【地下鉄七隈線延伸】博多駅見学会・延伸区間試乗会行ってきた

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博多駅乗り換え
七隈線、空港線博多駅乗り換え

更新日:2023/03/08

2023年3月5日(日)福岡市地下鉄は「地下鉄七隈線延伸博多駅見学会・延伸区間試乗会」を開催。

3,000人の募集に対して9,000名以上の応募があったようで、私は運良く当選(^^)

新しく建設された博多駅舎内の見学や延伸区間(博多駅→天神南駅)を試乗してきました。

当日午前中博多駅に向かう電車は、けっこう混んでいて、家族連れ多し。

「日曜日だし何か子ども向けのイベントがあるのかな」と思っていたら、

何と目的は地下鉄の試乗会だった(笑)

せっかく参加したので、見学会の雰囲気だけでも感じて頂ければと思い記事をまとめました。

地下鉄七隈線が博多駅まで延伸され、七隈線沿線の人はもちろん、

観光客等多くの人にとって使い勝手が良くなりますね。

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地下鉄七隈線延伸 博多駅見学会・延伸区間試乗会

地下1階見学会入り口
地下1階見学会入り口(博多口側)

博多駅見学会・延伸区間試乗会実施日時

令和5年3月5日(日)

09:00~16:30

博多駅見学会・延伸区間試乗会の内容

新駅舎(七隈線博多駅)を見学

切符売り場
駅務室から改札口を見る

駅舎は出来たばっかりで当然ピッカピカ。

普段入る機会のない駅務室や券売機室(切符売り場の裏側)を見学。

地下4階コンコースで地下鉄公式グッズ等の販売会もあり、

イチョウ色の「はやかけん」(1,000円)を購入。

空港線ホームと連絡
①地下鉄空港線博多駅ホームと連絡します
動く歩道
④連絡通路 動く歩道(約55m)福岡市地下鉄初
案内表示
案内表示
地下鉄空港線、七隈線乗り換えイメージ(空港線⇒七隈線)

博多駅での、地下鉄空港線との乗り換えはホームからホームで約150m、

JR線との乗り換えは改札口~改札口で約180mです。

七隈線と空港線の乗り換えは、途中「動く歩道」(約55m)が設置され、

改札口を出ずに3分ほどで乗り換えができます。

大型の案内表示がお洒落で、一瞬宇宙船の船内かと思うような近未来的なデザイン(笑)

見学に来ていた子ども達にも好評でしたよ。

七隈線延伸区間(博多→櫛田神社前→天神南)を試乗

3000A系車両
3000A系車両
3000A系車両運転席
3000A系車両運転席

地下5階ホームにはすでに展示用の車両が待機しています。

七隈線の天神南~博多延伸に合わせて、令和3年度に製造された最新型3000A系車両。

最大幅:2490mm、最大高:3145mm、最高速度 70km/h。

福岡市地下鉄では初となる車内防犯カメラを設置。

実際に乗る試乗列車の運転席も見学できました。

試乗列車は、4番ホームから出発し、博多駅 ⇒ 天神南駅までわずか3分。

あっと言う間に着いて、天神南駅で下車・解散。

試乗会なので料金はかかりませんでした。

※3⽉27⽇以降は210円です。

地下鉄七隈線と空港線の違い

七隈線を利用した人は分かると思いますが、七隈線と空港線は違いがあります。

すぐ分かるのは、車両のサイズが違う。

空港線はJRと直通運転していますので、JRと同じサイズの電車ですが、

七隈線はちょっと小さめのサイズです。

七隈線の車両は、

・Osaka metro長堀鶴見緑地線
・都営地下鉄大江戸線(1991年12月開業)
・Osaka Metro今里筋線
・横浜市営地下鉄 グリーンライン「横浜市高速鉄道4号線」
・仙台市地下鉄東西線(2015年12月開業)

などで採用された架線集電方式・鉄輪式・リニアモーター駆動方式です。

2005年に福岡市地下鉄七隈線が開業。

現在日本にあるリニア地下鉄はすべて1435mm軌間。

日本の鉄道の線路幅は、JR在来線や多くの私鉄が1067mm、

新幹線と、JR在来線のうち一部区間のほか、一部の私鉄が1435mm。

リニアモーターカーというと、JR東海が建設中のリニア中央新幹線や2005年に開催された「愛・地球博」の会場アクセス路線として建設された「愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)」などを思い浮かべる人もいるかも知れません。

鉄輪式リニアモーターシステムは、超高速鉄道に使われる磁気浮上式ではなく、

今までどおり鉄の車輪で車体を支え、リニアモーターで発生させた駆動力で走行するシステム。

通常の電車と鉄輪式リニアメトロ車体の大きさの違い

最大のメリットはトンネル断面を小さくして、建設費を安くすることが出来ます。

通常の地下鉄のトンネルが径約7mなのに対し、リニアメトロのトンネルは径約5m。

リニアメトロのトンネルが小さくて済むのは、車両が小さいから。

またリニアモーターを採用することで、急カーブや急勾配の走行が可能となります。

車輪とレールの摩擦によらない駆動方式なので、走行抵抗が少なく、

6〜8%の急勾配もラクラク走行可能。

デメリットは、規格が違うため私鉄やJRとの相互直通運転ができないこと。

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福岡市営地下鉄七隈線延伸のデータ

2005年(平成17年)2月に福岡市の西南部と天神を結ぶ路線として開業した、

福岡市地下鉄七隈線(橋本駅~天神南駅)。

延伸工事は、2016年に起きたJR博多駅前の陥没事故で約2年遅れたが、

工事開始から9年をかけて完了。

営業事業者福岡市交通局
整備事業者福岡市
路線名七隈線
区間・駅天神南~博多
距離1.4km(営業キロ1.6km)
種別第一種鉄道事業
種類鉄輪式リニアモーターカー
軌間1,435mm
電化方式直流1,500V架空電車線方式
単線・複線複線
開業予定時期2022年度(2023年3月)

地下鉄七隈線延伸博多駅見学会・延伸区間試乗会まとめ

2023年3月5日福岡市地下鉄の『地下鉄七隈線延伸 博多駅見学会・延伸区間試乗会』に参加しました。

参加者3,000人のうち、おそらく半分以上は家族連れ。

新しく建設された博多駅舎内の見学や延伸区間(博多駅→天神南駅)を試乗してあっと言う間に終了。

延伸区間の事業費は587億円。

天神南~博多間の短縮効果はマイナス14分、延伸区間の利用者は1日8万2000人と見込まれています。

「櫛田神社前駅」も新設され、「キャナルシティ博多」へのアクセスも良くなります。

福岡市地下鉄がますます便利になることは間違いありません。

七隈線延伸開業は、いよいよ3月27日。

地下鉄に限りませんが新しい路線はなんだかワクワクしますね。

この記事を書いた人 文貴(fumitaka)


・ブロガー:2021年9月ブログ開設

・趣味:旅行(国内・海外)、食べ歩き、写真撮影

・投資家:日本株投資歴39年
     つみたてNISA、iDeCoにてインデックス積立中

・フリーランス:2021年早期退職し、サイドFIREへ


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