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【博多祇園山笠2023】おっしょい7月9日全流お汐井(しおい)取り

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お汐井取り
お汐井取り

更新日:2023/07/10

お汐井取り」は毎年7月1日と9日の2回行われ、

1日は各流の当番町や役付きのお汐井取り、9日は全員参加でのお汐井取りが行われます。

コースは両日とも同じです。

2023年7月9日、福岡は雨が降っていて見に行くのは止めようと思っていたところ

直前に雨が止んだので、せめてiPhoneだけでも写真を撮ろうと「箱崎浜」へ出かけた。

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お汐井取り(おしおいとり)

「お汐井取り」は箱崎宮参道の先の海岸で行なわれる清めの神事で、

博多祇園山笠の安全を祈願する。

水法被に締め込み姿の舁き手たちが集まる最初の行事で

弓張提灯(笹竹に提灯をつけたもの)を先頭に「お汐井道」と呼ばれる行程を小走りに駆け

箱崎浜まで赴く。

今年の一番山笠・土居流が「石堂橋」を午後5時半に渡り、その後、各流が順に石堂橋を渡って、

午後5時55分頃から箱崎浜に到着。

箱崎浜まで赴いた一行は沖に向かって柏手を打ち、一礼して海に入り

波打ち際のお汐井(身を清める砂)を「お汐井枡」や「てぼ」(竹かご)にすくい取る。

箱崎浜

当日の箱崎浜、満潮のため砂浜はみえず。

本来は海岸で砂をとるのでしょうが、満潮のためか?

事前に砂が準備されています。

この時に取った「お汐井」は「清め」の意味があり、

博多では普段から様々な場面で清めの塩と同じように使用されます。

この日は雨が降ったこともあり、湿気と熱気でむんむん。

各流れ毎に休憩。

途中夕日も。

櫛田神社に向け待機中。

復路スタート。

筥崎宮で祭りの安全を祈願した後、次は走って櫛田神社へ参拝に行く。

この頃になると陽が落ちて提灯に明かりが灯り、また良い雰囲気。

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おっしょい

博多祇園山笠の掛け声である「おっしょい」については、

お汐井取りのときに「お汐井(おしおい)、お汐井(おしおい)」と言っていた掛け声が訛ったという説があるが、真偽不明。

走るスピードが早くなると、かけ声は縮めて「オイサ!」「オイサ!」となる。

博多祇園山笠の舁き山の掛け声「オッショイ」は、
環境庁認定『残したい「日本の音風景百選」』に選ばれている。

お汐井取りまとめ

筥崎宮
筥崎宮(はこざきぐう)

ここ最近どこの地域もそうかも知れませんが、大雨が降ったかと思えば薄日が射したり、

不安定な天気が続いています。

いつもは箱崎浜でしか撮影したことがないので、

今回筥崎宮まで歩き、お汐井取りのまた違った一面を発見しました。

いよいよ今日(10日)から山笠が動きます。

クライマックスの追い山笠までぜひお楽しみください。

この記事を書いた人 文貴(fumitaka)


・ブロガー:2021年9月ブログ開設

・趣味:旅行(国内・海外)、食べ歩き、写真撮影
 


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