
更新日:2026/06/01
2025年5月30日(土)午前8時、飛鳥Ⅲは函館港に寄港した。
この日、函館港で下船することを決め、最後の寄港地観光ツアーへと向かう。
「エムスガーデン」で軽く夕食を済ませ、いよいよ船旅の終わりを告げる下船の時が近づいていた。
函館港で下船を選んだ理由
提示された代替案は、「5月31日(日)に八戸で下船する」か「6月4日(木)の神戸港まで乗船する」かの二択だった。
しかし、八戸で下船した場合、無料送迎バスの最速便は 「JR八戸駅」着13時15分頃。
そこから移動を開始すると、新幹線にしろ、青森空港、仙台空港をを利用するにしろ、福岡に到着するのはどうしても夜遅くなってしまう。
それなら6月3日まではお休みなので、どこかで1泊して翌日に移動した方が合理的。
一方、函館は函館駅から函館空港までシャトルバスで約20分と近く、空港から羽田経由で福岡へ向かう動線が圧倒的にスムーズだった。
この移動条件の差を踏まえ、筆者は函館で下船し、1泊してから帰福するのが最も負担が少なく、現実的な選択と判断した。
離断確認書
郵船クルーズに函館下船の旨を伝え、「離断確認書」に署名して提出した。
その際、途中下船に伴う取り扱いを確認したところ、八戸下船の場合と同様に「未利用となる3日分のツアー代金は返還される」との説明を受けた。
ただし、こうした場面では後になって「言った・言わない」の水掛け論になりかねない。
そのため、後日のトラブル防止として担当者のサインをもらった。
朝食


飛鳥Ⅲで迎える最後の朝食。
いつものように「洋朝食」と「トースト」を注文した。
そしてトーストにはジャムだけでなく、今回のクルーズで3回目となるバター付。
最後の朝に、ちょっとした“当たり”を引いたような気分になった。
函館寄港地観光ツアー
| ツアー名 | 函館市内らくらく半日観光(午前) |
| 日付 | 2026/05/30 |
| 旅行代金 (お一人様) | 税込7,000円 |
| 募集予定人数 | 35名 |
| 見学場所 | 函館山 五稜郭タワー |

飛鳥Ⅲの前には、青函連絡船最後の日まで運航していた摩周丸が保存されている。
バスに乗り込み、車窓から「元町地区」を眺めながら、函館山展望台へ向かった。
函館山展望台




函館市と近郊を一望できる展望台。
両側を海に囲まれた独特の地形が演出する眺望が素晴らしい。
左手に函館湾、右手に津軽海峡が広がる。
もちろん飛鳥Ⅲも函館港若松ふ頭岸壁に停泊中。
目と鼻の先には函館駅が見え、街と港の近さを実感する。
いつも風が強いみたいで、頂上は肌寒いぐらい。

電波塔がロケットのように見えてしまう(笑)
※詳しくはこちらの記事もぜひ。
五稜郭タワー


| ■ 一般料金 | |||
|---|---|---|---|
| 大人(18歳以上) | 高校生・中学生 | 小学生 | |
| 新料金 | 1,200円 | 900円 | 600円 |
五稜郭公園に隣接して建ち、展望フロアから五稜郭跡の星形を俯瞰できるタワー。
展望2階の高さは地上90メートル。
五稜郭や箱館戦争の歴史を語る展示物もあって、勉強になる。
昼食


函館市内の半日観光を終えた後は、飛鳥Ⅲに戻って昼食。
本日のセットメニューは「海鮮丼」。
デザートは「メロンのブランマンジュ」。
スタッフからのメッセージ
昼食から部屋へ戻ると、清掃を担当してくれているスタッフから、たどたどしい日本語で書かれた手紙が残されていた。
短い言葉ながらも心のこもった内容で、日本籍の船でありながら、国際色豊かな船上ならではの交流を感じさせる一幕だった。
どう返事をしようか迷ったが、英語で返事を書くことにした。
こういう場面ではAIが役立ち、言葉の壁を越えて気持ちを伝える助けとなった。
清掃(ハウスキーピング)

飛鳥Ⅲバルコニークラスの清掃は、午前中に1回です。
整えられた空間には凜とした空気が漂い、飛鳥Ⅲの清掃スタッフ(多くはフィリピン人スタッフ)のレベルの高さを実感する。
単なる整理整頓にとどまらず、居心地の良さまで演出するその仕事ぶりに、船旅の質の高さが感じられた。
夕食(エムスガーデン)



飛鳥Ⅲ最後の食事は、軽く食べようと11デッキ「エムスガーデン」へ。
黒毛和牛トマホークステーキはなかったので、代わりに羊のグリルを頂いた。
下船

忘れ物がないか部屋を確認し、19日間過ごした9デッキ飛鳥バルコニーの客室を後にした。
5デッキにある「レセプション」に立ち寄り、部屋付けとなっていた寄港地観光ツアー等の料金を精算する。
事前にクレジットカードは登録してあるため、領収書を受け取るだけで手続きは完了。
本来は回収されるはずの乗船カードを記念に受け取り、いよいよ飛鳥Ⅲを下船。
函館港からその雄姿を最後に見送り、初めてのクルーズ旅は幕を閉じた。







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