6861(プライム) | 16,915,094,422,200 |
5 | 第一勧業銀行 (9兆2141億円) | ソニーG6758(プライム) | 16,786,996,442,590 |
6 | 三菱銀行 (9兆2141億円) | NTT9432(プライム) | 16,353,387,141,840 |
7 | 東京電力 (8兆1277億円) | ファストリ9983(プライム) | 13,769,421,285,360 |
8 | 三和銀行 (7兆8938億円) | 三菱商8058(プライム) | 13,581,808,997,250 |
9 | トヨタ自動車 (7兆7086億円) | SBG9984(プライム) | 12,935,958,024,000 |
10 | 野村證券 (6兆7357億円) | 信越化4063(プライム) | 12,628,673,345,385 |
銀行を中心に日本企業が世界を席巻したバブル経済期と比べると、今の上位10社には幅広い業種が入り、トヨタ自動車が圧倒的首位ですね。
日経平均株価急上昇の理由
日経平均株価がここまで上昇したポイントをいくつか挙げてみます。
アメリカの株高
まず、アメリカの株高の影響です。
ニューヨーク市場では堅調なアメリカ経済や企業業績を背景にダウ平均株価が史上最高値を更新し続けています。
日本企業の好調な業績
発表された企業の決算では、円安に加えて商品の価格転嫁が進んだことなどで幅広い業種で業績を伸ばす企業が相次ぎました。
円安で日本株に割安感あり中国からの資金シフト
海外の投資家が景気が減速する中国から円安で割安となった日本株に資金を移しているという見方が有力です。
日本株運用成績は?
参考までに私の日本株のみの運用実績は、
2018/08/31 〜 2024/02/21までの期間で、年換算+13.18%
日経平均株価が史上最高値をつければ全ての株が上がったように思う人もいるかも知れませんが、私の持ち株をみると、1/6ぐらいの銘柄は含み損を抱えています^^;
もし日本株に興味がある人はぜひこの人をフォローしてください。
100億円投資家テスタさん
2005+91万
— テスタ (@tesuta001) February 17, 2024
2006+651万
2007+1790万
2008+2266万
2009+1264万
2010+2024万
2011+7418万
2012+5513万
2013+5億518万
2014+1億1324万
2015+1億7529万
2016+2億6304万
2017+8億3316万
2018+7億1504万
2019+10億1881万
2020+2億5059万
2021+11億7253万
2022+11億5027万…
今後のポイント
日経平均株価は、バブル期の1989年12月29日につけた終値としての史上最高値を更新しました。
私自身はこういう日が来るとは正直思っていなかったし、日本の個人投資家はオルカンやS&P500を買っているので、それだけ海外の機関投資家による大口マネーが日本に流入していると言う事でしょう。
日経平均株価がバブル絶頂期の水準を超えたことで、日本経済がバブル崩壊後、失われた30年と呼ばれた低迷期を本格的に脱することができるかが焦点となります。
具体的には、企業がその利益を“賃上げ”で還元し、日本経済の好調を持続できるかが鍵となります。
今後投資する人と何もしない人の差がますます広がることは明らか。
何かを始めるのに遅すぎるという事はありません。
投資したことのない人は、ぜひ「NISA」ご検討ください。
求めよさらば与えられん。
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