![佐護ツシマヤマネコ米](https://fumitakablog.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_0581-1024x768.jpg)
更新日:2024/06/19
旅行に行ったら、気になるのはお土産。
自分用にも欲しいし、家族や職場、ご近所さんにも必要になりますね。
今回は「対馬土産」を定番の物からレアものまでいろいろと紹介します。
まずこの記事を読んでお土産をどうするか検討してみてくださいね。
事前に読んでおけば、対馬でお土産を選ぶ時に迷わなくて済みます。
一番大事なことは、お土産どうするか迷った時は必ず買うこと。
後から後悔しなくて済みますから。
買わなくて後悔するぐらいなら買って後悔しましょう。
ぜひ対馬旅行を楽しんで、お土産いっぱい買いましょう。
お土産もらって嬉しくない人はいませんから。
![観光客](https://fumitakablog.com/wp-content/uploads/2022/02/sozai_image_1905142_-1-150x150.png)
対馬のお土産は何が良いかしら?
![管理人](https://fumitakablog.com/wp-content/uploads/2021/09/f_f_object_83_s512_f_object_83_2bg.png)
いろいろ紹介するから、お土産忘れずに買ってね。
対馬定番お土産
対馬の銘菓「かすまき」
![かすまき](https://fumitakablog.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_2190-1024x768.jpg)
対馬のおみやげと言えばこれです。
対馬土産の定番です。
「かすまき」とはカステラ生地で餡を巻いた対馬を代表するお菓子。
江戸時代に参勤交代の役務を終え対馬に戻った藩主の長旅の疲れを癒すために考案された、と伝えられています。
当時の日本ではまだ珍しかったカステラ生地の皮と贅沢品であった餡をふんだんに使った菓子で、縁起物の伝統的な和菓子。
朝鮮交易で栄えた対馬藩の栄華を偲ばせる一品です。
明治以降庶民の口にも入るようになり、島のお菓子としても親しまれ、冠婚葬祭の引き出物や対馬のお土産品としても支持されています。
![](https://fumitakablog.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
※対馬ミニ知識
かすまき賞味期限
![小まき](https://fumitakablog.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_1919-1024x768.jpg)
かすまきは、生菓子です。
賞味期限は、おおよそ3日間ぐらい。個別包装で製造日から20日間。
かすまきのサイズ
![かすまき](https://fumitakablog.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_1921-1024x768.jpg)
「かすまき(加寿萬喜)」は、長さ10㎝・厚さ4㎝程度が通常サイズ。
最近は王道のフルサイズのかすまき以外に食べやすくした小ぶりのサイズもあります。
黒餡、白餡が基本ですがいろいろ種類がありますね。
観光情報館ふれあい処つしまや対馬空港売店、厳原港ターミナルビル売店でも買えます。
かすまきの製造直売店
![かすまき3本入](https://fumitakablog.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_2267-1024x768.jpg)
かすまきを製造直売しているお店は、全島で9店舗。
もしチャンスがあるなら地元の菓子舗でフルサイズのものがおすすめ。
全然味が違いますし、それぞれのお店で個性があります。
自分で買って食べるもしくは家庭用のお土産なら、対馬空港近くの「スーパーサイキ美津島店生産者直売所」でも販売されています。
村瀬製菓のかすまきが3本入って583円。
百乃屋(旧 根津菓子舗) (豊玉町)
昭和31年4月に初代が対馬豊玉町仁位にて創業。
対馬の伝統的な和菓子の「かすまき」の販売をスタートさせたお店です。
代が変わってお店の名前も変わったようです。
「小まき」は、対馬伝統の銘菓かすまきの長さを約1/3にして、小袋で丁寧に包装、常温で20日間の保存が可能となりました。
住所:長崎県対馬市豊玉町仁位1323
電話番号:0920-58-0020
営業時間:9:00~19:00
店休日:不定休
駐車場:
ホームページ:菓匠 百乃屋|対馬のかすまき専門和菓子店
渡辺菓子舗(厳原町)
厳原税務署の隣り。
明治35年創業の「渡辺菓子舗」のかすまきは、地元の人もイチオシです。
私もココで買いました。
かすまきは美味しくてお勧めなんですが、欠点はかさばることです。
いっぱい買うと結構な重さになります。
数が多いときは、宅配で送るか、事前に通販で買っておきましょう(笑)
住所:対馬市厳原町桟原53
電話番号:0920-52-0571
営業時間:7:00~19:00
店休日:日曜日
駐車場:有り
江崎泰平堂(厳原町)
住所:厳原町今屋敷742
電話番号:0920-52-0315
十万石本舗あさづま(厳原町)
住所:厳原町田渕1019
電話番号:0920-52-0514
山田松月堂(美津島町)
住所:美津島町鷄知甲494
電話番号:0920-54-2038
村瀬製菓(豊玉町)
住所:豊玉町小綱238
電話番号:0920-58-0836
春田菓子店(上県町)
住所:上県町鹿見16
電話番号:0920-85-0852
海老名菓子店(上県町)
住所:上県町佐護北里773
電話番号:0920-84-5171
山八製菓(上対馬町)
住所:上対馬町比田勝797
電話番号:0920-86-2341
対馬ではかすまき食べたことのない人はいないぐらいメジャーな和菓子です。
食べたことがない人がもし居たら、その人は多分島外から新しく転勤してきた人でしょう。
江戸時代だったら対馬藩主しか食べられなかった伝統ある「かすまき」をぜひ一度ご賞味あれ!
対馬原木椎茸、乾しいたけ
![](https://fumitakablog.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_1915-1024x768.jpg)
椎茸は英語で「shiitake mushroom」。
日本語がそのまま通じるほど高く評価されています。
対馬は地理的、気候的環境から原生林が多く残っていて、シイタケの栽培が盛んです。
長崎県内のシイタケは99%が対馬市で生産されています。
私たちが普段食べている椎茸には栽培方法が2種類あります。
「原木椎茸」と「菌床椎茸」。
菌床椎茸は、90日ほどで椎茸が出来上がります。
スーパーでよくみかける「生椎茸」はほとんどがこちらの栽培方法です。
では原木椎茸(げんぼくしいたけ)は…
こちらは手間暇かかります。
まず椎茸をの元となる菌種を植える木(ほだ木)を伐採して、およそ2年かかるそうです。
![](https://fumitakablog.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
天白どんこ
どんなものでもランクが有って椎茸の場合は、
最高級品として扱われているのが「天白どんこ(てんぱくどんこ)」です。
生産量も全生産量の 0.1~1% ぐらいと言われ大変貴重なものです。
気温が低い時期に長時間かけて成長したもので、傘の肉が厚く、全体が丸い。
コリコリ食感が楽しめ「森のアワビ」と表現されます。
贈答品ならこれでしょう。
香信(こうしん)・・・厚みがそれほどなく、かさが8~9分程開いた平たいもの。
軽いし、風味抜群、肉厚で煮物など料理に使えるので重宝します。
椎茸を使った料理にハズレなし。
お土産として自分用にも良いですよ。
大吟醸「白嶽(しらたけ)」 焼酎「対馬やまねこ」
![](https://fumitakablog.com/wp-content/uploads/2023/11/image-159.png)
・対馬の霊峰から名付けられた大吟醸「白嶽」
酒米は、福岡県産山田錦を100%使用。精米歩合38%。アルコール度数は15度。
華やかな香りとやや甘めだがすっきりとした後口が特徴。
令和5年「全国新酒鑑評会」で3年連続金賞を受賞。
・焼酎「対馬やまねこ」は、麦焼酎8に対して米焼酎2をブレンドした珍しい麦米焼酎
クセがなく飲みやすい。
対馬のお酒は上記2つが有名です。
対馬唯一の造り酒屋『河内酒造』の代表的銘柄で、島内の飲食店だったら多分どこのお店でも飲めると思います。
旅行から帰って、あの味をもう一度!
お土産にもどうぞ。
対州そば(たいしゅうそば)
平地が少なく水田稲作に不利な対馬では、古くからソバが栽培されてきました。
対州そばは、縄文時代後期に中国南部から対馬に渡った蕎麦で、かつ離島という地理的条件ゆえ他の品種と交配する可能性が低く、最も原種に近いと言われています。
![](https://fumitakablog.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
●対馬で食べるならこちらの記事を参考にどうぞ。
>>【対馬ご当地グルメ厳選6選】対馬で食べておきたい郷土料理名物料理
対馬名物「とんちゃん」
![とんちゃん](https://fumitakablog.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_2231-1024x768.jpg)
もともと、戦後に対馬在住の韓国人によって伝えられたもので、日本人向けに食べやすくアレンジされたそう。
上対馬を中心によく食べられていますし、味つけ豚肉はスーパーでも販売されています。
秘伝のタレに豚肩ロースを漬け込んだ、いわば対馬のソウルフード。
焼くだけでもOK。バーベキューなどにもおすすめ。
西のとろあなご
対馬近海は対馬海流がもたらす豊かな漁場で、美味しい海の幸の宝庫です!
ほとんど知られていませんが、特にアナゴは日本最大の産地です。
中でも対馬西沖で獲れる穴子は、肉厚で脂ののりが良く高級品として知られています。
対馬で食べ損ねた時は自宅でもぜひ味わってみてください。
対馬土産レアもの
なかなか手にはいりにくい対馬のお土産です。
気になる人はぜひ。
日本ミツバチの蜂蜜「和蜜」
対馬は国内で唯一ニホンミツバチだけが生息する島。
対馬では、山の斜面に「蜂洞(はちどう)」(丸太材をくり抜いた巣箱)を見かける事があります。
日本に古来から生息する「日本ミツバチ」が集めた蜂蜜(はちみつ)、それを「和蜜(わみつ)」と言います。
一般的に市場に出回っているハチミツの大部分(9割以上)は、外国産。
残りの国産品でもほとんどは西洋ミツバチが一種類の花から、短期間で効率良く集めた蜂蜜です。
それに対して日本ミツバチは、四季折々の様々な花から一年をかけて蜂蜜を採取します。
しかも日本ミツバチから採蜜するのは年1度、秋頃だけ。
対馬の蜂蜜はいわば対馬の山の一年分の草木の蜜が熟成された、風味豊かな蜂蜜です。
収量が少なく安定しない為、一般市場にはほとんど出回りません。
値段は高めですが、もし見かけたら買って損はないです。
非常に貴重!対馬でぜひ味わって欲しい逸品です。
※あまり販売されていないのでふるさと納税をご利用ください。
![](https://fumitakablog.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
若田石硯(わかたいしすずり)
![対馬空港売店 若田硯](https://fumitakablog.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_0578-1024x768.jpg)
若田石硯は、紫式部が源氏物語を執筆する際に愛用したと伝えられていて、知る人ぞ知る名品です。
・対馬市厳原町佐須川上流で採取される水成岩を用いる。
・発墨・留墨ともに優れた石質で、漆黒の自然美が特徴。
・長崎県伝統工芸品。
対馬空港売店でも買えます。
対馬グランドホテルの売店にもありましたよ。
気になる人はふるさと納税でも手に入れることが出来ます。
ぜひチェックしてみてください。
対馬土産どこで買う?
お土産はどこで買っても良いし、無理に買う必要も無いですが、不慣れな土地で効率よく買いたい人には次の場所がおすすめ。
観光情報館 ふれあい処つしま特産品の間
![](https://fumitakablog.com/wp-content/uploads/2022/06/image-11.jpg)
対馬の観光案内所&道の駅&情報発信基地等対馬観光の拠点となる場所です。
厳原港から徒歩9分。
スーパーサイキ美津島店生産者直売所「ふれあい市場」
![スーパーサイキ](https://fumitakablog.com/wp-content/uploads/2022/07/IMG_2232-1024x768.jpg)
![対馬地どり](https://fumitakablog.com/wp-content/uploads/2022/12/IMG_3225-768x1024.jpg)
![真イカ](https://fumitakablog.com/wp-content/uploads/2022/12/IMG_3224-1024x768.jpg)
対馬には残念ながら「道の駅」はありません。
その代わりになりそうなのが、対馬空港近くスーパーサイキ美津島店内の一角にある生産者直売所です。
入り口から入って右奧になります。
野菜・果物や米などの農作物はもちろん、丸魚や貝類などの海産物、漬物・魚の干物類や餅・クッキー・パン・弁当・惣菜などいろいろあります。
地産地消コーナーの魚売り場もあります。
かすまき、平和のとんちゃん、いりやきと対馬名物も揃っています。
対馬空港売店
![対馬空港売店](https://fumitakablog.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_1918-1024x768.jpg)
![かすまき](https://fumitakablog.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_0579-1024x768.jpg)
![対馬紅茶](https://fumitakablog.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_0580-1024x768.jpg)
![ハギロール](https://fumitakablog.com/wp-content/uploads/2022/01/IMG_0582-1024x768.jpg)
対馬空港売店では、たいていのお土産は販売されています。
対馬の米どころ佐護地区の減農薬栽培「佐護ツシマヤマネコ米」とかもあります。
旅行の最後にここでまとめて買うのもありですね。
対馬空港にレストランはありませんが、軽食コーナーはあります。
対馬空港売店
住所:長崎県対馬市美津島町鶏知乙440
電話番号:0920-54-4606
営業時間:08:10~19:35
店休日:無休
駐車場:有り
ホームページ:対馬やまねこ空港WebShop
厳原港ターミナルビル売店
![](https://fumitakablog.com/wp-content/uploads/2022/06/image-11-2.jpg)
![](https://fumitakablog.com/wp-content/uploads/2022/06/image-11-1-1024x683.jpg)
船内で食べられるよう、弁当・パンなども販売しています。
住所:長崎県対馬市厳原町東里341-42
電話番号:0920-52-0793
営業時間:06:00~16:00
店休日:無休
駐車場:有り
ホームページ:
※博多港からの夜行フェリーはこちらの記事を参考にどうぞ。
>>【対馬 夜行フェリー】博多港から対馬厳原港へ九州郵船フェリー乗船記
対馬お土産まとめ
![対馬のお土産](https://fumitakablog.com/wp-content/uploads/2022/06/IMG_1913-1024x768.jpg)
今回は対馬のお土産を紹介しました。
対馬のお土産で迷った時は人気の「かすまき」をおすすめします。
デメリットはちょっと重い^^;
ツシマヤマネコグッズ、対馬ひのきや対馬真珠のクラフト品なんかもあります。
お土産は買おうかどうしようか迷うときがありますよね。
結論は「迷ったらその場で買え!」です。
お土産は迷ったら買い!
特に海外旅行に行った時、荷物になるから最後空港で買おうと思っていたら、空港には買いたいと思ったお土産が置いてなかったりします(T^T)
買わなくて後悔するより買って後悔しましょう(笑)
その点対馬空港は一通りお土産が揃っているので安心です。
ぜひ旅のよい思い出となるよう、対馬のお土産を探してみてくださいね。
・ブロガー:2021年9月ブログ開設
・趣味:旅行、食べ歩き、写真撮影
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