更新日:2024/01/09
あけましておめでとうございます。
1月8日、十日恵比須(えびす)神社(福岡市博多区東公園7)の「正月大祭」が始まります。
福の神と称される「えびす様」と「だいこく様」を祭神とする十日恵比須神社。
「正月大祭」は、毎年1月8日の「初えびす」、9日の「宵えびす」、10日の「本えびす」、11日の「残りえびす」の4日間行い、商売繁盛、家内安全、漁業繁栄、縁結びなどを願う参拝者でにぎわいます。
今年は4年ぶりに9日と10日が夜通し開催となり、約100万人の参拝者を見込んでいます。
神社周辺には約300店の露店が出店。
ぜひ今年一年間の商売繁昌、家内安全、交通安全、漁業繁栄などをお祈りしましょう。
正月大祭はいつから
1月8日~11日。
4年ぶりの通常開催。
十日恵比須神社「正月大祭」
十日恵比須神社のはじまり
十日恵比須神社は福岡市博多区吉塚の東公園内にある恵比須神社。
約400年以上前に博多の竹内家が香椎宮、筥崎宮への参詣の帰途に浜辺で恵比須像二体を拾い社を建てたのが始まりとされており、祭神は「えびす様」こと事代主大神と「だいこく様」こと大国主大神を祭っています。
毎年1月8日から11日までの「十日恵比須神社正月大祭」は大賑わいとなります。
毎年、商売繁昌、家運隆昌を願う参拝者が押し寄せ、その数毎年100万人。
参道沿いには露店も約300店が出店します。
空くじなしの縁起物が当たる福引が名物で、境内には「大当たり~!」と縁起の良い声が響きます。
また、1月9日の15時頃には博多芸妓の「徒歩(かち)詣り」が行われます。
御祭神
事代主大神(ことしろぬしのおおかみ) 恵比須(えびす)さま
大國主大神(おおくにぬしのおおかみ) 大國(だいこく)さま
正月大祭期間
令和6年1月8日~1月11日(木)
8日 初えびす、9日 宵えびす、10日 正大祭、11日 残りえびす
場所
十日恵比須神社(福岡市博多区東公園7-1)
境内マップ
交通アクセス
・JR鹿児島本線「吉塚駅」(徒歩約5分)
・福岡市営地下鉄「千代県庁口駅」(徒歩約5分)
※神社境内に駐車場はありません。最寄りのパーキングをご利用ください。
十日恵比須正月大祭の見どころ
福笹(開運御座・福引でもれなく授与)
十日恵比須詣りの行き帰りに多くの参拝者が手にする「福笹」。
笹には汚れたものを浄化する力があり、青々と繁り絶やすことなく、折れることなく真直に伸び成長してゆく様から、家運隆昌、商売繁昌に通じる縁起が願われています。
飾る場所としては方角等はそれほど気にする必要はありませんが、粗末にならない場所に飾ると良いとされています。
福引(初穂料 3,000円から/1回)
福笹と共に渡される授与品は、縁起の良いものばかりを揃え、必ず福が授かるようになっております。
最終日には、準備していた授与品が早々になくなってしまうので、早めの運試しをお勧めします。
開運御座(かいうんおざ)(初穂料 8,000円から/お1人)
開運御座(かいうんおざ)とは新春の縁起を祝う儀式です。
拝殿にてお祓いを受け、御祈願が執り行われます。
その後、お座席にてお茶菓子等を差し上げ、次いで直会膳(なおらひぜん)をご用意します。
そして、古来からの名物の福引が行われます。
最後に御参席の皆様方の御幸運と御一家の繁栄を祈り、えびす手一本の打入れを行い、福笹を手にして御座が滞りなく終了します。
1. 受付に御申込の上、白丁(はくちょう)を着用します。
2. 拝殿にてお祓いを受け、神恩感謝の念を捧げます。
3. 1年中の開運、商売繁昌、家内安全、無病息災の御加護を仰ぐ御祈願が執り行われます。
4 .開運殿大広間の神前、お座席に着き、係り世話人の新年の挨拶に始まり白木の折敷(おしき)にお茶菓子、お抹茶を差上げます。
5. 直会膳(なおらひぜん)で縁起を祝う蛤吸物に一口ナス、折敷には御神饌、昆布するめ、御神酒飴等が授与される神人同食の神事を行います。
6. 神社古来からの名物である縁起物の福引が声高々に行われ、お座敷は一同和やかな雰囲気につつまれて、にこにことえびす顔。
7 .最後に御参席の皆様方の御幸運と御一家の繁栄を祈り威勢良くえびす手一本の打入れが行われ、福笹を手にして御座が滞りなく終了です。
大祭期間中共通の行事
祭典
1月8日 | 8:30 〜 9:30 |
---|---|
1月9日 | 8:30 〜 9:00 |
1月10日 | 8:30 〜 9:00 |
1月11日 | 8:30 〜 9:00 |
年中祈願
1月8日 | 10:00 〜 23:00 |
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1月9日 | 9:00 〜 24:00 |
1月10日 | 9:00 〜 24:00 |
1月11日 | 9:00 〜 21:00 |
お守り授与所
1月8日 | 10:00 〜 23:00 |
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1月9日 | 9:00 〜 翌6:00 |
1月10日 | 6:00 〜 翌6:00 |
1月11日 | 6:00 〜 23:00 |
縁起物授与所
1月8日 | 10:00 〜 23:00 |
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1月9日 | 9:00 〜 翌6:00 |
1月10日 | 6:00 〜 翌6:00 |
1月11日 | 6:00 〜 23:00 |
1月8日(月・祝) ~初えびす~
福引(初穂料 3,000円/1回)
午前 10時~午後11時
その年の運を試すのが福引き。福引きを引くと、世話人の「大当たりー!」の声が境内に響きます。福笹と共に渡される授与品は、張子の福起こし、福寄せ、干支、金蔵、そろばん等、縁起の良いものばかりを揃え、必ず皆様に福が当たるようになっております。
年中祈願祭(初穂料3,000円)
午前 10時~午後11時
正月大祭のとき御祈願される方に、お名前を墨書した祈願章を発行し、申込書を本殿に納めて1年間毎朝祈願致します。
十日えびすの踊 藤間円彩社中
奉納時間1回⽬:午前11時頃 2回⽬:午後2時頃
詩吟 扇翠流吟道扇翠会 境内マップ番号④
奉納時間午後1時頃、開運殿にて奉納されます。
初春寿川柳大会
正午より午後3時まで、2階⼤広間にて開催
・祭典 午前8時30分~午前9時30分頃まで
・お守り授与所 午前10時~午後11時
1月9日(火) ~宵えびす~
年中祈願祭(初穂料 3,000円)
午前9時より翌午前0時まで
福引(初穂料 3,000円/1回)
午前9時より翌午前2時まで
開運御座(初穂料 8,000円から/1人)
午前10時より翌午前0時まで(開運殿)
開運御座とは、一年のはじめに十日恵比須の大神様へ神恩感謝の念を捧げ、開運・商売繁昌・家内安全・無病息災の御加護を仰ぐ神事です。
民踊(博多民踊協会)
奉納時間 午前11時30分頃神社到着予定
博多芸妓徒歩(かち)詣り(博多券番・博多那能津会)
奉納時間 午後3時頃神社到着予定
博多は昔から那の津と呼ばれ、商業貿易の町として栄えてきました。
博多券番のきれいどころ(芸妓)総勢で島田のビンに稲穂のカンザシ、紋付正装、裾ひき姿でかち詣りの「のぼり」を先頭に、博多那能津会の三味、笛、太鼓で十日えびすの唄をはやしながら東公園入口より行列、徒歩にて神社に参拝し、今年一年の開運、商売繁昌の祈願をされます。
・祭典午前8時30分~午前9時頃まで
・お守り授与所 午前9時~翌朝6時
1月10日(水) ~正大祭~
年中祈願祭(初穂料 3,000円)
午前9時より翌午前0時まで
福引(初穂料 3,000円/1回)
午前9時より翌午前1時まで
開運御座(初穂料 8,000円から/1人)
午前10時より翌午前0時まで(開運殿)
・祭典 午前8時30分~午前9時頃まで
・お守り授与所午前 6時~翌朝6時
※開運御座と福引は、参加者多数の場合早く終了することがあります。
1月11日(木) ~残りえびす~
年中祈願祭(初穂料 3,000円)
午前9時より午後9時まで
福引(初穂料 3,000円/1回)
午前9時より授与品がなくなり次第終了
・祭典 午前8時30分~午前9時頃まで
・お守り授与所 午前6時~午後11時
十日恵比須神社「正月大祭」まとめ
1月8日~10日に行われる十日恵比須神社「正月大祭」を紹介しました。
正月大祭(十日恵比須大祭)は、新年の商売繁盛や家内安全を祈願する福博の風物詩。
令和6年は能登半島大地震、羽田空港衝突事故、北九州大火災と痛ましい災害が続いています。
十日恵比須神社の正月大祭で“福”をいただき、新しい年のスタートを。
県外の方もぜひご来福ください。
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